バンライフを自作ハイエースで1年間、実践したYaiYu(@yusukeyaida)です。
現在、コロナ禍や車中泊ブームもあって「バンライフ(Vanlife)」という家を持たず車で生活するライフスタイルが急速に広まりつつあります。
実際、私は2019年から2020年にかけて「完全バンライフ」、つまり家を引き払って車に移住した実践者であります。
そんな年間のほとんどを車中泊で過ごした私が、車中泊におすすめの炊飯器「5選」をご紹介!
その中の1つはバンライフを終えた今でも、お米を炊く際に使用している最高の炊飯器になります。
車中泊におすすめの炊飯器「5選」
早速、5選をお届けしていきますが、選ぶ前提となった条件を先にお伝えしておきます。
- ガスコンロで炊くのではなく電気で炊飯可能
- 車中泊だけでなくキャンプや防災グッズ、日常でも使用可能
- 車のシガーソケットで炊ける観点だけでなく、実際の経験も考慮
車内でガスコンロを使用するのは、火災などの観点から推奨はしたくないので(実際にはガスコンロは便利)、電気でご飯が炊けるものを選びました。
直流炊飯器 タケルくん DC12V専用 JPN-JR001
1つ目は車中泊の際に車でご飯を炊くならこれ!と言われている超有名な「直流炊飯器 タケルくん DC12V専用 JPN-JR001」です。
- 最大炊飯量 1.5合
- セット内容が充実している
- コンパクトで軽量
- おいしくご飯が炊ける
- 炊飯時間25分+蒸らし10分(環境による)
- シガーソケット電源
炊ける合とセット内容
タケル君は紹介する炊飯器の中でもっとも少ない最大「1.5合」までの炊飯となります。
ただ、セット内容はとても充実しています。
- タケルくん本体
- 電源コード
- 計量カップ
- しゃもじ(小)
- 取り扱う説明書
ここまで揃っているということは、別途購入する必要がありません。
しゃもじまで付属しているのはお客目線ですね〜
サイズと重量
直流炊飯器 タケルくんは、コンパクトで軽いことも人気の理由。
商品名 | 大きさ | 重量 |
---|---|---|
タケルくん | L 140 mm D 160 mm H 155 mm | 594g |
なんと重量が500mlのペットボトルと同じぐらい!!
おいしくご飯が炊ける
そして中でもタケルくんが人気な最大の理由が「おいしくご飯が炊ける」という点。
密閉釜と内部保温構造により「ふっくら」と炊き上がる仕組み。
しかも省エネで、炊飯時間が驚きの「約25分」。
ポータブルバッテリーなどで炊く場合は、消費電力が100Wで約30分なので、「約55Wh」の電力省電になります。
アイドリングなどを利用して炊飯するのはお勧めできません。
車のシガーソケットでタケルくんを使う場合は、「走っている間」に炊くことで環境にも配慮し、バッテリー上がりを気にしなくてすみますよ!
タケルくんの注意点とまとめ
- 環境や使うポータブルバッテリーによっては炊く時間が変化する
- 分配器や延長コードを経由すると電力が足りない可能性がある
- 走行中炊飯は急ブレーキ厳禁で出来るだけ水平に置くようにする
シガーソケットで炊飯するといえばタケルくんと言われるほどパイオニア的な存在です!!
メルテック 炊飯器(2合炊き) DC12V Meltec LS-11
次は 「メルテック炊飯器(2合炊き) DC12V Meltec LS-11」の紹介です。
- 最大炊飯量 2.0合
- セット内容が充実している
- 小さく軽い
- おいしくご飯が炊ける
- 炊飯時間50分+蒸らし10分(環境による)
- シガーソケット電源
炊ける合とセット内容
まずメルテック炊飯器の最大炊飯量は「2合」になります。
上記のタケルくんは「1.5合」なので、足りない場合はメルテック炊飯器を選びましょう!!
そしてメルテック炊飯器はセット内容がもっとも揃っているのが特徴です!
- 本体
- 電源コード
- 計量カップ
- しゃもじ(小)
- ストッパー替え
- パッキン3種
- 取扱説明書
部品の替えまで付属しているのはいいですね!!
サイズと重量
さらに、メルテック炊飯器も小さくて軽いのがいい感じ。
商品名 | 大きさ | 重量 |
---|---|---|
メルテック炊飯器 | L 175 mm D 185 mm H 185 mm | 835g |
2合炊ける分、タケル君よりも大きいぐらいの差しかありません。
美味しく炊けるコツ
メルテック炊飯器でおいしくご飯を炊くには「コツ」があります。
- 無洗米の場合は炊く前に「30分」ほど水に浸しておく
- 「約50分」の炊飯のあと「10分」の蒸らす時間が必要
ポータブルバッテリーで炊くことになりますが、消費電力が100W~110Wで約50分なので、「約100Wh」の電力省電になります。
メルテック炊飯器の注意点とまとめ
- メルテックは60年以上続く国内カー用品メーカー
- 使うポータブルバッテリーによっては炊く時間が変化
- バッテリー上がりにならないよう走行中の炊飯を
- おいしく食べるまでに1時間半ほどかかってしまう
タケル君と甲乙付け難いので、2合炊きたい方はこちら。
YUYU 多機能 車用炊飯器12v/24v兼用
次は「YUYU 多機能 車用炊飯器12v/24v兼用」のご紹介です。
- 最大炊飯量「2.0合」
- 見た目がおしゃれ
- おいしくご飯が炊ける
- 炊飯時間50分+蒸らし10分(環境による)
- 予約機能あり
- 12 / 24V 両方使える
- シガーソケット電源
炊ける合とセット内容
YUYU車用炊飯器の最大炊飯量「2.0合」になり、メルテック炊飯器と同じ。
ただし、セット内容は他モデルとほど充実はしていないので注意が必要です。
- 本体
- 電源コード
- 取扱説明書
しゃもじや計量カップは別途必要です!!
サイズと重量
YUYU車用炊飯器は上記の2商品よりも大きさは少し大きく、重くなります。
商品名 | 大きさ | 重量 |
---|---|---|
YUYU | L 224 mm D 228 mm H 226 mm | 1.6kg |
しかしながら、重いのは釜がしっかりしているからなので、上記の2つよりご飯を美味しく炊くことができます。
YUYU車載炊飯器の消費電力は「約150W」、炊飯時間は約50分なので、「約140Wh」の電力消費になります。
YUYU車用炊飯器の最大の特徴は「12V車」「24V車」のどちらでも対応可能なところ。
YUYU車用炊飯器の注意点とまとめ
- 使うポータブルバッテリーによっては炊く時間が変化します
- 12V車と24V車では炊き上がる時間が変わります
- 車のエンジンを切っている時は炊飯は不可(バッテリー上がりの為)
- おいしく食べるまでに1時間ほどかかる
トラックなどを24V車の方であれば、YUYU車用炊飯器が間違いなくおすすめです!!
バルミューダ ザ・ゴハン 3合炊き
ここまではシガーソケットで炊飯するタイプの炊飯器でした。
上記の3つの中から選べば間違いないので、そのほかのOEM商品などを気軽に購入しない方がいいかなっと思います。
さて、ここから趣旨が変わります。
2020年あたりからポータブル電源の大幅な性能アップにより、車中泊の環境が大きく変わってきました。
現在では、シガーソケットで炊飯する必要はなく、ポータブル電源にコンセントをさして普通に車の中で家のように炊飯することの方がおすすめです。
となると、自宅にある炊飯器とポータブル電源で、車でもキャンプ場でも災害時でもお米を炊くことは可能なのです!
つまり4つ目のおすすめ車中泊用炊飯器は「自宅の炊飯器+ポータブル電源」。
そこで、あえておすすめする炊飯器は「バルミューダ ザ・ゴハン」です。
もはやどんな炊飯器でも車で炊くことができるのであれば、車中泊の際に重要視されるのは小型でデザインのいいもの。
家で使用してもキャンプ先でもおしゃれさで目立っちゃいますね!!
TSBBQライトステンレスダッチオーブン 8インチ
最後にご紹介するのは、実際にバンライフしているときも、現在、家でもご飯を炊く際に使用しているものになります。
それが、「TSBBライトステンレスダッチオーブン 8インチ」になります。
TSBBQとはスタイリッシュなバーベキュースタイルを提案するアウトドア用品のブランドです。
日本有数の金属加工技術を持つ「燕三条」の技で製造されており、TSBBQは、燕三条の頭文字「TS」と「BBQ」を合体させたブランド名なんです。
ステンレスダッチオーブンとは、その名の通り「ステンレス」でできたお鍋です。
本来「鉄」でできているのが普通なので、わざわざステンレスと名称し差別化しています。
ではステンレスにすることで、何が違うのか?
特徴を1つずつ解説していきます。
- 軽くて錆びにくい
- IHに対応
軽くて錆びにくい
TSBBQステンレスダッチオーブンは、「世界初」となる、ステンレスと「アルミ」の三層鋼で製造されています。
これにより、従来の鉄のダッチオーブンよりも「30%」軽いのが特徴。
さらに、熱が伝わりやすいアルミが中央に挟まれているので、ステンレスだけでできたダッチオーブンよりも全体に熱が広がりやすく、より美味しく早く料理が可能になりました。
IHに対応
従来の鉄のダッチオーブンは、炭火やガスコンロは対応していましたが、「IH」には対応していませんでした。
TSBBQステンレスダッチオーブンは、「100V / 200VのIH」に対応。
さらに、
- ガスコンロ
- ハロゲンヒーター
- シーズヒーター
- 電気プレート
- オーブン
など、古い賃貸などによくある電気プレートまでも使用可能です。
つまりは車中泊の際にご飯を炊く際は、ポータブル電源とIHクッキングヒーターで可能!
もちろんIHクッキングヒーターがない場合でもガスコンロがあれば炊くことができるのでご心配なく!!
キャンプの時であれば、薪や炭で炊くこともできますよ!(火加減調整、難しいですが・・・)
もしIHを動かすポータブル電源が必要なら、パワーが1000W以上必要なので、大型のポータブル電源が必要になってきます!
完成するまでの所要時間は蒸らし混みでも「約20分」と、恐ろしく早く炊くことができます。
正直、ご飯が一瞬で美味しく炊けすぎるので、我が家には炊飯器がなく、毎回TSBBQでご飯を炊くほどの愛用さ。
一生、このダッチオーブンでご飯を炊いて食べると思います!
車中泊におすすめの炊飯器「5選」
車中泊やキャンプは「防災」の観点からも優れていると評価されてきています。
もし家が停電になっても、車載炊飯器やポータブル電源があれば難なく停電を乗り切ることができるでしょう!
車中泊旅やバンライフを始める際に、防災グッズとして一式揃えるのはいかがでしょうか?
以上、車中泊におすすめの炊飯器「5選」!車内でおいしくご飯が炊け、キャンプや災害時などにも活躍します!の記事でした。
出力が1000W以上あるポータブル電源は、下記の容量が1000Wh以上ものもであれば比較的多く販売されています!
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