オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、2,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台あると安心です。
そんな中、業界大手ブランド「Jackery」の「2000 Plus 」が2023年に販売され、驚くほどの高性能だったので、マジで驚きました。
さらに「Jackery Battery Pack 2000 Plus」によって、容量を何倍にも増やすことが可能ということで、セット購入がおすすめ。
上記2製品とソーラーパネルがセットになったパッケージを「Jackery Solar Generator 2000 Plus」と呼び、この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuがレビューしていきます。
セットで購入するのではなく、Jackery 2000 Plusのみを購入予定の方はこちらの記事をご覧ください!
Jackery Solar Generator 2000 Plusとは?
Jackeryとは?
「Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。
読み方は「ジャクリ」になります。
ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。
環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
現在は、定番の「Jackeryシリーズ」が5製品。
性能が大幅に進化した「Jackery Proシリーズ」が4製品。
そして最新シリーズの容量を拡張できる「Jackery Plusシリーズ」。
ソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」が5製品。
さらに、最近はポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Solar Generatorシリーズ」に力を入れています。
Solar Generatorシリーズは、かなりのラインナップがありますので、専用ページにてご確認ください。(リンクはこちら)
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。
またシリーズで統一された「オレンジ」と「ブラック」のデザインが、アウトドア先でも目立つので、「あっ、あの人もJackery!」と見つけると嬉しくなります。
そしてかなり素晴らしいのが、業界で初めて「使い終わったポータブル電源のリサイクルサービス」を開始。
Jackeryが選ばれるのは、やはり理由があるんです!
Jackery Solar Generator 2000 Plusのメリット・デメリット
中でも今回、ご紹介するJackery Solar Generator 2000 Plusは、Jackeryの中で、もっとも高性能なポータブル電源のセット。
そのJackery Solar Generator 2000 Plusのメリットとデメリットを先にまとめました。
本記事では、そんなJackery Solar Generator 2000 Plusを徹底レビューで解説していきます。
Jackery Solar Generator 2000 Plusレビュー
ここからJackery Solar Generator 2000 Plusを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- アプリ
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
Jackery Solar Generator 2000 Plusは、重ねて置くことで収納スペースを減らせる便利構造。
背面には、2台を接続するためのケーブルの差し込み口などが、隠されている。(後で解説)
両側面は、排熱溝と持ち手があるだけのシンプル構造。
Jackery 2000 Plusは、大きな凹凸部分があり、本体の汚れや衝撃から守ってくれ、
Jackery Battery Pack 2000 Plusは、重ねても傷つけない丸い凹凸に。
2台とも持ち手は同じデザインで、かなり大きく、指がぜんぶ入るほど奥深くなっていて
しっかりと持ち上げることが可能です。
Jackery 2000 Plusのみ、本体まんなかにある持ち手部分を、
上に引っ張り上げることで、
大きなタイヤが装着されていることにより、
まるでスーツケースのように、持ち運ぶことが可能になります。
Jackery 2000 Plusのサイズは「47.3 x 35.9 x 37.3cm」と、電気の容量が多いだけにビックサイズ!
重量は「約27.8kg」と、こちらも決して軽いわけではありません。
実は、圧倒的高性能で、この軽量さは、業界比較であり得ない軽さ。
一方、Jackery Battery Pack 2000 Plusのサイズは、「47 x 33.1 x 23.1cm」と、Jackery 2000 Plusと高さだけ14cmほど低いデザイン。
重量も「約10.2kg」と、Jackery 2000 Plusより8kgほど軽い。
底面や持ち手の構造上、必ず下がJackery 2000 Plus、上がJackery Battery Pack 2000 Plusとなる。
この状態であっても、スーツケースのように持ち運ぶことは可能で、
なかなかのサイズとウエイトならが、持ち運びはラクラク🎵
Jackery 2000 Plusのみに装備されているディスプレイは、「INPUT」「OUTPUT」「電池残量(%)」が大きく表記され、シンプルで見やすい。
一方、Jackery Battery Pack 2000 Plusのディスプレイは、「電池残量のみ」の表記でちょっと面白い。
ここで、Jackery Solar Generator 2000 Plusのビジュアルや機能面をまとめます。
- スーツケースタイプのポータブル電源
- サイズは業界比較で「標準サイズ」
- ウエイトは業界比較で「最軽量クラス」
- LEDライトの装備は「なし」
タイヤが装備されているのにも関わらず、業界で最軽量クラスなのは、企業努力の賜物!!
電池性能
次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきます。
Jackery 2000 PlusとJackery Battery Pack 2000 Plusは、共に同じ電池が採用されているので、性能はすべて同じ。
- 電気容量:2042Wh/45.6Ah/44.8V
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
- 充放電サイクル:4000回以上(残存70%)
- パススルー機能:あり
- 波形:純正弦波
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 動作温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
電化製品の使用時間と使用回数
2042Whの容量が2台あわさることで、「4084Wh」という、すごい容量になり、下記のように電化製品を長時間使用可能。
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
2台とも、「長寿命電池」なので、おすすめしかないです!!
付属品
Jackery Solar Generator 2000 Plusの付属品は揃っているので、初めてポータブル電源を購入される方にもおすすめです。
- 車載用充電シガーアダプ夕一
- AC充電ケーブル
- 収納ポーチ
- トランスジャック(DC7909→DC8020) x 2
- バッテリーパック接続ケーブル
- 取扱説明書
- 保証案内書
地味に嬉しいのが、付属品を入れておける「収納ポーチ」、
それにより2個の「トランスジャック」も無くさずに収納できます(後で解説)。
中でも重要な付属品が「バッテリーパック接続ケーブル」。
2つの電源をこのケーブルで接続するためには、Jackery 2000 Plusの「A」と書かれたプラグに、
ケーブルの「A」側を差し込み、
Jackery Battery Pack 2000 Plusの後面の「B」の方に、
ケーブルの「B」を差し込んでいきます。
差し込めば準備完了。
これで2台のポータブル電源が、1つになりました。
ただ、設置する際に、後ろ側にかなりのスペースが必要なことがここで判明しました。
防災グッズとして収納した場合に、壁を背にして置けた方が何かと便利なので、ちょっと邪魔かなというのが印象です。
アプリ
Jackery 2000 Plusは、Jackeryの公式アプリでスマホと「連携」することができます。
スマホでの「遠隔操作」「待機時間の変更」「充電速度の低速化」などの様々な機能を使うことができるので、必ず連携をオススメします!
Jackery Battery Pack 2000 Plusは、単独でアプリに接続できないまでも、Jackery 2000 Plusと接続することで、確認可能です。
レビューでは、アプリを実際に使用しながらお届けしていきます!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはJackery 2000 Plusに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:3000W
- 最大瞬間出力:6000W
- コンセント口数:5口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
なお、Jackery Battery Pack 2000 Plusに、コンセントやUSB、シガーソケットなどの出力機能は、一切搭載されていないので、ここからはJackery 2000 Plusの性能のレビューになります。
定格出力3000Wとは「3000Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「20W」しか消費されないので、「約92時間」ほど使うことが可能。
アウトドアや避難所で役にたつ携帯用ケトルも、「524W」なので余裕で使用可能。
もちろん1200Wのパワーを誇るケトルでも、
ドライヤーでも、3000Wまで遠く及びません。
では、上記3台を同時に使えばどうでしょうか?
そりゃ、問題なく動きますよね!
我が家には電動工具がないので実験不可ですが、3400Wまでの電動工具は使用可能と想定しています!
さらに、Jackery 2000 Plusには、「WJ-6330B」の三又コンセントを差し込むことができます。
WJ-6330Bの用途をAIに聞いてみたので回答を記載します。
WJ-6330Bの用途
WJ-6330Bは、大容量の電源供給が可能な三又コンセントです。AC 100V 3000W PURE SINE WAVEと記載されているため、純正弦波の交流電源を供給することができます。
WJ-6330Bの主な用途は、以下のとおりです。
- 大容量の家電製品や設備の電源供給
- キャンプやイベントなどの屋外での電源供給
- 災害時の非常用電源
WJ-6330Bは、一般的な家庭のコンセント(15A)の2倍の電流(30A)を供給することができます。そのため、大容量の家電製品や設備の電源供給に適しています。例えば、以下のような製品や設備に使用することができます。
- エアコン
- 給湯器
- 電動工具
- 発電機
また、キャンプやイベントなどの屋外での電源供給にも使用することができます。例えば、以下のような用途に使用することができます。
- 照明
- 音響機器
- 調理器具
さらに、災害時の非常用電源としても使用することができます。例えば、以下のような用途に使用することができます。
- 携帯電話やパソコンの充電
- 照明や換気扇の使用
- 冷蔵庫や電子レンジの使用
WJ-6330Bを使用する場合は、電源ケーブルやプラグが30Aに対応している必要があります。また、電源の容量を超えないように注意する必要があります。
WJ-6330Bは、幅広い用途で使用できる便利な製品です。必要な用途に合わせて、適切な製品を選ぶようにしましょう。
具体的な使用例としては、以下のような場合があります。
- キャンプで照明や音響機器を使用する場合
- イベントで照明や音響機器を使用する場合
- 災害時に携帯電話やパソコンを充電する場合
- 工場で電動工具を使用する場合
- 自宅でエアコンや給湯器を使用する場合
WJ-6330Bは、様々なシーンで活躍する製品です。ぜひ、ご活用ください。
三又コンセントを業務で使用する方には、Jackery 2000 Plus一択ですね!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
- USB-A(QC18W):2口(合計36W)
- USB-C(PD100W):2口(合計200W)
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
Jackery 2000 PlusのUSB性能は、高速USB-A「2口」と、高速USB-C「2口」なので、業界のトップ性能になります。
合計200Wまで充電可能なので、Androidスマホの高速充電も2台同時に充電可能です!(最高すぎる)
DC出力
Jackery 1000 PlusにDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):1口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
出力時の電力の流れ
Jackery 2000 Plusと、Jackery Battery Pack 2000 Plusが接続されている場合、電力はどのように使用されていくのか実験しました。
実験として、Jackery 2000 Plusを「25%」、Jackery Battery Pack 2000 Plusを「60%」から開始して、電力を使用していきます。
使用していくと、Jackery Battery Pack 2000 Plusの電力だけが使用されていき、
Jackery Battery Pack 2000 Plusの電気が減るにつれて、Jackery 2000 Plusからも電力が使用され始め、
最終的には、ほぼ同時に電力がなくなることがわかりました。
色々なパターンがあると思いますが、うまく2台が調整し、電力を消耗していくと想定しています。
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、Jackery 2000 Plusと、Jackery Battery Pack 2000 Plusを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
充電時の電力の流れ
では電気を充電する際には、2台接続した場合はどういった電気の流れになるか、結果だけをお伝えすると、
その時の%に応じて違いはあるかもしれませんが、
- Jackery 2000 Plus:充電量の「約3/5」の電力
- Jackery Battery Pack 2000 Plus:充電量の「約2/5」の電力
が充電される結果となりました。
色々なパターンがあると思いますが、うまく2台が調整し、充電していくと想定しています。
ACコンセント入力
Jackery 2000 Plusを家庭のコンセントに差し込んで充電する際には、付属のACケーブルを使用していきます。
接続は簡単で、Jackery 2000 Plusの背面にあるポート群に、
ケーブルを差し込み、反対を家庭用コンセントへ。
すると、「約1500W」で充電されることが分かりました。
実はこの速度だと、
- 80%まで「約70分」
- 100%まで「約2時間」
ので充電されると想定され、
Jackery Battery Pack 1000 Plusと合体しての充電の場合は、
- 80%まで「約140分」
- 100%まで「約4時間」
と、ちょうど倍の時間の充電時間となると想定しています。
これは業界最速タイの充電速度を誇り、ここまでほぼ全ての性能が、業界最高峰なのに驚いています。
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」充電は、ケーブルが付属しているので、すぐに使用可能です。
- 対応車:12V/24V
接続は、Jackery 2000 Plusの後面のポートにケーブルを差し込み、反対側を車のシガーソケットへ。
非走行時のハイエースだと「約93W」で充電されたので、
- Jackery 1000 Plusのみ:約25時間
- Jackery Battery Pack 1000 Plusと合体時:約50時間
でフル充電という結果です。
12V車も、24V車も対応しているので助かりますね!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
- 入力最大値:1400W
Jackery 2000 Plusは、入力の最大値が1400Wなので、
- Jackery Solarsaga 100W ソーラーパネル
- Jackery Solarsaga 200W ソーラーパネル
の、大型ソーラーパネルがおすすめになります。
1400Wまで入力可能なのも、業界トップなので、このポータブル電源、ちょっとヤバすぎる・・・
Jackeryのソーラーパネルは、単結晶が美しく、発電効率が業界でトップクラス。
2023年には、「Jackery Solarsaga 40」とめっちゃ小さいソーラーパネルも販売され、
公園でワーケーションして楽しんだりしていました。
ただ1点、注意点があり、Jackery 2000 Plusにはソーラーパネルと接続するケーブルは付属していません。
ただし、Jackeryのソーラーパネルには、Jackeryのポータブル電源を接続するケーブルが付属しているので、
トランスジャックなどを使用して、
ソーラーパネルと接続していきましょう!
つまりJackery以外のブランドのソーラーパネルと接続する際には、別途ケーブルが必要になるのでご注意を!
Jackeryのソーラーパネルの接続方法は、別記事にてレビューしておりますので、併せてご覧ください!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackeryのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
Jackery 2000 PlusやBattery Pack 1000 Plusには、過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証しました。
実験したところ、Jackery 2000 Plusのファンが回った場合の音の大きさは
- 最大出力時:測定不可能
- AC充電時:57前後
となりました。
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
まず、電化製品を使用した場合の音の大きさは測定不可という結果でした。
測定不可だった理由
電化製品を使用した場合、確かにファンが回るのですが、電化製品もまた音を放つため、電化製品の使用時には、いつも測定はしていません。
電化製品の電源を切ると、今までのポータブル電源は少しの間ファンが回り続けていたのですが、このJackery 2000 Plusは高性能すぎて、電化製品の使用を終えた瞬間からファンがすぐに弱まり、すぐに停止します。
なので最大のファン音の測定が事実上、難しい状況だったので測定不可となりました。
上記の充電時のファン音は、「高速充電」の時で、
充電時のファン音は「57db」だったのですが、これは高速で充電した場合のファン音。
スマホアプリによって、充電速度を遅くする代わりに、ファン音をさらに小さくする設定ができます。
この場合だと「53db」まで下がり、
1mも離れれば、40台のdbなので、かなり静かなファン音と言えるでしょう!
保証期間
近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。
Jackery Solar Generator 2000 Plusの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月+36ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
- 公式HP:24ヶ月+12ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
Jackeryは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。
「1年から2年間」保証期間が延びる公式HPで購入することをオススメします!
価格
Jackery Solar Generator 2000 Plusは、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
- Jackery 2000 Plus + Jackery Solarsaga 200:税込355,000円
- Jackery 2000 Plus + Jackery Battery Pack 2000 Plus:税込440,000円
個人的な意見ですが「コスパは準最強クラス」と考えています。
その理由に、
- 業界大手Jackery
- コンパクト
- とても軽量
- 長寿命電池
- 電池容量が拡張できる
- スマホアプリ対応
- 圧倒的パワー
- 充電速度が最高クラス
- USB性能が最高クラス
- ソーラー充電が1400W
- ファン音が静音
- 保証が5年
- リサイクルしてくれる
などなどメリットが、驚くほどあり、すべてが業界最高性能なのです!
忖度なく言うのですが、2000W以上のポータブル電源で、2023年No.1の性能になります。
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてJackery Solar Generator 2000 Plusが、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド(電気の自給自足)
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 業界トップクラスのコンパクトさと軽量さ
- ファン音が静かなので車中泊でも安心
- 長寿命電池なので気軽に使える
防災グッズや節電グッズ
- LEDライト完備
- 5年保証からとりあえず防災グッズとして持っておくのはGood!
- EPS機能がないので4に
オフグリッド(電気の自給自足)
- ソーラーパネルが1400Wなのはすごい
- 拡張バッテリーによって容量が増やせので電力の自給自足が可能
YaiYuの評価
待ってましたよJackeryさん。
今までのJackeryのポータブル電源は性能よりも「安定」や「信用」で売れてきたブランでした。
それがこのJackery Solar Generator 2000 Plusは、
- セット内容
- 性能
- 安全性
- 価格
など、2023年において、最強レベルのセットで間違い無いです。
正直、今、ポータブル電源をお探しの方であれば、Jackery Plusシリーズがもっともおすすめです。
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