オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、1,000Wh以下の容量のポータブル電源は、持ち運びやすく、アウトドアにも防災グッズにも1台は欲しい。
そんな中、業界大手ブランド「Jackery」の「240 New 」が2024年5月に販売され、コンパクトながら高性能でおすすめです。
この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくJackery 240 Newを徹底レビューしていきます。
Jackery 240 Newとは?
Jackeryとは?
「Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。
読み方は「ジャクリ」になります。
ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。
環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
現在は、定番の「Jackeryシリーズ」が5製品。
性能が大幅に進化した「Jackery Proシリーズ」が4製品。
そして最新シリーズの容量を拡張できる「Jackery Plusシリーズ」。
ソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」が5製品。
さらに、最近はポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Solar Generatorシリーズ」に力を入れています。
Solar Generatorシリーズは、かなりのラインナップがありますので、専用ページにてご確認ください。(リンクはこちら)
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。
またシリーズで統一された「オレンジ」と「ブラック」のデザインが、アウトドア先でも目立つので、「あっ、あの人もJackery!」と見つけると嬉しくなります。
そしてかなり素晴らしいのが、業界で初めて「使い終わったポータブル電源のリサイクルサービス」を開始。
Jackeryが選ばれるのは、やはり理由があるんです!
Jackery 240 Newのメリット・デメリット
中でも今回、ご紹介するJackery 240 Newは、ポータブル電源業界でもっとも販売数が多い伝説のポータブル電源Jackery 240の待望の後継機。
そんなJackery 240 Newをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
Jackery 240 Newレビュー
ここからJackery 240 Newを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- アプリ
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
Jackery 240 Newの前面は、ほぼすべての機能が集結している使いやすいポータブル電源。
なので後面は、シンプルでスタイリッシュ。
側面は、片方にポートが1つ存在しています。
底面は凹凸部分があり、本体の汚れを軽減してくれ、
持ち手は、かなり大きいのですが手に馴染む構造で、片手でかんたんに持てる大きさでした。
上面は平らになっているので、
Jackeryのポータブル電源と重ねることができます。
サイズは「約23.1 x 15.3 x 16.8 cm」と、業界比較で「超コンパクト」と判定。
重量は「約3.6kg」と、こちらも業界比較で「軽い」と判定しました。
ディスプレイは「INPUT」「OUTPUT」「電池残量(%)」が大きく表記され、シンプルで見やすい。
LEDライトもしっかりと装備されているので最高です!
オレンジとブラックのデザインが進化し、コンパクトで可愛いポータブル電源。
電池性能
次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきます。
まずは、Jackery 240 Newの電池性能をまとめました。
- 電気容量:256Wh/20Ah/12.8V
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
- 充放電サイクル:4000回以上(残存70%)
- パススルー機能:あり
- 波形:純正弦波
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 動作温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
Jackery 240 Newのパススルーについては、電池に負担かからない「真のパススルー機能」となります。
パススルー充電専用の回路が内蔵されており、ACコンセントから充電した電力は直接家電製品に流れ、充電しながらポータブル電源を使用してもバッテリーに負担を与えることがありません。
実は「真のパススルー」機能を持ったポータブル電源はかなり少ないです!!
電化製品の使用時間と使用回数
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
Jackery 240 Newは、「超がつくほどの長寿命電池」なのでおすすめです!
付属品
Jackery 240 Newの付属品は、揃っていないので別途購入な必要があります。
- AC充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証案内書
付属品で嬉しいのが、従来機のJackery 240は、ACアダプター採用で、熱く大きなもので邪魔でしたが、
Jackery 240 Newは、「AC充電ケーブル」に進化したので嬉しい。
ソーラーパネル接続ケーブルやシガーソケットケーブルは付属していないので、レビュー時に解決策を説明します。
アプリ
Jackery 240 Newは、Jackeryの公式アプリでスマホと「連携」することができます。
WifiがなくともBluetoothで接続でき、スマホで「自動電源オフ」の設定や、
消費電力を減らせる設定など、細かな設定が可能になります。
ポータブル電源を購入される際は、必ずスマホと連動できるものを選びましょう!アウトドアの際に便利です。
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- LEDライト
- AC出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
LEDライト出力
Jackery 240 NewはLEDライトが装備されています。
モードは「ハイライト点灯」と「SOS点灯」の2パターン用意されています。
非常に軽いポータブル電源なので、LEDライトとして持ち歩くことができ、「約200時間」ほど点灯させておくことが可能です。
アプリで、遠隔操作できるのもいい感じでした🎵
停電時に大活躍!
ACコンセント出力
AC出力とはJackery 240 Newに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:300W
- 最大瞬間出力:600W
- コンセント口数:1口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
定格出力300Wとは「300Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「19W」しか消費されないので、「約12時間」ほど使うことが可能。
お湯を沸かすのに「570W」必要な、アウトドアや避難所で役にたつ携帯用ケトルは、
300Wまでしかパワーを出すことができないので、使用不可となります。
パワーが300W以下のケトルを購入しましょう!
- 300Wまでしかパワーは出せない
- アウトドア時にはLEDランタン、スマホ充電、電気毛布、扇風機の使用がおすすめ
- 停電時などにはLEDランタン、テレビ、冷蔵庫などの電源におすすめ
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
- USB-A(15W):1口
- USB-C(15W):1口
- USB-C(PD100):1口
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
Jackery 240 NewのUSB性能は、USB-A「1口」と、USB-C「2口」と、コンパクトのポータブル電源の中では業界最高レベルです!!
PD100Wの急速充電対応なので、最近のAndroidスマホにも対応しています!!
DC出力
Jackery 240 NewにDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):1口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、Jackery 240 Newを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
入力方法は以下の4つとなりますので、詳しく解説していきます。
- ACコンセント
- USB-C
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
Jackery 240 Newを家庭のコンセントに差し込んで充電する際には、付属のACケーブルを使用していきます。
接続は簡単で、Jackery 240 Newの側面のポートに差し込むみ、
反対を家庭用コンセントへ。
すると、「約227W」で充電されることが分かりました。
実はアプリによって急速充電モードに切り替えることができ、
この場合だと「333W」と1.5倍ほど充電量が上がったので、
- 80%まで「約40分」
- 100%まで「約60分」
で充電される計算になります。
この速度は、業界トップクラスの性能を誇ります!
USB-C入力
Jackery 240 NewはUSB-C充電に対応しています。
実際に充電してみると、「約94W」で充電されていたので、「3時間でフル充電」の速度になります。
AC充電と、USB充電の同時充電は「不可」なのでご注意を!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」充電は、ケーブルが別途購入の必要があるので注意が必要です。
- 対応車:12V/24V
- フル充電まで「約5時間」
Jackery 240 Newには、シガーソケットケーブルの付属がありません。
今回は他ブランドのシガーソケットを使用するにあたり、
Jackery 240 Newに付属しているトランスジャックを使用することで、
見事、充電することができました。
非走行時のハイエースで「約55W」で充電されていたので、「約5時間」でフル充電と予想されます。
シガーソケットケーブルを持っていない方は別途、
の2点が必要になってきます。
別途ケーブルが価格が高めなので、本当に必要かどうか検討しましょう!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
- 入力最大値:100W
Jackery 240 Newは、入力の最大値が100Wなので、
- Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネル
のような、コンパクトなソーラーパネルがおすすめになります。
Jackeryのソーラーパネルは、単結晶が美しく、発電効率が業界でトップクラスなのです。
中でもJackery 240 Newと最高に相性がいいソーラーパネルが「Jackery Solarsaga 40」。
接続に必要なケーブルはJackery Solarsaga 40 miniに付属しているケーブルとトランスジャックと連結することで、USB-Cから充電することが可能です。
このセットでワーケーションしたのですが、一式がリュックに入るので、マジで最高すぎました。
ソロキャン、ソロフィッシングと相性抜群!
そんなJackery Solarsaga 40 miniの詳しいレビュー記事も合わせてご覧ください!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackeryのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
Jackery 240 Newは過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
さらにBMSでは、最高峰を誇る「UPS機能」を搭載しています。
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が10ms(ミリ秒)以内でJackery 240 Newのバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でJackery 240 Newの電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!
こんなに小さなポータブル電源なのに、UPSが装備されているのはかなり凄いことなのです!!
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証しました。
実験したところ、Jackery 240 Newのファンが回った場合の音の大きさは
- 最大出力時:55db前後
- AC充電時:55db前後
となりました。
急速充電しているとき機械音が大きくなるのですが、それでも55db以下だったので驚きの静かさです。
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
小さなファン音(動作音)だったので、車内や避難所の使用も全く問題ないレベルと判断しています。
保証期間
近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。
Jackery 240 Newの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月+36ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
Jackeryは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。
保証が「5年」になるので、圧倒的に公式HPで購入することをオススメします!
価格
Jackery 240 Newは、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
- 本体価格:税込 32,800円
- 1Whの価格:128円
個人的な意見ですが「コスパは最強クラス」と考えています。
その理由に、
- 業界大手Jackery
- とてもコンパクト
- とても軽量
- LEDライト装備
- 長寿命電池
- EPS搭載
- 保証が5年
- リサイクルしてくれる
- 1Whの価格が120円台は安い
などなどメリットがあるからです。
とはいえ、300Wまでのパワーなので用途が限られるため、購入の際には注意が必要になってきます。
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてJackery 240 Newが、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド(電気の自給自足)
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 業界トップクラスのコンパクトさと軽量さ
- LEDライト完備
- ファン音が静かなので車中泊でも安心
- 長寿命電池なので気軽に使える
防災グッズや節電グッズ
- LEDライト完備
- 5年保証からとりあえず防災グッズとして持っておくのはGood!
- 災害時はスマホや扇風機などの使用に制限されるので評価3に
オフグリッド(電気の自給自足)
- 用途としては持ち歩きに適しているのでオフグリッド化には適さない
YaiYuの評価
待ってましたよJackeryさん。
ポータブル電源がまだまだ一般的ではない時代に、TOPを独走し続けたJackery 240。
その後継機となるポータブル電源がやっと出てきましたよ!!
しかも、しっかりとデザインとコンパクトさを兼ね備えて、全てにおいて大幅アップグレードで感動レベルです。
個人的には40Wのソーラーとセットで購入するのが、かなりおすすめです!
コメント