オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
今、世の中にはたくさんのポータブル電源が販売されています。
その中でも業界大手ブランド「ALLPOWERS」の「Rシリーズ 」は特に人気のポータブル電源。
しかし、合計で5種類も販売されているので、
- 自分にどれが合っているのか?
- 性能はどう違うのか?
分からないという方が「口コミ」でも多くありました。
そこで、大手ポータブル電源ブランドアンバサダーも務めた私が、5種類すべてを実機比較レビューし、読者の皆さまにとって、どれを購入すべきなのかを解説していきます。
ALLPOWERS Rシリーズとは?
なぜALLPOWERS Rシリーズを比較するのか?
ALLPOWERSは、2020年にクラウドファンディングサイトMakuakeで「3億円以上」も応援を集めた「Monster X」(現在はSシリーズ)から始まり、
全ての面で高性能に進化した「Rシリーズ」を中心に、世界のポータブル電源ブランドに名を連ねるようになりました。
そんなALLPOWERSですが、
- シリーズの種類が増えてどれを購入すればいいかわからない
- アウトドアや防災グッズなど用途に合ったものがわからない
- サイズやウエイトなど大きく重くないのかな
などなど、比較しないと初心者の方にとって、どれが自分に合っているのかまったく分からないのが現状です。
だからこそ、忖度なしで徹底比較し、読み終えた後にはどれを購入しようか決まっている!という内容でお届けしていきます!
ALLPOWERS Rシリーズのメリット・デメリット
あらかじめ言っておくと、ALLPOWERSの「Sシリーズ」よりも「Rシリーズ」の方が圧倒的に性能が上なので、Rシリーズのみをレビュー比較します。
比較レビューする前に、Rシリーズのそれぞれの「メリット」「デメリット」について軽く解説していきます。
ALLPOWERS R600のメリット・デメリット
ALLPOWERS R600は、ALLPOWERSの主力製品で、1000Wh以下の小型ポータブル電源の中でもトップレベルの性能を誇ります。
ALLPOWERS R1500のメリット・デメリット
ALLPOWERS R1500は、パワーとある程度の電気容量を兼ね備え、コンパクトなバランスの良いポータブル電源になります。
ALLPOWERS R2500のメリット・デメリット
ALLPOWERS R2500は、防災グッズとして必要な電気容量を備えた中型のポータブル電源。
ALLPOWERS R3500のメリット・デメリット
ALLPOWERS R3500は、R2500からより容量を増やした大型ポータブル電源になります。
ALLPOWERS R4000+のメリット・デメリット
ALLPOWERS R4000+は、ALLPOWERSの中でもっとも容量が大きく防災グッズとして最高の逸品。
ALLPOWERS Rシリーズ比較レビュー
ここから比較レビューを、初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- アプリ
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
ALLPOWERS Rシリーズのビジュアルは、R4000+のみ違いがあるものの、前面に電力を使用するためのポートが集結。
ALLPOWERS R4000+だけ形が違うのですが、同じく前面に電力を使用するためのポートが集中しています。
ALLPOWERS R4000+以外の4機種は、側面や背面などのデザインは若干の違いがあるものの、
しっかりと排熱するための通気口があったり、
持ち手は、かなり大きいのですが手に馴染む構造で持ちやすいのが特徴。
上面はRシリーズ全て平らになっているので、
上下にRシリーズを重ねて置けるのは便利。
底面は凹凸部分があり、本体の汚れを軽減してくれます。
一方、ALLPOWERS R4000+は、とてつもなく大きいので持ち手はあるものの、
なかなか持ち上げるのが困難なので、
タイヤが設置され、
スーツケースのように持ち運べるのが特徴です。
サイズは、一番小さいALLPOWERS R600が「28.5 x 19.5 x 19cm」。
ウエイトは「5.6kg」と業界比較では重めなのですが、性能がトップクラスなので、この重さは仕方ないと判断しています。
一方、一番大きなALLPOWERS R4000+は、サイズが「54 x 30 x 49cm」、
ウエイトは45kgなので、巨大で重いのですが業界のトップクラスの電気容量を誇ります。
ALLPOWERS Rシリーズのサイズやウエイトをまとめましたのでご参考ください。
製品名 | 横(cm) | 縦(cm) | 高(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 28.5 | 19.5 | 19 | 5.6 |
ALLPOWERS R1500 | 41.3 | 31.2 | 26.5 | 16.7 |
ALLPOWERS R2500 | 45 | 36 | 34.6 | 29 |
ALLPOWERS R3500 | 53 | 36 | 34.5 | 42 |
ALLPOWERS R4000+ | 54 | 49 | 30 | 45 |
なおLEDライトが装備されているのはALLPOWERS R600のみとなるので、ご注意を!
- アウトドアには、R600とR1500がコンパクトでおすすめ!
- 防災グッズとしてはR2500以上がおすすめ
- R4000+はポータブル電源というより家庭用蓄電池
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
まずはALLPOWERS Rシリーズ共通の項目はこちら。
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
「電池の容量はすべて異なる」ので、どれぐらい電化製品を使用できるかをまとめました。
ALLPOWERS R600の電池容量:「299Wh」
ALLPOWERS R1500の電池容量:「1152Wh」
ALLPOWERS R2500の電池容量:「2016Wh/403,200mAh/5V」
ALLPOWERS R3500の電池容量:「3168Wh」
ALLPOWERS R4000➕の電池容量:「3456Wh」
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
ALLPOWERS Rシリーズの「電池容量」「電池寿命」を分かりやすく表にまとめました。
製品名 | 電池容量(Wh) | 電池寿命(サイクル) |
---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 299 | 3500回以上(残存80%) |
ALLPOWERS R1500 | 1152 | 3500回以上(残存80%) |
ALLPOWERS R2500 | 2016 | 3500回以上(残存80%) |
ALLPOWERS R3500 | 3168 | 3500回以上(残存80%) |
ALLPOWERS R4000+ | 3456 | 6500回以上(残存70%) |
電池寿命は、R4000+が業界最高レベルの寿命を誇るので、すごい!!
付属品
ALLPOWERS Rシリーズの付属品は、「すべて同じ」になります。
- AC充電ケーブル
- 取扱説明書&保証カード
付属されているケーブルは、家庭用コンセントで充電するための「AC充電ケーブル」のみ。
付属されていないケーブルの1つ目として、車のシガーソケットから充電するための「シガーソケットXT60変換ケーブル」。
そしてソーラーパネルと接続するための「MC4からXT60ポートケーブル」です。
上記のケーブルはALLPOWERSのRシリーズ全てに対応しているので、持っておいて損はありませんよ!!
アプリ
ALLPOWERS R1500は、ALLPOWERSの公式アプリでスマホと連携することが可能です。
Wifiがない地域でも、Bluetoothで接続可能なので、キャンプ場や被災地でも遠隔操作が可能に!!
「周波数の変更」「充電速度の変更」などの様々な機能を使うことができるので、必ず連携をオススメします!
レビューでは、アプリを実際に使用しながらお届けしていきます!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- LEDライト出力
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
DELTAシリーズを選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
LEDライト出力
ALLPOWERS R600のみ、LEDライトが装備されておりアウトドアや防災グッズとして便利です。
1Whの消費量なので、約270時間ほど照らし続けられ、
スマホアプリと連動させることで、遠隔操作も可能になります。
ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
Rシリーズ共通の項目は以下の通り。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
全製品で違いがある項目は「定格出力」「コンセントの数」です。
製品名 | 定格出力(W) | コンセント数(口) |
---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 600 | 2 |
ALLPOWERS R1500 | 1800 | 4 |
ALLPOWERS R2500 | 2500 | 4 |
ALLPOWERS R3500 | 3200 | 4 |
ALLPOWERS R4000+ | 3600 | 4 |
ここで大事な「定格出力」とは、その数値までのパワーが必要な電化製品を使用できる値のことです。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「20W」しか消費されないので、R1500だと「51時間」ほど使うことが可能。
お湯を沸かすのに「570W」必要な、アウトドアや避難所で役にたつ携帯用ケトルも問題なく使用可能です。
ではパワーが1200W必要なドライヤーはR600だと使用不可ですが、
R1500からでも、使用可能になります。
R2500であれば、ケトルとドライヤーを同時に起動できるほどのパワーまで出すことができますよ!
ポータブル電源を選ぶとき、「定格出力」が、もっとも大事なので、購入の際は確認しましょう!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
ALLPOWERS RシリーズのUSB出力は性能が業界でもトップクラス!
製品名 | USB-A | USB-A(急速) | USB-C | USB-C(急速) | ワイヤレス |
---|---|---|---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 |
ALLPOWERS R1500 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 |
ALLPOWERS R2500 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 |
ALLPOWERS R3500 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 |
ALLPOWERS R4000+ | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 |
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
その理由に、USB-AもUSB-Cも「高速対応」が全てのシリーズで採用。
さらにワイヤレスも可能なモデルもある!
ALLPOWERSさん、USB出力にチカラ入れてますわ〜!!
ちなみに、ACアダプターを使えばさらにUSB-Cを使用可能なのですが、AC→DCに電力を変換時に、電力のロスが発生してしまうので、あまりおすすめではありません。
DC出力
ALLPOWERS RシリーズのDC出力を比較していきましょう!
- シガーソケット(12.6V/10A):1口
- DC5521:2口
- シガーソケット(12V/10A):1口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
おすすめは「Anker 323 Car Charger」が、かなりの出力があるので、スマホやパソコンも高速充電可能です!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、ALLPOWERS Rシリーズを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
ALLPOWERS Rシリーズを家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACケーブル」を使用します。
接続はポートに差し込み、
反対を家庭用コンセントへ。
充電時間は、電池容量がそれぞれ違うため、時間も変わってくるので表にわかりやすくまとめました。
製品名 | 80%までの充電時間 | 100%までの充電時間 |
---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 40分 | 60分 |
ALLPOWERS R1500 | 40分 | 60分 |
ALLPOWERS R2500 | 60分 | 90分 |
ALLPOWERS R3500 | 90分 | 150分 |
ALLPOWERS R4000+ | 120分 | 150分 |
Rシリーズは、全ての製品で高速充電を可能にしています!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」は、すべての製品で実装しています。
- 対応車:12V/24V
実験の結果、ALLPOWERS Rシリーズは非走行時のハイエースで「約100W」で充電されたことがわかったので、充電時間は下記になります。
製品名 | シガーソケット充電時間(12V車) |
---|---|
ALLPOWERS R600 | 約3.5時間 |
ALLPOWERS R1500 | 約12時間 |
ALLPOWERS R2500 | 約22時間 |
ALLPOWERS R3500 | 約34時間 |
ALLPOWERS R4000+ | 約36時間 |
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
Rシリーズそれぞれ、太陽光パネルにより充電量に上限をまとめました。
製品名 | 入力最大値(W) |
---|---|
ALLPOWERS R600 | 300W |
ALLPOWERS R1500 | 650W |
ALLPOWERS R2500 | 1000W |
ALLPOWERS R3500 | 1300W |
ALLPOWERS R4000+ | 2000W |
この数値以上の太陽光充電を行うと故障の原因になるのでご注意を!
ALLPOWERSのソーラーパネルは高性能なだけじゃなく、ラインナップが豊富!
- ALLPOWERS 10W ミニソーラーパネル
- ALLPOWERS 21W ソーラーチャージャー
- ALLPOWERS 60W ソーラーパネル AP60
- ALLPOWERS 60W ソーラーパネル SP60
- ALLPOWERS 100W ソーラーパネル AP100
- ALLPOWERS 100W フレキシブルソーラーパネル
- ALLPOWERS 140W ソーラーパネル AP140
- ALLPOWERS 200W ソーラーパネル AP200
- ALLPOWERS 200W ソーラーパネル SP200
- ALLPOWERS 200W フレキシブルソーラーパネル
- ALLPOWERS 400W ソーラーパネル AP400
- ALLPOWERS 600W ソーラーパネル SP600
折りたたみ式のソーラーパネルや、
フレキシブルに曲がるソーラーパネルまで多種多様。
僕の知る限りでは、業界トップのラインナップです!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
EcoFlowのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
ALLPOWERSの製品は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
さらに、ALLPOWERS Rシリーズには、BMSで準最高峰を誇る「UPS機能」を搭載しています。
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が20ms(ミリ秒)以内でRシリーズのバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でRシリーズの電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!
UPS機能があるのは、優れたポータブル電源のみなので、購入の際にはあるもを選ぶと良いでしょう!
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので、すべての製品で実際に実験しまとめました。
製品名 | 最大出力時のファン音 | 最大入力時のファン音 |
---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 30~40db | 30~40db |
ALLPOWERS R1500 | 約50db | 約60db |
ALLPOWERS R2500 | 約60db | 約60db |
ALLPOWERS R3500 | 約60db | 約60db |
ALLPOWERS R4000+ | 約65db | 約65db |
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
ファンが静かなものが欲しい方は、R600がおすすめです!
保証期間
近年、電池の寿命が長くなり、保証期間も長期に移行する中、ALLPOWERSはどうでしょうか。
ALLPOWERSは、製品やタイミングによって保証期間は変わりますが、まとめてみました。
製品名 | 公式HPからの購入の保証期間 |
---|---|
ALLPOWERS R600 | 5年 |
ALLPOWERS R1500 | 5年 |
ALLPOWERS R2500 | 5年 |
ALLPOWERS R3500 | 5年 |
ALLPOWERS R4000+ | 5年 |
Rシリーズは、ALLPOWERS公式HPで購入することで「5年保証」になるので、公式からの購入をおすすめします!
価格
ALLPOWERSのポータブル電源は、安全で高性能なのですが、やはり「価格」は大事な要素です。
Rシリーズの「価格」と「1Whの価格」をまとめてみました。
製品名 | 価格(税込) | 1Whの価格 |
---|---|---|
ALLPOWERS R600 | 31,800円 | 106円 |
ALLPOWERS R1500 | 149,800円 | 130円 |
ALLPOWERS R2500 | 219,999円 | 109円 |
ALLPOWERS R3500 | 380,000円 | 119円 |
ALLPOWERS R4000+ | 400,000円 | 115円 |
価格を踏まえて、どれを購入するべきか忖度なしで、最後にまとめました!
比較レビューまとめ
上記の内容を踏まえ、ALLPOWERS Rシリーズが、どんな方におすすめなのか忖度なしで解説していきます。
ALLPOWERS R600はどんな方におすすめなのか?
- 小型ポータブル電源で業界でTOPを争う逸品
- LEDライトがあり、全ての性能がトップクラス
- 長寿命電池、5年保証なので
初めてポータブル電源を購入する方に、忖度なしでお勧めできるエントリーモデル!
ALLPOWERS R1500はどんな方におすすめなのか?
- 1000Whクラスで業界トップレベルの性能
- コンパクトで軽く、パワーのあるものが欲しい方は一択
- 長寿命電池、5年保証なので長く愛用できる
ドライヤーやケトルを動かしたいけどコストは抑えたい!そんな方にピッタリ。
ALLPOWERS R2500はどんな方におすすめなのか?
- アウトドアというよりは防災グッズ用におすすめ
- 長寿命電池、5年保証なので長く愛用できる
- 持ち運べる限界ぐらいの重さなので注意
R1500だと、防災用としては物足りなさを感じる容量なので、R2500がおすすめです!
ALLPOWERS R3500はどんな方におすすめなのか?
- アウトドアというよりは防災グッズ用
- 長寿命電池、5年保証なので長く愛用できる
- 持ち運べない重さなのでご注意を!
ALLPOWERSさんには申し訳ないのですが、R3500はやはり重すぎて持ち運び不可なので、ちょっとおすすめはできないポータブル電源になります。
ALLPOWERS R4000➕はどんな方におすすめなのか?
- ポータブル電源というより家庭用蓄電池
- 防災グッズとしておすすめ
- スーツケースのように持ち運べて便利
これ1台あれば、すべてを満たす最強電源!だけど45kgの重さがあるので、その重さを扱える方のみ購入しましょう!
YaiYuのまとめ
非常に長い記事になり、最後までご覧いただいた方には感謝です!
ALLPOWERS Rシリーズは、正直どれを選んでも正解なほど素晴らしい中、個人的な意見を多く入れ、徹底比較レビューしてみました。
結構ダメなものはダメと言っておりALLPOWERSさんに怒られそうです。
では最後に、まだ迷ってる方にアドバイス。
- 初めてのポータブル電源で予算も少なめ→ALLPOWERS R600
- キャンプや車中泊に最適なものを探している→ALLPOWERS R600 or R1500
- 防災グッズやベランダ充電にも使用したい→ALLPOWERS R2500 or R4000+
- 太陽光発電でオフグリッド生活を実現したい→ALLPOWERS R4000+
以上、ALLPOWERSポータブル電源「Rシリーズ」全製品を徹底比較レビューの記事でした!
個別レビュー記事もあるので合わせてご覧ください!
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