オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、1,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台あれば最高だと思います。
そんな中、業界最大手のブランド「Jackery」。
この記事では、そのJackeryのポータブル電源「1000」「1500」を徹底比較レビューし、あなたにとってどちらがおすすめなのか解説していきます。
Jackery ポータブル電源「1000」「1500」とは?
Jackeryとは?
「Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。
Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。
読み方は「ジャクリ」になります。
ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。
環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。
現在は、定番の「Jackeryシリーズ」が5製品。
性能が大幅に進化した「Jackery Proシリーズ」が4製品。
そして最新シリーズの容量を拡張できる「Jackery Plusシリーズ」。
ソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」が5製品。
さらに、最近はポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Solar Generatorシリーズ」に力を入れています。
Solar Generatorシリーズは、かなりのラインナップがありますので、専用ページにてご確認ください。(リンクはこちら)
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。
またシリーズで統一された「オレンジ」と「ブラック」のデザインが、アウトドア先でも目立つので、「あっ、あの人もJackery!」と見つけると嬉しくなります。
そしてかなり素晴らしいのが、業界で初めて「使い終わったポータブル電源のリサイクルサービス」を開始。
Jackeryが選ばれるのは、やはり理由があるんです!
なぜJackery「1000」「1500」を比較するのか?
Jackeryは現在、様々なポータブル電源を販売していますが、なぜこの2製品を比較するのか?
Jackery 1000は、Jackery製品の中でも長年、愛されてきた有名ポータブル電源。
そして、2021年に誕生したのが容量が1.5倍になったJackery 1500。
実はこの2つの製品は、すでに進化版が販売されています。
Jackery 1000の進化版「Jackery 1000 Pro」は2022年に、
Jackery 1500は「Jackery 1500 Pro」は2023年にそれぞれ販売されました。
後継機がすでに販売されているから比較する必要がないのでは?と思うかもしれませんが、
- Jackery 1000、1500もまだまだ現役の性能
- セール時にはJackery 1000、1500の方が古い製品なので割引率が高い
などの利点もあり、タイミングによっては選択の余地があるのです。
だからこそ、この2種類を忖度なしで、どっちを選べばいいのか?レビューを通してお伝えしていきます!
Jackery「1000」「1500」のメリット・デメリット
Jackery 1000、1500を比較レビューする前にそれぞれの「メリット」「デメリット」について解説します。
Jackery 1000のメリット・デメリット
Jackery 1000は、メリットも多いがデメリットも多い仕上がりに。
Jackery 1500のメリット・デメリット
Jackery 1500も同様のメリット・デメリットな仕上がりです。
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
Jackery「1000」「1500」比較レビュー
ここからJackery 1000、1500を初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
前面のデザインはJackery 1500が若干、イカつい感じに仕上がってます。
2製品ともすべての機能が前面に集中しているので使いやすいポータブル電源に分類されます。
両側面は、排熱する通気口になっていて、デザインはほぼ同じ。
背面は圧倒的なシンプルさ。
底面もしっかりと凹凸になることで、本体の汚れを軽減します。
上面は、他のポータブル電源を重ねて置けて便利な仕様。
持ち手に関しても、圧倒的な持ちやすさは流石のJackery。
ディスプレイは「電池残量」「INPUT」「OUTPUT」が分かりやすく、レトロなJackery 1000とデジタルなJackery 1500、私は甲乙付け難い!!
ここでJackery 1000とJackery 1500のサイズやウエイトをまとめました。
Jackeryシリーズ | 横(cm) | 縦(cm) | 高(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
Jackery 1000 | 33.2 | 23.3 | 24.3 | 10.6 |
Jackery 1500 | 35.5 | 26.5 | 25.3 | 16 |
写真の距離感が違うのでわかりづらいのですが、サイズはちょっとJackery 1500が大きいぐらい。
しかし、重さが「5kgアップ」しているので、片手ではキツく両手で持つことになると思います。
並べて比較してみると、ほんの少しJackery 1500の方が大きいのがわかりやすいですね。
見た目に大きな変化はないのですが、やはり重量が5kg増えたのが大きいです。
お米10kgにお米5kgを重ねるイメージだとわかりやすいと思うのですが、男性ならまだしも女性であれば持てなくなる方もいるかもしれません。
重量がこの2製品を選ぶ決め手になるでしょう!
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
Jackery 1000とJackery 1500は電池の基本性能は同じ。
- 電池素材:リチウムイオン
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:0°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-10°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
電池の容量だけ違うのでそれぞれがどれぐらい電化製品を受電できるかまとめます。
Jackery 1000の電池容量は「1002Wh/360,720mAh/3.6V」。
Jackery 1500の電池容量は「1534Wh/552,484mAh/3.6V」。
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
そして、Jackery 1000と1500の電池寿命は「Jackery独自規格」となり、安全に安全を重ねたサイクル数になっていると公式から回答をいただきました。
- Jackery 1000:500サイクル(残存80%)
- Jackery 1500:500サイクル(残存80%)
どちらも長寿命ではないので、購入の際にはご注意ください!
付属品
Jackery 1000、1500の付属品は「すべて揃っている」ので別途購入の必要がありません。
Jackery 1000の付属品はこちら。
- AC充電アダプター
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証書
- 収納ポーチ
Jackery 1500の付属品とは違いがあるので解説しています。
- AC充電ケーブル
- 車載用 充電シガーソケット
- 取扱説明書
- 保証書
- 収納ポーチ
- Solar Saga アダプター×2
現在では主流となりつつある充電の際に必要な「AC充電ケーブル」。
Jackery 1000、1500ともに、大きくて重くて熱くなる「AC充電アダプター」採用なのは注意が必要です。
ケーブル採用は「Jackery Proシリーズ」のみ!
オプションの「収納バッグ」も、Jackery 1000と1500で違うのでお間違いないように!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
Jackery 1000、1500共通の項目は以下の通り。
- 電圧:100V
- Hz:60Hz(50Hz未対応)
- 波形:完全正弦波
- コンセント口数:3口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
Jackery 1000と1500で最大に違いは「定格出力」。
定格出力とは、その数値までのパワーが必要な電化製品を使用できる値のことです。
- Jackery 1000:定格出力1000W
- Jackery 1500:定格出力1800W
ここは大事なところなのでレビューを踏まえて解説していきます。
まずはJackery 1000で、パワーが1200W必要なドライヤーを使用。
ここですでにおかしいのですが、定格出力1000Wなのに「1148W」で動かせています。
一方Jackery 1500は、1800Wまで使用可能なので難なく使用できています。
ではよりパワーが必要な、古い回転式の電子レンジではどうでしょうか?
Jackery 1000は「1100W」で動かせています。
一方Jackery 1500は「1389W」ものパワーで動かしています。
この数値は他のポータブル電源でも同じだったのでこっちが本当の出力になります。
つまり実験の結果から、以下のことがまとめられます。
- Jackery 1000の出力は「1200W」まで出せる(公式は1000Wまで)
- Jackery 1000は「1200W」のパワー以上の場合は「1100W」までパワーを下げて使用可能
あくまでも非公式な数値ですが、これが本当ならJackery 1000はすごいポータブル電源ですよ!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上でかなり重要になってきました。
USB出力は、Jackery 1000と1500で少し違うので要注意!
Jackeryシリーズ | USB-A(口) | USB-A QC(口) | USB-C(口) | USB-C PD(口) |
---|---|---|---|---|
Jackery 1000 | 1 | 1 | 2 | 0 |
Jackery 1500 | 0 | 2 | 0 | 1(PD60) |
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
USB性能に関しては、Jackery 1000、1500ともに「イマイチの性能」。
2製品の比較なので、数値が増えるとややこしいのですがJackery ProシリーズのUSB性能は優秀です。
Jackeryシリーズ | USB-A(口) | USB-A QC(口) | USB-C(口) | USB-C PD(口) |
---|---|---|---|---|
Jackery 1000 Pro | 0 | 2 | 0 | 2(PD100W) |
Jackery 1500 Pro | 0 | 2 | 0 | 2(PD100W) |
Jackery 2000 Pro | 0 | 2 | 0 | 2(PD100W) |
USB性能で選ぶ場合は、間違いなくProシリーズ!
DC出力
次はDC出力を比較していきます。
DC出力はJackery 1000、1500共通の性能でした。
- シガーソケット(12V/10A):1口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、Jackery製品を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
ここではJackery 1000、1500をアダプターで充電していきます。
家庭用コンセントに充電した数値をまとめてみると結構、違います。
Jackeryシリーズ | 入力W数(W) | 100%までの充電時間(分) |
---|---|---|
Jackery 1000 | 150~180 | 7.5 |
Jackery 1500 | 280~300 | 7.5 |
ただここでJackery 1500のみ、充電できるポートが「2つ」あるので、
別途購入の必要がありますが「Jackery ACアダプター 300W」を使用することで充電速度を倍にできます。
Jackery 1500の充電時間をまとめると、
- 付属のACアダプターのみ:7.5時間フル充電
- 追加でACアダプター 300Wを購入:4時間フル充電
となります。
ここでぶっちゃけますが、追加のACアダプターは「1万円近く」します。
これを買うのであれば、2023年に販売されたばかりの「Jackery 1500 Pro」を購入した方が間違いないです!
Jackery 1500 Proは「2時間」でフル充電という恐ろしい充電速度です!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」は、Jackeryシリーズすべてで実装しています。
- 12V車のみ
Jackery 1000も1500も「12V車」のみの対応となります。
非走行時のハイエースで充電したところ「80W~90W」で充電されたので、
- Jackery 1000:フル充電まで10時間
- Jackery 1500:フル充電まで16時間
となります。
旅行の際であれば、移動の際に充電できるので、かなり便利な充電方法ですよね♩
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
太陽光で充電する際は、Jackery 1000、1500で最大W数が異なります。
- Jackery 1000:180W
- Jackery 1500:400W
Jackery 1000は180Wまでしかソーラーパネルで充電できないため、Jackeryのソーラーパネル「SolarSaga100」が最適なパネル。
一方、Jackery 1500はなんと400Wまで充電可能なので、「Jackery SolarSaga 200」が最適なパネルでしょう!
Jackery SolaraSaga 100、200の性能や設置方法は別記事にてレビューしておりますので合わせてご覧ください!
またJackery 1000はオプションなしの場合、ソーラーパネルは1枚のみの接続に対し、
Jackery 1500は、ポートが2口あるので「2枚」まで接続可能です。
ソーラー充電に関しても、ポートが2つあることや最大400Wまで入力可能なことで、Jackery 1500の圧勝!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
Jackeryのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
Jackeryの製品は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
Jackery製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証。
Jackery 1000、1500の「充電時」と「出力時」で実験したのでまとめてみました。
Jackeryシリーズ | 出力時の音(db) | AC充電時の音(db) |
---|---|---|
Jackery 1000 | 65 | 55 |
Jackery 1500 | 63 | 53 |
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
- 両方ともパワーが必要な電化製品を使用時のみファンが回る
- Jackery 1500の方が若干、ファンが静か
保証期間
Jackery製品は、販売されているほとんどが「36ヶ月保証」です。
保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月+12ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
Jackery公式HPで購入することで保証期間を延長できるので、公式からの購入をおすすめします!
価格
Jackeryのポータブル電源は安心、安全なのは分かったと思いますが、やはり「価格」は大事な要素です。
それぞれをまとめてみました。
Jackeryシリーズ | 価格(¥) | 価格/Wh(¥/W) |
---|---|---|
Jackery 1000 | 139,800 | 139.5 |
Jackery 1500 | 179,800 | 117.2 |
ここまできて、Jackery 1000と1500の性能はほぼ拮抗していたことが分りました。
そして価格ですが比較すると「1Whの価格がJackery 1500の方が30円安い」ことが判明。
私の個人的な見解ですが「1Whの価格が100円台になったらコスパ最強」なので
- Jackery 1000:10万円台まで値引きされた場合
- Jackery 1500:17万円以下の場合
にコスパがかなりいいと判断できます。
つまり価格面からJackery 1500の方がかなりお得なことがわかりますね!
比較レビューまとめ
最後に上記の内容を踏まえ、Jackery 1000、1500のどちらを購入すべきなのかぶっちゃけていきます!
Jackery 1000は購入すべきなのか?
- 2023年においては購入するには性能が低い
- 10kgと業界最軽量なのでアウトドアには適している
- 3年保証、リサイクル可能、安全、安心は確証
- 価格で考えるならJackery 1500を選びましょう!
- 性能で考えるならJaclery 1000 Proを選びましょう!
1000Whクラスが欲しいけど予算がないという方は、10万円台のセール時にこちらを選ぶのは十分あり!
Jackery 1500は購入すべきなのか?
- 2023年においては購入するには性能が低い
- 3年保証、リサイクル可能、安全、安心は確証
- コスパはJackeryの中でも良い方
- 性能で考えるならJaclery 1500 Proを選びましょう!
価格だけで考慮するならJackeryの中でもピカイチ!
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