EcoFlow DELTA Proレビュー!3600Whの容量と3000Wのパワーが最強すぎたポータブル電源(キャンプ・車中泊・防災・節約・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、3,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台あれば最強。

そんな中、業界大手ブランド「EcoFlowエコフロー」、その「DELTA Proデルタプロ」というポータブル電源が、業界でも最高峰すぎてかなりおすすめ!


この記事では、ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuヤイユウが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくEcoFlow DELTA Proを徹底比較レビューしていきます!

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また、2024年6月には、後継機となる「EcoFlow DELTA Pro 3」を販売開始しました。

YaiYu

2024年現在でもEcoFlow DELTA Proが最強のポータブル電源だったのですが、さらに上位が出てしまって驚きです!

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目次

EcoFlow DELTA Proとは?

ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?

EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。


スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。

YaiYu

読み方は「エコフロー」です!


現在は大型ポータブル電源の「DELTAシリーズ」が6製品。


小型から中型ポータブル電源の「RIVERシリーズ」が5製品。


防水性に優れた「折りたたみ式ソーラーパネル」が5製品。


そして、家の屋根や壁などに設置する「据置型ソーラーパネル」が3種類。


さらに2023年7月から大手ブランドしか行っていない、

  • 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
  • 故障・破損しているEcoFlow製品
  • 中古で購入されたEcoFlow製品

を送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。


日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。

EcoFlow DELTA Proのメリット・デメリット

EcoFlow DELTA Proを比較レビューする前に、簡単な商品の説明と、それぞれの「メリット」「デメリット」について解説します。

EcoFlow DELTA Proのメリット・デメリット

EcoFlow DELTA Proは、2022年に応援購入サイト「Makuake」で、3億7000万円以上も応援を集めた究極のポータブル電源。


実は私もそのPJチームの一員だったのですが、そんな圧倒的人気のDELTA Proのメリットとデメリットを先にご紹介。

メリット
デメリット
  • 業界大手EcoFlow
  • スーツケースタイプ
  • 長寿命電池
  • 高出力家電が使用可能
  • 充電速度がかなり速い
  • 電池容量を拡張できる
  • スマホアプリ対応
  • 拡張性が業界トップ
  • EPS採用
  • 保証が5年
  • リサイクルしてくれる
  • 付属品が1つ足りない
  • ファン音は大きめ
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

EcoFlow DELTA Proレビュー

ここからEcoFlow DELTA Proを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 電池性能
  3. 付属品
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 拡張性
  7. 安全性
  8. 保証期間
  9. 価格

ビジュアル

まずは側面から見ていくと、大きな「排熱溝」があり内部の温度を下げてくれ、


前面は、ディスプレイや幾つかのポートが配置、


後面にもポートがいくつかあり、中でも「大きなタイヤ」には驚きです!


上面は平らになっているので、このように縦に積み上げれ、キャンプや車中泊の際に、車に乗せやすいメリットがあります。


サイズは「63.5 x 28.5 x 41.6cm」と、性能と電池容量から考えると業界ではこれでもコンパクトな方


持ち手は、人間工学に基づき設計されているのでかなり持ちやすいのですが、


ウエイトが「約45kg」もあるので、持ち上げるというよりも立ち上げるのが精一杯。


しかし、前面の下側に、


まるでスーツケースのように、伸縮する持ち手が現れ、「2段階」の長さに調整可能!!


これにより、舗装された道路であれば、スイスイついてくる。


しかし、砂利道は地獄で、もはや持ち上げたほうが楽なほど動きませんでした。(持ち上げるのも地獄ですが)


ディスプレイは、EcoFlowブランドで統一されており、シンプルながら「電池残量」「入出力W数」など、しっかり大きく表示されて最高!

まとめ
  • 持ち上げるのは困難
  • 主に家庭用蓄電池として家に固定がベター
  • キャンピングカーの電池として車に固定がベター
  • 「LEDライト」はなし(デメリット)

電池性能

ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。


EcoFlow DELTA Proの電池性能をまとめてみました。

電池性能
  • 電気容量:3,600Wh/720,000mAh/5V
  • 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
  • 充放電サイクル:3500回以上(残存80%)
  • 波形:純正弦波
  • パススルー機能:あり
  • 放電深度:10%と想定
  • 保管温度範囲:-20°C ~ 45°C
  • 動作温度範囲:-20°C ~ 45°C
  • 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
  • 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)

電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。

とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!

しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。

放電深度とは?(クリックで開きます)

ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。

その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。

つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。

「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)

長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!

電化製品の使用時間と使用回数



なんといっても注目すべきは「動作温度範囲の-20°C ~ 40°C」!

業界では90%以上のポータブル電源は「-10℃」までなので、北国の方は使用不可な場合が多く、これはかなりのメリットになります!


予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、

  • 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
  • 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
  • 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源

と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。

電池寿命(充放電サイクル)

ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。


現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。

  • 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
  • リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)


これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。


そして、2023年の現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!


なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。

まとめ
  • 安全性と安定性が三元系よりも高い
  • 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
YaiYu

EcoFlow DELTA Proは、「長寿命電池」なのでおすすめです!

付属品

EcoFlow DELTA Proの付属品は、1つ別途購入の必要ありです。

付属品
  • AC充電ケーブル
  • 車載シガーソケット充電ケーブル
  • DC5521-DC5525ケーブル
  • ハンドルカバー
  • 取扱説明書
  • 保証書


別途購入なのはソーラーパネルと接続する際に必要な「XT60i変換ソーラー充電ケーブル」です。


EcoFlowだけじゃなく、他社のソーラーパネルとも接続する際に必要になってくるので、必要な場合はEcoFlow公式HPで購入しましょう!


またEcoFlow DELTA Proにしか付属されていない、「ハンドルカバー」は無くさないよう注意しましょう!


そしてEcoFlowの素晴らしいところが、「付属品がシリーズで統一」されていることです。

たとえば、EcoFlow DELTA ProのAC充電ケーブルを紛失してしまっても他のDELTAシリーズのAC充電ケーブルでも普通に使えるのです。


付属品を紛失した場合はEcoFlowの公式で購入可能ですが、もう1つポータブル電源を購入するのも手だったりします!

出力性能

次は出力性能をレビューしていきます。

出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。


電力を出力させるための方法は以下の3つ。

出力方法
  • ACコンセント出力
  • USB出力
  • DC出力
YaiYu

ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!

ACコンセント出力

AC出力とは、EcoFlow DELTA Proに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。

AC出力
  • 電圧:100V
  • 周波数: 50/60Hz 切替可能
  • 波形:完全正弦波
  • 定格出力:3000W
  • 最大瞬間出力:6000W
  • コンセント口数:5口(30Aコンセントが1口)

電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!

電圧について(クリックで開きます)

日本のコンセントは電圧が100Vです。

最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。

110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!

周波数について(クリックで開きます)

周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。

関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。

ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。

しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。

正弦波について(クリックで開きます)

ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。

  • 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
  • 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと

正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう

現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。



定格出力3000Wとは、「3000Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。

例えば、出力が1200Wあるドライヤーを使用すると「1180W」で余裕で動かせ、


IHクッキングヒーターも「950W」で難なくクリア。


ならば同時に動かしたらどうなるか!と思ったら「2116W」でなんのその!


こうなれば、電子レンジも参入して挑戦だ!


3つ合計すると3000Wを超える出力のはずが「2951W」。

X-Boost機能の詳細

EcoFlow DELTA Proは、3000Wを超えるパワーを出そうとした場合、「X-Boost機能」が働きます。

電化製品を使用できなくなるのではなく、「3750W」までのパワーを3000W以下まで抑えて使用可能にする、すごいポータブル電源なのです!


もはや家庭用に電化製品で動かせないものはほぼないので、電動工具を電気が届かない場所で動かしてきました!(in乗鞍岳)


おかげで山のど真ん中で、こんなサスティナブルな椅子を作ることができましたよ!!


そしてポータブル電源ではかなり珍しい「100V/30A」のプラグを発見!


キャンピングカーに乗っている人なら分かると思いますが、キャンピングカーやトレーラーハウスに外部電源を接続することに対応できます。

YaiYu

RVパークなんかで利用できるのでいい感じですよ♪

USB出力

近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。

QCとは(クリックで開きます)

「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。

現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。

Quick Charge 世代供給電圧供給電流最大出力
 1.05V2A10W
2.05V / 9V / 12V /20V3A、2A、1.67A15W
3.03.6V~20V2.6A、4.6A18W
PDとは(クリックで開きます)

「PD」とは「Power Delievry」の略になります。

「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。

USB出力
  • USB-A(QC3.0):2口
  • USB-A(15W):2口
  • USB-C(PD100):2口


EcoFlow DELTA ProのUSB性能は「業界最高レベル」の性能です。


なんと言っても、USB-CがPD100Wに対応して「2口」もあるんだから、Macや最近のAndroidスマホも高速充電が余裕ですね♪

DC出力

EcoFlow DELTA ProにDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。

シガーソケット出力
  • シガーソケット(12V/10A):1口
  • DCソケット(12V/10A):2口

最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。


とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。

例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。


もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。


おすすめは「Anker 323 Car Charger」が、かなりの出力があるので、スマホやパソコンも高速充電可能です!

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入力性能

次は入力性能をレビューしていきます。

入力性能とは、ポータブル電源を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。


電力を充電するための方法は以下の3つ。

入力方法
  • ACコンセント
  • シガーソケット
  • 太陽光パネル

ACコンセント入力

EcoFlow DELTA Proを家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACアダプター」を使用します。


接続は簡単で、ACケーブルを真ん中のところに差し込むだけ。


充電すると独自技術の「X-Stream技術」により、「1300W~1500W」で充電されます。


これにより、EcoFlow DELTA Proの充電速度は、

  • 80%まで「2時間
  • 100%まで「3.1時間

と、業界最高レベルの充電速度を誇ります!

YaiYu

3600Whも容量があるのに、早すぎる!!

シガーソケット入力

車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」も実装しています。

シガーソケット入力
  • 対応車:12V/24V


接続は付属のシガーソケットケーブルを、一番左のポートに差し込むだけ。


非走行時のハイエースで「約100W」で充電されたので、単純計算で「36時間以上」でフル充電ですね。

太陽光パネル入力

ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。

太陽光の入力性能
  • 入力最大値:1600W


EcoFlow DELTA Proの太陽光での最大入力値は、業界最高峰の「1600W」。

なので、

  • EcoFlow 220W ソーラーパネル(両面受光型)
  • EcoFlow 400W ソーラーパネル

などの大きいソーラーパネルで充電するのがおすすめ!


EcoFlowのソーラーパネルは、発電効率が高く、防水性能が業界でトップクラス!


接続するには付属のMCアンダーソンケーブルを、先ほどのシガーソケットと同じ場所に差し込み、


反対をソーラーパネルに差し込めは設置完了!


ソーラーパネルの詳しい設置方法や発電量のレビューもお届けしておりますので合わせてご覧ください!

拡張性

EcoFlow DELTA Proの最大の魅力は拡張性かもしれません。

ここまででも情報量が多いのですが、ここからさらに多くなってくるので、もし拡張性が必要ない方は目次よりスキップください。

拡張性の一覧
  • エクストラバッテリーで容量を拡張
  • 200Vの電化製品を使用可能に
  • EVステーションで充電可能
  • 専用発電機で充電可能
  • スマホで遠隔操作

エクストラバッテリー

EcoFlow DELTA Proは、オプションの「専用エクストラバッテリー」により、容量を倍増させることが可能。


接続方法はとても簡単で、エクストラバッテリーの上部に内蔵されたプラグを用います。


まずは2台を横並びにし、

左:DELTA Pro 右:エクストラ


DELTA Proの裏面の2つの大きなポートに、


差し込んで、2台を合体させます。


本来、送電の際には電気は何%かロスが生じるのですが、ご覧の通り「430W」を送って「426W」受け取っているので、わずか「1%未満のロス」。

YaiYu

電力の無駄をなくすことで、電力の自給自足生活も夢じゃないですね!

エクストラバッテリーのポイント
  • エクストラバッテリーの電気容量は「3600Wh
  • 1台のEcoFlow DELTA Proに、最大「2台」まで接続可能
  • 1台接続で「7200Wh」、2台接続で「10800Wh」に拡張
  • かなり安く家庭用蓄電池の代替となる

ダブルボルテージハブ

EcoFlow DELTA Proはオプションの「ダブルボルテージハブ」により「200V」の電化製品を使用可能です。


ただし、これには条件があり、なんとEcoFlow DELTA Proが「2台必要」になってきます!

YaiYu

1台でも高額なのに、2台・・・・ヒィィ〜


接続は簡単で、EcoFlow DELTA Proの側面のポートに、


ダブルボルテージハブを差し込むだけ。


これで2台が連結されました。


ダブルボルテージには、200Vのコンセントの差し込み口が「2口」あるので、


200Vで代表的なものといえば家庭用エアコンですが、停電時でも普通に使うことができるので、やばいですよね・・・

EVステーション充電

EcoFlow DELTA Proは、キャンピングカーやテスラなどのEV自動車が充電時に利用する、EVステーションで充電することが可能です。


実はこのEV充電がかなり充電速度が速く

  • ACコンセント充電:3.1時間でフル充電(最大1500W)
  • EVステーション充電:1.8時間でフル充電(最大3000W)

と、家庭用コンセントのおよそ「倍」の速度で充電することができちゃいます!


接続方法は簡単で、先ほどのダブルボルテージハブと同じ場所に差し込むだけでOK。

YaiYu

積んでおくだけで、どんなクルマもキャンピングカーのように全国どこででも充電することができます。

スマート発電機

EcoFlow DELTA Proは、オプションの「スマート発電機」でガソリンで発電した電気で充電することができます。


スマート発電機はスマートというだけ賢く「DELTA Proの指定の%を下回ると自動でガソリン発電を開始し、また指定の%まで給電してくれるのです!


ただ、DELTA Proと接続するには、さらにオプションの「EcoFlow DELTA Pro専用 XT150変換アダプター」が必要になってくるので注意が必要です。


接続は、エクストラバッテリーと同じポートに差し込んだら反対側は、スマート発電機の付属ケーブルを差し込むだけ。


キッチンカー、お祭り屋台、屋外イベントやライブを運営している人にとっては最高のオプションだと思っていて、4リットルのガソリンでなんと「5,400Wh」も発電してくれます!

スマホで遠隔操作

EcoFlowの製品のほとんどは、EcoFlowのスマホアプリと連動させることで様々なことが遠隔で行えます。


アプリの主な用途は、遠隔で電源のOFF/ONが可能だったり、状態を見たり、そして本体のアップデートを行えたりなどなど。


周波数の変更や、自動で電源が切れる設定などは必須で、他にもかなりたくさんあるので是非とも試してほしい!

安全性

安全認証マーク

ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!

EcoFlowのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。

十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

BMS(バッテリーマネージメントシステム)

ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。


EcoFlow製品はすべて、過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。

BMS一覧(クリックで開きます)
  • 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
  • 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
  • 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
  • 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
  • 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
  • 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
  • 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
ポイント

EcoFlow製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。

最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。


そして安全面において「ESP機能」という、ポータブル電源の中でも実装が非常に少ない機能が搭載されています。

ESPとは?

停電からわずか数十ミリ秒で、EcoFlow DELTA Proに蓄電されていた電力を自動でご家庭や電子機器に供給してくれる機能です。

停電時の給電だけでなく、電流・電圧の異常によるトラブルから機器やデータを保護してくれます。

YaiYu

わかりやすく言うと、停電時でもデスクトップパソコンの電源が落ちないようにする機能!

ファンの音の大きさ

ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証。


実験したところ、EcoFlow DELTA Proのファンが回った場合の音の大きさは

  • 最大出力時:64.5db前後
  • AC充電時:63db前後

となりました。

騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
スクロールできます
目安①(うるささ)目安②(身体/生活への影響)騒音値(db)騒音発生源と距離(大きさの目安)
きわめてうるさい聴覚機能に異常をきたす120db・ジェット(飛行機)エンジンの近く
110db・自動車のクラクション(2m)
100db・電車が通るときのガード下
・液圧プレス(1m)
うるさくて我慢できない90db・犬の鳴き声(5m)
・騒々しい工場の中
・カラオケ(店内中央)
・ブルドーザー(5m)
80db・地下鉄の車内
・電車の車内・ピアノ(1m)
・布団たたき(1.5m)
・麻雀牌をかき混ぜる音(1m)
うるさいかなりうるさい
かなり大きな声を出さないと会話不可
70db・騒々しい事務所の中
・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m)
・やかんの沸騰音(1m)
非常に大きく聞こえうるさい
声を大きくすれば会話ができる
60db・静かな乗用車
・普通の会話  ・洗濯機(1m)
・掃除機(1m) ・テレビ(1m)
・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m)
普通大きく聞こえる
通常の会話は可能
50db・静かな事務所
・家庭用クーラー(室外機)
・換気扇(1m)
聞こえる会話には支障なし40db・市内の深夜
・図書館
・静かな住宅地の昼
静か非常に小さく聞こえる30db・郊外の深夜
・ささやき声
ほとんど聞こえない20db・ささやき
・木の葉のふれあう音
ファンの音のまとめ
  • EcoFlow DELTA Proの出力は3000Wにもなるのでファンは大きくて当たり前
  • EcoFlow DELTA Proの入力は1500Wにもなるのでファンは大きくて当たり前
  • 出力や入力を抑えることでファンはかなり静かになりすぐ止まる

保証期間

EcoFlow製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。


EcoFlow DELTA Proの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:24ヶ月+36ヶ月
  • amazon:24ヶ月
  • 楽天:24ヶ月
  • yahooショッピング:24ヶ月
  • 家電量販店:量販店による
ポイント

EcoFlowは、日本国内の購入の方のみ、EcoFlow公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施しています。

YaiYu

公式HPから購入するとなんと驚きの「5年保証」!!

価格

EcoFlow DELTA Proは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。

価格
  • 本体価格:税込 440,000円
  • 1Whの価格:122円


個人的な意見ですが「コスパはかなりいい感じ」と考えています。

その理由に、

  • 業界で最高のポータブル電源の1つ
  • 出力3000Wはやばい
  • フル充電まで3時間は早すぎる
  • 拡張性の高さは他のポータブル電源を超越している

などなど。


私はこのEcoFlow DELTA Proをもっとも愛用していて、ベランダでこのように設置しては、


EcoFlow 400W ソーラーパネルで1年中、充電させることで、年間1万円以上、電気代を安くできています。

YaiYu

個人的にDELTA Proは、1台持っておくと、アウトドア、防災、オフグリッドすべてに使えるのでおすすめです!

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてEcoFlow DELTA Proが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 性能面では問題なし
  • 大きく重いので持ち運びには向いていない
  • -20℃でも使用可能なのは最大のメリット
  • キャンピングカーユーザーにはEVでも充電でき最適すぎる

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 大きく重いが動かす必要がないので問題なし
  • 長寿命電池なので長年、保管できる
  • 節電用ならエクストラバッテリーを追加で購入するとなお良し

オフグリッド(電気の自給自足)

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 長寿命電池なので365日使用しても問題なし
  • 太陽光充電が1600Wまで可能なのはメリット
  • -20℃でも使用可能なのはメリット
  • 拡張バッテリーで電池の自給自足も可能性が広がる
  • オプションが必要だが200Vも使用可能

YaiYuの評価

過去にアンバサダーにも就任したEcoFlow。

このDELTA Proは、これまでレビューしたどのポータブル電源とも違う異様なまでの高性能には驚きました。

もはや移動可能な、家庭用蓄電池という方が正しいでしょう!

YaiYu

すべてのポータブル電源の中でもっとも汎用性が高く、最強のものが欲しいあなたにぴったりの逸品です!


上記でもお伝えしましたが、2024年6月に、後継機となる「EcoFlow DELTA Pro 3」を販売開始しました。

YaiYu

ご予算に余裕がある方はEcoFlow DELTA Pro 3がおすすめです!!


EcoFlow DELTAシリーズの全製品を徹底比較レビューした記事もご参考くださいませ。

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ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

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