EcoFlow 220W ソーラーパネルレビュー!両面受光型だから発電量が25%も増えた!(キャンプ・車中泊・防災・節約・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

近年、地球温暖化の影響での自然災害や地震による停電・・・

そんな中「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。

この記事では、ポータブル電源の大手ブランド「EcoFlowエコフロー」のアンバサダーも務めた私が、「EcoFlow 220W ソーラーパネル」のレビューをお届けしていきます!

目次

EcoFlow 220W ソーラーパネルとは?

ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?

EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。


スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。

YaiYu

読み方は「エコフロー」です!


現在は大型ポータブル電源の「DELTAシリーズ」が6製品。


小型から中型ポータブル電源の「RIVERシリーズ」が5製品。


防水性に優れた「折りたたみ式ソーラーパネル」が5製品。


そして、家の屋根や壁などに設置する「据置型ソーラーパネル」が3種類。


さらに2023年7月から大手ブランドしか行っていない、

  • 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
  • 故障・破損しているEcoFlow製品
  • 中古で購入されたEcoFlow製品

を送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。


日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。

EcoFlow 220W ソーラーパネルのメリット・デメリット

世界中で人気のEcoFlow 220W ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • 大手ブランドEcoFlow
  • 変換効率が業界最高峰
  • 両面受光型
  • 見た目がシンプルで美しい
  • IP68の防塵・防水性能
  • 148℃の耐熱性
  • 両面の活用に義務感が生じる
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

EcoFlow 220W ソーラーパネルレビュー

ここからEcoFlow 220W ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 付属品
  3. スペック
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

EcoFlow 220W ソーラーパネルは、汚れ防止用のカバーに入っています。


カバーから出すとさらにシンプルで、サイズは「85cm × 50cm × 3.2cm」。


展開するとサイズが「68cm × 183.5cm × 2.5cm」となり、2m近くあるので大迫力。


重量は「9.5kg」あるので、軽いとは言えませんが、数十種類の折り畳みのソーラーパネルを触ってきましたが、かなり「丈夫」に作られていました。


そして、EcoFlow 220W ソーラーパネルの最大の特徴「裏表どちらでも充電が可能」なところ。


上記の画像は、半分、折りたたんだ状態ですが、

  • 表面が黒い方が「
  • 表面が青い方が「

になり、このどちらも発電する優れもの!!


EcoFlow 400W ソーラーパネル」と比べると色が全然、違うのがわかると思います。


また、EcoFlowのソーラーパネルはめっちゃシンプル。

YaiYu

このシンプルさには理由があるので、後で解説していきます!

付属品

EcoFlow 220W ソーラーパネルの付属品はすべて揃っているので別途購入の必要はありません。

付属品
  • 220W ソーラーチャージャーバッグ
  • ソーラーパネル充電ケーブル
  • スナップフック
  • ユーザーマニュアル


220W ソーラーチャージャーバッグ」とは、パネルが入っていたカバーのこと。

YaiYu

このカバーも設置時に必要になってくるでの、レビューとともに解説していきます。

スペック

実際に太陽光でEcoFlow 220W ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。

スペック
  • 定格出力:220W 表面 / 155W 裏面
  • 開回路電圧:21.8V
  • 単路電流:13A 表面 / 8.8A 裏面
  • 変換効率:22~23%
  • セルタイプ:単結晶シリコン
  • 防水防塵規格:IP68
  • 作動温度範囲:-10~65℃
  • 耐熱性:148℃
  • 製造国:中国


数値に関して、実際にレビューを通して解説していきますが、ここで面白いと思ったのが「耐熱性」。


これまでたくさんのソーラーパネルをレビューしてきたのですが、耐熱性を推しているのはこれが初めて。

148℃」の耐熱性がすごいのは、

  • キャンプでの火や焚き火のそば
  • 炎天下に車の中で放置

などの、過酷な環境下でも故障にならない可能性が高いのは、かなり優れているものと言えます!

出力性能

出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。


出力性能があれば、便利なのですが、あえてEcoFlow 220W ソーラーパネルは実装していません。

その理由は以下になります。

理由
  • デザイン性が悪くなる
  • USBがあると防水規格が大幅に下がる


例えば、USB出力が装備されたソーラーパネルの防塵・防水規格は「IP65」が一般的。


防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。

YaiYu

つまり「雨の日に外に放置しておくと故障の原因になる」わけです!


一方、EcoFlow 220W ソーラーパネルの防水規格は「IP68」。


これは防塵・防水ともに最高レベルで「継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」というソーラーパネルでは最高の防水性能になります。


365日、外に放置しても問題ないので、我が家はベランダで、「EcoFlow 400W ソーラーパネル(IP68)」を使ってオフグリッド生活の実践をしています!

YaiYu

防水性能で選ぶならEcoFlowと言えるほど、こだわっています!

入力性能

ここからはEcoFlow 220W ソーラーパネルを使って、「EcoFlow DELTA Max」というポータブル電源に、実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。


充電するためには、EcoFlow DELTA Maxに付属されている「ソーラー充電ケーブル」を使用します。


EcoFlow 220W ソーラーパネルにも同じケーブルが内蔵されているので、


「カチ」っというまで2つを合体させれば、設置完了!


次にカバーの赤丸で囲んだところに「フック」が2つあるので、


EcoFlow 220W ソーラーパネルの穴にフックをかけて合体。


カバーの柔らかい部分が地面と接する部分になり、


硬い部分は支えとなるので、このようにしっかりと立たせることが可能。


早速、DELTA MAXに接続して太陽光発電してみましょう!!


接続するのは簡単で、ご覧のポート(黄色だからわかりやすい)に差し込むだけ。


検証は様々行ったので、表にまとめ考察してみました!

太陽光充電は「季節」「気温」「時間帯」など様々な要因によって結果が大きく変わるので参考程度に。

スクロールできます
220W ソーラーパネル表面のみ裏面のみ両面
晴れの日約180W約122W約220W
曇りにち晴れの日約110W約75W約130W
曇りの日約40W約25W約48W
実験から考察
  • 裏面のみでも発電可能だが発電量は落ちる
  • 両面で発電すると公式の片面よりも25%発電量UPに近い数値がでた
  • 両面発電は、サイズを大きくせずに発電量が上がるのはいい感じ
  • ただし裏面に太陽光が当たるよう設置はしっかりする必要あり
YaiYu

いや〜両面発電は、すごい発電量なので実験が楽しかった!!

ソーラーパネル2枚の並列接続での検証

ここからはを2枚並列に接続する方法と、接続することによりどれだけ充電量が変わるのかをレビューしていきます。

注意

私は220W ソーラーパネルを2枚持っていないので、2枚持っている110W ソーラーパネルの内容を記載しております。

設置方法は全く同じですのでご安心ください。


2枚並列するためには、「EcoFlow ソーラーパネル用二股ケーブル」が別途購入が必要です。


EcoFlow 220W ソーラーパネルを2枚並列につなげるだけですがちょっと複雑!


部屋の中でシュミレーションが終わったので、いざ外で!


分離した状態はこちら(ご参考ください)。


あとは繋げていくだけ!

YaiYu

並列で接続することで、電源に負担をかけず「2倍」発電します!

安全性

ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


EcoFlow製品は世界各国で販売されており、それぞれの国の安全認証をクリアしているので、安心できる数少ないブランドです。

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

EcoFlow製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。


EcoFlow 220W ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:12ヶ月
  • amazon:12ヶ月
  • 楽天:12ヶ月
  • yahooショッピング:12ヶ月
  • 家電量販店:量販店による


ソーラーパネルは、初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。

どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。

ポイント

EcoFlowは、日本国内の購入の方のみ、EcoFlow公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施しています。

YaiYu

EcoFlowは特典やサポートが充実する公式HPで購入するのがおすすめ!

価格

EcoFlow 220W ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。


最近はさまざまなソーラーパネルが販売されています。

しかしながら、安いものほどOEM、つまり同じ型に当てはめた大量生産品。(同じ見た目で、違うブランドが多数販売している


ポータブル電源やソーラーパネルはアウトドアだけじゃなく防災グッズでもあります。

予期せぬ災害による停電時に故障!なんてことを避けために自社生産・自社サポートのEcoFlowブランドを選ぶように心がけましょう!


EcoFlowのソーラーパネルの価格をまとめてみたのでご参考ください!

スクロールできます
EcoFlow ソーラー価格(¥)発電量(W)価格/発電量(¥/W)主な用途
60W ソーラーパネル22,00060366アウトドア
110W ソーラーパネル33,000110300アウトドア
160W ソーラーパネル42,900160268アウトドア、防災
220W ソーラーパネル69,300220315アウトドア、防災
400W ソーラーパネル126,500400316節電、オフグリッド
YaiYu

EcoFlowのソーラーパネルは、アウトドアや防災、節電など、あなたの使用用途に応じて選びましょう!!

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてEcoFlow 220W ソーラーパネルが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 10kgあるので軽くはないが、ありえないほど発電する
  • 防水性能に優れているので水に浸けても問題なし
  • 間違いなくアウトドアに適した仕様

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 重いので持ち運びには少し苦労する
  • しかし発電量もあるので防災グッズとして選択肢に入る
  • ベランダに出す場合、裏面がうまく発電しない場合があるので不適

オフグリッド(電気の自給自足)

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 年中、外に置くので「IP68」の防水性能最高ランクが最高
  • 屋根に設置や固定する場合があるため裏面が無意味になるので不適

YaiYuの評価

両面で発電可能なソーラーパネルは、挑戦的でいい感じ。

発電量も、期待を上回るほどの数値を叩き出してくれました。


ベランダなどに設置する場合、裏面の発電があまりしないので、野外のアウトドアに適したソーラーパネルだと言えます。

YaiYu

防水性能が最高ランクなので、キャンプに最適な1枚でしょう!!

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ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

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