オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、2,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台あれば安心。
そんな中、業界大手ブランド「EcoFlow」、その「DELTA Max」というポータブル電源が、2023年に「DELTA 2 Max」というアップグレード版を販売開始した。
この記事では、ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくEcoFlow DELTA MaxとEcoFlow DELTA 2 Maxを徹底比較レビューしていきます!
EcoFlow 「DELTA Max」「DELTA 2 Max」とは?
ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?
EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。
スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。
読み方は「エコフロー」です!
現在は大型ポータブル電源の「DELTAシリーズ」が6製品。
小型から中型ポータブル電源の「RIVERシリーズ」が5製品。
防水性に優れた「折りたたみ式ソーラーパネル」が多数ラインナップ。
さらに2023年7月から大手ブランドしか行っていない、
- 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
- 故障・破損しているEcoFlow製品
- 中古で購入されたEcoFlow製品
を送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。
日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。
なぜEcoFlow 「DELTA Max」「DELTA 2 Max」を比較するのか?
EcoFlow DELTA 2 Maxの方が新しい製品なのに、比較する必要があるのか?
と思う方も多いかもしれません。
しかし実際のところ
- 性能に大きな変化があるわけでない
- 価格差が結構ある
など、まだまだEcoFlow DELTA Maxの購入の余地があります。
だからこそ、徹底比較することで、今どちらが買いなのか?そしてあなたにとってどっちが購入するメリットがあるのかをお伝えしていきます。
EcoFlow 「DELTA Max」「DELTA 2 Max」のメリット・デメリット
EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxを比較レビューする前に、簡単な商品の説明と、それぞれの「メリット」「デメリット」について解説します。
EcoFlow DELTA Maxのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA Maxは、2022年にDELTA Proと同時期に販売されたばかりの、まだまだ新しいポータブル電源。
EcoFlow DELTA 2 Maxのメリット・デメリット
ポータブル電源業界の競争がますます過激化する中、2023年にアップグレードされたのが、EcoFlow DELTA 2 Max。
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
EcoFlow「DELTA Max」「DELTA 2 Max」レビュー
ここからEcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- アプリ
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
前面は、ディスプレイやUSB出力などが設置され、
後面は、充電するための入力ポートやコンセント、
両側面は、排熱溝がしっかりとあり、2色のマッドなデザインがたまりません。
底面も凹凸部分が大きく、安定感があり、
持ち手はかなり丈夫で大きく、老若男女、どなたでも持ちやすい科学的構造。
上面が平らなので、このように縦に積み上げれ、キャンプや車中泊の際に、車に乗せやすいメリットがあります。
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxは、見た目もサイズも同じ「49.7 x 24.2 x 30.5cm」と、性能と電池容量から考えるとかなりコンパクト!
ディスプレイは、EcoFlowブランドで統一されており、シンプルながら「電池残量」「入出力W数」など、しっかり大きく表示されている。
違いとしては、「重量」となりますので表で比較してみました。
なお、EcoFlow DELTA Maxには電池の容量が「1600Wh」と「2000Wh」が存在するので比較対象としました。
製品名 | 重量(kg) |
---|---|
EcoFlow DELTA Max(1600Wh) | 22 |
EcoFlow DELTA Max(2000Wh) | 24.3 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 25.6 |
- EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxはデザイン、サイズとも「ほぼ同じ」
- 重量はEcoFlow DELTA 2 Maxがやや重い
- 3製品とも「LEDライト」はなし
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxがもっとも違うのが電池なので詳しく比較していきます。
EcoFlow DELTA Maxの電池性能
- 電池素材:リチウムイオンバッテリー
- 充放電サイクル:800回以上(残存80%)
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-20°C ~ 45°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 45°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
EcoFlow DELTA Maxは、電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
EcoFlow DELTA Max(1600Wh):「1612Wh/322,400mAh/5V」
EcoFlow DELTA Max(2000Wh):「2016Wh/403,200mAh/5V」
EcoFlow DELTA 2 Maxの電池性能
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
- 充放電サイクル:3000回以上(残存80%)
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-20°C ~ 45°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 45°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
EcoFlow DELTA 2 Maxの、電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめ。
EcoFlow DELTA 2 Max:「2048Wh/409,600mAh/5V」
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
ここまで数字がたくさん出てきたので、大事なところの整理していきましょう!
- EcoFlow DELTA Maxは「短寿命電池」の採用なのがデメリット
- EcoFlow DELTA 2 Maxは「長寿命電池」の採用なので大きなメリット
- -20℃の環境下でも使用できるので北国の人におすすめ
長寿命電池が業界で一般的になったため、DELTA 2 Maxが緊急に開発されたと私は考えています!
付属品
EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxの付属品は、1つ別途購入の必要ありです。
- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
別途購入なのはソーラーパネルと接続する際に必要な「XT60i変換ソーラー充電ケーブル」です。
EcoFlowだけじゃなく、他社のソーラーパネルとも接続する際に必要になってくるので、必要な場合はEcoFlow公式HPで購入しましょう!
またEcoFlowの素晴らしいところが、「付属品がシリーズで統一」されていることです。
たとえば、EcoFlow DELTA MaxのAC充電ケーブルを紛失してしまっても他のDELTAシリーズのAC充電ケーブルでも普通に使えるのです。
付属品を紛失した場合はEcoFlowの公式で購入可能ですが、もう1つポータブル電源を購入するのも手だったりします!
さらに専用オプションの「DELTA Max専用エクストラバッテリー」があると、容量を倍増でき、家庭用蓄電池として使うのもおすすめです。
DELTA MaxとDELTA 2 Maxで、それぞれ専用のエクストラバッテリーがあるので購入の際にはご注意を!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とは、EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:2000W(2400Wまで使用可能)
- 最大瞬間出力:4000W
- コンセント口数:6口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
AC出力の性能は、EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxもまったく同じになります。
まず、定格出力2000Wとは、「2000Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
実験として出力が1200Wあるドライヤーを実際に使用。
1172Wで、余裕で使用できています。
次は、「600W」と「800W」で温めることができる電子レンジ。
600Wだと、「956W」を消費して温めることができ、
800Wだと「1227W」とドライヤーよりもパワーを使っていることが分かりました。
では、ドライヤーと電子レンジ(800W)を同時に動かした場合はどうでしょうか?
EcoFlow DELTA Maxのすごいのが、独自技術のX-Boostモード。
電化製品の出力(電圧)を、使用できる出力まで自動で下げることで、動かすことができるのです。
上記の実験ではドライヤーと電子レンジの2つを使った場合は2400W必要になるのですが、「2000W」以下に出力を下げて使用可能にしています。
当然、出力を下げて使用しているので、
- ドライヤーはパワーが弱い
- 電子レンジは通常よりも温めるのに時間がかかる
などが生じますが、正直、動かせていること自体すごいので、業界でも驚きのポータブル電源なのです。
これにより、2000Wを超えるような電気工具なども使用することができちゃうんです!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
- USB-A(QC3.0):2口
- USB-A(15W):2口
- USB-C(PD100):2口
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 MaxのUSB性能は「まったく同じ」で「業界最高レベル」の性能です。
なんと言っても、USB-CがPD100Wに対応して「2口」もあるんだから、最近のAndroidスマホも高速充電が余裕ですね♪
DC出力
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 MaxにDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):1口
- DCソケット(12V/10A):2口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
こちらも2製品ともまったく同じ性能です!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、ポータブル電源を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxを家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACアダプター」を使用します。
接続は簡単で、ACケーブルをご覧のポートに差し込むみ、反対を家庭用コンセントへ。
充電すると独自技術の「X-Stream技術」により、業界最高レベルの充電速度を誇ります。
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxは、それぞれ充電時間が異なるので比較してみました!
製品名 | 80%まで(時間) | 100%まで(時間) |
---|---|---|
EcoFlow DELTA Max(1600Wh) | 1 | 1.7 |
EcoFlow DELTA Max(2000Wh) | 1.2 | 2 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 1 | 1.7 |
ここではDELTA 2 Maxが勝利!とはいえ3製品とも業界ではトップレベルの充電速度!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」も実装しています。
- 対応車:12V/24V
接続は付属のシガーソケットケーブルを、本体側面に差し込み、反対を車に接続。
非走行時のハイエースで「約100W」で充電されました!
こちらも性能に差はなく、充電時間をまとめると下記になります。
製品名 | 100%充電まで(時間) |
---|---|
EcoFlow DELTA Max(1600Wh) | 17時間 |
EcoFlow DELTA Max(2000Wh) | 21時間 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 21時間 |
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
ここは少しEcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxに差があり、ソーラーパネルで充電できる最大の量が変わってきます。
製品名 | ソーラー最大充電量(W) |
---|---|
EcoFlow DELTA Max(1600Wh) | 800 |
EcoFlow DELTA Max(2000Wh) | 800 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 1000 |
それぞれ、800Wや1000Wと、入力の最大値が大きいので、EcoFlowの
- 220W ソーラーパネル(両面受光型)
- 400W ソーラーパネル
などの大きいソーラーパネルで充電するのがおすすめ!
EcoFlowのソーラーパネルは、発電効率が高く、防水性能が業界でトップクラス!
接続するには付属のMCアンダーソンケーブルを、先ほどのシガーソケットと同じ場所に差し込み、
反対をソーラーパネルに差し込めは設置完了!
ソーラーパネルの詳しい設置方法や発電量のレビューもお届けしておりますので合わせてご覧ください!
アプリ
EcoFlow DELTA MaxもDELTA 2 Maxも、EcoFlowの公式アプリでスマホと連携することが可能。
アプリの主な用途は遠隔で電源のOFF/ONが可能だったり、状態を見たり、そして本体のアップデートを行えたりなどなど。
周波数の変更や、自動で電源が切れる設定などは必須で、他にもかなりたくさんあるので是非とも試してほしい!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
EcoFlowのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
EcoFlow製品はすべて、過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
EcoFlow製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証。
実験したところ、ここではEcoFlow DELTA 2 Maxの勝利でした!
製品名 | 出力時(db) | 入力時(db) |
---|---|---|
EcoFlow DELTA Max(1600Wh) | 約58 | 約58 |
EcoFlow DELTA Max(2000Wh) | 約58 | 約58 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 約53 | 約53 |
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
- EcoFlow DELTA Maxは入力時も出力時もファンは回るが、音は小さい
- EcoFlow DELTA 2 Maxは入力時も出力時もファンというより小さな機械音がなる感じ
保証期間
EcoFlow DELTA MaxとDELTA 2 Maxで保証期間が変わるので比較していきましょう!
EcoFlow DELTA Maxの保証期間
- 公式HP:36ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
EcoFlow DELTA 2 Maxの保証期間
- 公式HP:60ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
EcoFlowは、日本国内の購入の方のみ、EcoFlow公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施しています。
どちらも公式HPから購入するのがおすすめで、DELTA 2 Maxに関しては驚きの「5年保証」!!
価格
EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
比較するにあたり、価格をWh数で割った「1Whの価格」を比較することでコスパが分かりやすくなります。
製品名 | 価格(税込) | 1Whの価格 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA Max 1600Wh | 187,000円 | 117円 |
EcoFlow DELTA Max 2000Wh | 242,000円 | 120円 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 254,100円 | 124円 |
価格に関しては差があまりなく、性能が良いDELTA 2 Maxが優位かに!
比較レビューまとめ
最後に上記の内容を踏まえ、EcoFlow DELTA Max、DELTA 2 Maxが、どんな方におすすめなのか忖度なしで解説していきます。
EcoFlow DELTA Maxはどんな方におすすめなのか?
EcoFlow DELTA Max 1600Wh
- 1番、軽いのでアウトドアに持ち運びやすい
- 電池寿命が短いのでアウトドアに出かけるときに使う人におすすめ
- 1番、価格が安いから選びやすい
予算が厳しい方や、アウトドアや停電などの防災用には最適です!
EcoFlow DELTA Max 2000Wh
- DELTA 2 Maxと比較すると勝てている部分がない
- にも関わらず、保証期間が短く、価格差がそれほどない
申し訳ないが、DELTA 2 Maxを購入する方が断然おすすめ!
EcoFlow DELTA 2 Max
- 長寿命バッテリー採用
- 現状、他ブランドと比べても性能はトップクラス
- 予算に都合のつく方は3製品の中であれば断然これ!
性能にスキが全くありませんでしたね!セール時には間違いなくこいつが買いでしょう!
YaiYuの評価
過去にアンバサダーにも就任したEcoFlow。
最近では長寿命電池が当たり前の時代になる中で、DELTA 2 Maxが販売されました。
個人的にも長寿命で安全な電池のポータブル電源の購入をおすすめしているので、やはりDELTA Maxシリーズの中では、DELTA 2 Maxの購入が一択なのかなと考えています!
購入を迷っている人の参考になれば幸いです!!
またEcoFlow DELTAシリーズ全製品を徹底比較レビューした記事もご参考くださいませ。
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