オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、1,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台必須の時代になってきました。
そんな中、業界大手ブランド「BLUETTI」の、「AC60 」とその拡張電源「「B80 」が防水なのに高性能で、私はめちゃくちゃ気に入っています。
この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすく、BLUETTI AC60とB80はセットで購入するのがおすすめな理由を徹底解説していきます。
BLUETTI AC60+B80とは?
BLUETTIとは?
「BLUETTI」とは2009年に中国の深圳でスタートしたポータブル電源の最先端ブランドです。
なんて読むの?
と誰もが思う中、私は初めは間違って「ブルエッティ」とか言ってたのですが、正解は「ブルーティ」もしくは「ブルーティー」と読みます。(ブランド確認済み)
日本では神奈川県に「BLUETTI JAPAN株式会社」、東京都にも「株式会社ブルーティパワー」に法人を置き、サポート体制を充実させています。
現在は、小型〜大型のポータブル電源「EBシリーズ」が4製品。
小型から大型まで1番多くのラインナップが存在する「ACシリーズ」が9製品。
超大型の家庭用蓄電池の「EPシリーズ」が1製品。
そして、上記のポータブル電源の拡張バッテリー「Bシリーズ」。
ソーラーパネル「PVシリーズ」も5種類と、
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇ります。
日本に法人を構えることで、サポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランドになります。
BLUETTI AC60+B80のメリット・デメリット
中でも今回、ご紹介するBLUETTI AC60+B80は、2023年に販売されたばかりの、BLUETTI渾身の防水ポータブル電源。
主に機能の本体となるBLUETTI AC60は、防水性能を持ちながら1000Wh以下の電気容量のポータブル電源のトップ性能に君臨しています。
そのBLUETTI AC60のメリットとデメリットを先にまとめました。
一方、BLUETTI AC60の電池容量を増やすことができる拡張電源としてBLUETTI B80が販売されており、こちらも防水性能を装備してます。
そのBLUETTI B80のメリット・デメリットもまとめました。
本記事では、そんなBLUETTI AC60とB80を、セットで購入したらどうなのかを徹底レビューで解説していきます。
BLUETTI AC60+B80レビュー
ここからBLUETTI AC60+B80を初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- アプリ
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
BLUETTI AC60+B80は、重ねておくことで前面で、ほぼすべての機能を使うことができる便利設計。
なので後面には、ポートなどはなく、
BLUETTI AC60に装備された、大きなLEDライトのみのシンプル設計。
両側面は、排熱溝と、大きめのポートがいくつか存在し(後で解説)、
底面はBLUETTI AC60とB80とも、凹凸部分があり、本体の傷や汚れを軽減してくれ、
持ち手もBLUETTI AC60とB80とも同じ設計で、かなり大きく手に馴染む構造で、女性でも持てる大きさでした。
上面には、BLUETTI AC60のみ「ワイヤレス充電機能」が搭載されているので、
上下に重ねて置く際は、上にBLUETTI AC60、下にBLUETTI B80を設置するのが良いでしょう!
BLUETTI AC60のサイズは「29 x 23.4 x 20.5cm」と、性能と電池容量から考えると業界の中で「やや大きいサイズ」と判断。
重量は「約9.1kg」と、こちらも業界からすると「やや重い」と判断しました。
BLUETTI B80のサイズは「29 x 23.4 x 20.5cm」と、拡張電源なので、電池容量から考えると「コンパクト」と判断し、
重量は「約9.9kg」と、こちらも電池容量から考慮すると業界で「軽い」と判断しました。
ディスプレイは、BLUETTI AC60のみ装備され、「電池残量」「入出力W数」などしっかり大きく表示していて分かりやすい。
そしてBLUETTI AC60&B80は「防水ポータブル電源」。
各ポートには必ずゴム性の「蓋」があり、「IP65」というもの納得です。
IP65とは
- 粉塵の侵入がない「粉塵最高レベル」
- あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない「雨には問題ない防水レベル」
を満たした「JIS認証」の規格となります。
BLUETTIのマッドなブラックが光るかっこよさと、防水機能を備えた、すごい電源です!
電池性能
次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきます。
BLUETTI AC60&B80は、共に同じ電池が採用されているので、まずは共通の項目をまとめました。
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
- 充放電サイクル:3000回以上(残存80%)
- パススルー機能:あり
- 波形:純正弦波
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
BLUETTI AC60の電気容量は「403Wh/80,600mAh/5V」となり、電化製品の使用時間や使用回数は以下の通りです。
BLUETTI B80は「806Wh/161,200mAh/5V」と、BLUETTI AC60の「2倍」の容量になります。
BLUETTI AC60とB80を、付属品のケーブルで繋ぐことで、電池容量が「1209Wh/241,800mAh/5V」となり、1000Whを超える大容量ポータブル電源へと進化します。
実は、BLUETTI AC60には、最大「2個」までBLUETTI B80と合体できるので、「2015Wh/403,000Ah/5W」まで容量を拡張することができるのは流石に驚きしかない。
電気容量を拡張できるモジュール型のポータブル電源なので、使用人数に応じて容量を増やすことができます。
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
BLUETTI AC60&B80は、「共に長寿命電池」なので、おすすめしかないです!!
付属品
BLUETTI AC60+B80の付属品は揃っているので、初めてポータブル電源を購入される方にもおすすめです。
- AC充電ケーブル
- カーチャージャーケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証カード
- 合格証明書
BLUETTI AC60を充電する際には「AC充電ケーブル」を採用。
大きく、熱くなる「ACアダプター」ではないので嬉しい🎵
他の付属品は後で解説していきますが、オプションの「BLUETTI 収納バック」がしっかりしていておすすめです。
サイズ的には、BLUETTI AC60はすっぽりと収まる感じなのですが、BLUETTI B80と「2個入れ」は無理でした(泣)
肩に掛けれたり、持ちやすくなったりと、なかなか便利なので愛用しています。
アプリ
BLUETTI AC60は、BLUETTIの公式アプリでスマホと連携することが可能で、強みである「電力リフト機能」は、ON/OFFがアプリのみとなります。(後で解説)
他にも「遠隔操作」「周波数の変更」「待機時間の変更」「充電速度の低速化」などの様々な機能を使うことができるので、連携をおすすめします!
レビューでは、アプリを実際に使用しながらお届けしていきます!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- LEDライト
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
LEDライト
BLUETTI AC60のみに装備されているLEDライトは、めちゃくちゃ大きく、
「弱」「強」「SOS」の3モードも搭載。
強で「4W」の出力の明るさなので、
- BLUETTI AC60のみ:90時間
- BLUETTI AC60+B80:270時間
も点灯させておくことができ、災害時の停電対策にも一役買ってくれます。
ACコンセント出力
AC出力とはBLUETTI AC60に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:600W
- 最大瞬間出力:1200W(電力リフト時)
- コンセント口数:2口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
なおBLUETTI B80にはAC出力機能は搭載していないのでご注意ください!
定格出力600Wとは「600Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「18W」しか消費されないので、「20時間」ほど使うことが可能。
では、お湯を沸かすのに「500W以上」必要な、携帯用ケトルは使用できるでしょうか?
「516W」の消費量なので、問題なく使用可能です。
600mlもの水を、およそ「18%(40%→22%)」で沸かせたので、フル充電だと「5回以上」は沸騰可能です。
ではパワーが1200W必要なケトルはどうでしょうか?
ちなみに、BLUETTI AC180という「定格出力1800W」もあるポータブル電源で使用すると、「1194W」ものパワーが必要だったので、
600Wまでしかパワーを出せないBLUETTI AC60は、「OVERROAD」し、停止しました。
そこでBLUETTI AC60の真骨頂「電力リフト機能」を使用していきます!
アプリを開き、電力リフト機能を「ON」にすれば準備OK。
先ほどと同様に、ケトルを使用すると、なんと「579W」のパワーで使用できているじゃありませんか!?
一体どういうこと?となると思いますので、ちょっと難しいですが解説。
電力リフト機能とは、1200Wまでの電力が必要な電化製品に対して、使用する際の電圧を下げることで、BLUETTI AC60にも使用可能な600W以下のパワーに自動で下げることで、使用できるようにする機能。
これにより、1200Wまでのパワーが必要な、電気ケトルやIHクッキングヒーターなどが可能になります!(ドライヤーは電圧を下げることで機能しない場合もあり)
この電力リフト機能を考慮した場合、1000Wh以下のポータブル電源で業界トップのパワーを誇ります!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
- USB-A(15W):2口
- USB-A(QC18W):1口
- USB-C(PD100):2口
- ワイヤレス(15W):1口
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
BLUETTI AC60+B80を合わせたUSB性能は、「業界トップ性能」になります。
中でも、USB-C PD100Wが、BLUETTI AC60に「1口」、BLUETTI B80にも「1口」あり、合計「2口」もあるのは最高すぎる。
BLUETTI AC60には、ワイヤレス充電が搭載されているので、iPhoneユーザーにい感じ。
USB性能に関しては、「2台」合わせることで業界最高性能になるので、1台ずつだと双方に弱点がある感じ。
DC出力
BLUETTI AC60+B80にDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):2口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
おすすめは「Anker 323 Car Charger」が、かなりの出力があるので、スマホやパソコンも高速充電可能です!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、BLUETTI AC60+B80を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
BLUETTI AC60+B80を家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACケーブル」を使用します。
接続は簡単で、BLUETTI AC60の側面のポートに差し込むみ、反対を家庭用コンセントへ。
充電するとなんと「約540W」で入力されていました!
実はこの速度だと、
- 80%まで「約40分」
- 100%まで「約60分」
で充電されることになります。
これは冗談抜きに早く、この容量帯で「業界最速」です!
ただ、この時間はBLUETTI AC60のみの充電時間となるので、BLUETTI B80を接続した場合はどうでしょうか。
実験の結果、BLUETTI AC60単体で充電していた時と同じ入力量になったので、
BLUETTI AC60+B80の充電時間は、
- 80%まで「約120分」
- 100%まで「約180分」
となります。
この時、アプリで確認すると、BLUETTI AC60とB80が、同時に充電され%が増えることがわかりました。
どちらか片方から充電されるのではなく、同時ってところが面白い。
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」はBLUETTI AC60+B80は実装しています。
- 対応車:12V/24V
- フル充電まで「約13時間」
接続は、付属のシガーソケットケーブルを、側面のポートに差し込み、反対を車に接続。
非走行時のハイエースで「93~100W」で充電されました!
BLUETTI B80も単独でシガーソケット充電可能なので、使い方の幅が広がりいい感じです!
12V車も24V車も対応しているのはありがたい!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
- BLUETTI AC60:200W
- BLUETTI B80:200W
BLUETTI AC60+B80は、それぞれ入力の最大値が200Wなので、
- BLUETTI PV120 ソーラーパネル
- BLUETTI PV120S ソーラーパネル
などの、コンパクトなソーラーパネルがおすすめ。
BLUETTIのソーラーパネルは、単結晶が美しく、発電効率が業界でトップクラスなのです。
接続するには、付属のMC4ケーブルを使用していきます。
BLUETTI AC60+B80は、合計2台なので、今回は2枚のソーラーパネルを準備してみました。
BLUETTI AC60+B80は、それぞれ太陽光充電が可能です。
しかしながら、BLUETTI AC60にはディスプレイがあるので充電量が見ることができるのですが、
BLUETTI B80には、ディスプレイがないので、どれぐらい充電しているのか分からない!
となれば、登場するのはアプリで、スマホ画面でBLUETTI AC60の充電量を確認すると「120W」。
BLUETTI AC60+B80の2台で、2枚のソーラーパネルを充電した場合、合計値が表示され「245W」で充電されました。
となると、BLUETTI B80は「125W」で充電されていることがわかりました!
BLUETTIのソーラーパネルの詳しい設置方法は、レビュー記事がありますので合わせてご覧ください!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
BLUETTIのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
BLUETTI AC60は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
さらにBMSでは、最高峰を誇る「UPS機能」を搭載しています。
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が10ms(ミリ秒)以内でBLUETTI AC60のバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でBLUETTI AC60の電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!
BLUETTIはこのUPSにこだわりがあり、「UPSならBLUETTI」と言えるほど多くの電源に搭載しています。
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証しました。
実験したところ、BLUETTI AC60のファンが回った場合の音の大きさは
- 最大出力時:50db前後
- AC充電時:55前後
となりました。
BLUETTI AC60のファン音は、業界の中でトップに近いほど静かです。
一方、BLUETTI B80は、ファン音はないものの、DC起動させていると小さい動作音がずっと出ていることが判明しました。
とはいえ、音の大きさは「40db」と、かなり小さめです。
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
BLUETTI製品は、充電時のファンの音を小さくさせる「静音モード」にアプリで切り替えることができるので、充電速度は下がりますがファン音も下げることができます。
災害時の避難所や、車中泊の際などに静音モードをおすすめします。
- 出力時も充電時も、パワーの割に音は小さめ
- 電化製品の使用が終わるとファンは数秒で止まる高性能
- 充電が終わるとファンは数秒で止まる高性能
保証期間
近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。
BLUETTI AC60+B80の保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月+48ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
BLUETTIは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。
BLUETTI AC60+B80共に、保証が「6年」になるので、圧倒的に公式HPで購入することをオススメします!
価格
BLUETTI AC60+B80は、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
- 本体価格:税込 99,800円
- 1Whの価格:247.6円
- 本体価格:税込 79,800円
- 1Whの価格:99円
個人的な意見ですが「コスパは最強クラス」と考えています。
その理由に、
- 防水ポータブル電源
- 電池容量を拡張できる
- 長寿命電池
- 付属品が揃っている
- 600Wの高出力
- 1200Wまで使用可能
- ワイヤレス充電
- 充電速度が業界トップ
- スマホアプリ対応
- UPS機能搭載
などなど、たくさんのメリットがあるからです。
そして、1Whの価格から、
- BLUETTI AC60は超高性能なので、価格は高め
- BLUETTI B80は拡張性を優先しているので、価格は安め
ということがわかりました。
つまり、BLUETTI AC60+B80は2台で「適正な価格」となると判断でき、セットで購入するのがお得だと分かりました。
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてBLUETTI AC60+B80が、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド(電気の自給自足)
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防水ポータブル電源はキャンプに最適
- ファン音が静かなので車中泊でも安心
- 長寿命電池なので気軽に使える
- LEDライト搭載
防災グッズや節電グッズ
- 防水なのでベランダに置いても安心
- 6年保証なので防災グッズとして長期保管しやすい
- 長寿命電池なので10年近く毎日使用できる
オフグリッド(電気の自給自足)
- ソーラーパネルが200Wまでは及第点
- UPS採用は素晴らしい
- 拡張電源BLUETTI B80の購入は必須
YaiYuの評価
2023年にもっとも業界で飛躍したのがBLUETTIだと私は思っています。
特にこのBLUETTI AC60+B80は中でも素晴らしく、2023年マイベストポータブル電源として選んでいるほど。
価格に関しては、BLUETTI AC60単体だと高めの設定なので、BLUETTI AC60+B80のセットで価格のバランスが良くなるため、セット購入がおすすめですよ!
【2023年下半期】プロが選ぶ「1000Wh以下」の大容量おすすめポータブル電源ランキングでランクインもしています。
【2023年下半期】プロが選ぶ「1000~2000Wh」の大容量おすすめポータブル電源ランキングでもランクインもしています。
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