オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、1,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台必須の時代になってきました。
そんな中、業界大手ブランド「BLUETTI」、その「AC180 」が、2023年に新発売され、圧倒的なパワーに驚きました!
この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくBLUETTI AC180を徹底レビューしていきます!
BLUETTI AC180とは?
BLUETTIとは?
「BLUETTI」とは2009年に中国の深圳でスタートしたポータブル電源の最先端ブランドです。
なんて読むの?
と誰もが思う中、正解は「ブルーティ」もしくは「ブルーティー」と読みます。(ブランド確認済み)
日本では神奈川県に「BLUETTI JAPAN株式会社」、東京都にも「株式会社ブルーティパワー」に法人を置き、サポート体制を充実させています。
現在は、小型〜大型のポータブル電源「EBシリーズ」が4製品。
小型から大型まで1番多くのラインナップが存在する「ACシリーズ」が11製品。
超大型の家庭用蓄電池の「EPシリーズ」が1製品。
そして、上記のポータブル電源の拡張バッテリー「Bシリーズ」。
ソーラーパネル「PVシリーズ」も4種類と、
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇ります。
さらに、不要になったポータブル電源の回収サービス「リサイクルサービス」を 2024年1月から開始されますます人気を集めています。
BLUETTI AC180のメリット・デメリット
中でも今回、ご紹介するBLUETTI AC180は、2023年に販売されたばかりの、BLUETTI渾身のポータブル電源。
そんなBLUETTI AC180をレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
BLUETTI AC180レビュー
ここからBLUETTI AC180を初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- アプリ
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
前面は主に、電力の使用するための出力ポートが集結していて、かなり使いやすい設計。
なので後面には、何もないスタイリッシュさ。
両側面は、排熱溝がしっかりとあり、コンセントで充電するポートのみ存在。
底面は凹凸部分があり、本体の汚れを軽減してくれ、
持ち手は、かなり大きいのですが手に馴染む構造で、女性でも持てる大きさでした。
上面は平らになっているので、
上下にBLUETTIのポータブル電源を重ねて置けるのは便利。
サイズは「34 x 24.7 x 31.7cm」と性能と電池容量から考えると業界で比較すると「やや大きい」と判断。
重量は「約16kg」と、こちらも性能から考慮すると業界の中で「やや重い」と判断しました。
ディスプレイはシンプルながら「電池残量(%)」「入出力W数」など、しっかり大きく表示していて分かりやすい。
ビジュアルは、BLUETTIのマッドなブラックが光る、かっこいいポータブル電源で個人的に好み。
電池性能
次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきます。
まずは、BLUETTI AC180の電池性能をまとめました。
- 電気容量:1152Wh/230,400mAh/5V
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
- 充放電サイクル:3500回以上(残存80%)
- パススルー機能:あり
- 波形:純正弦波
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
電化製品の使用時間と使用回数
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
BLUETTI AC180は、「長寿命電池」なのでおすすめです!
付属品
BLUETTI AC180の付属品は揃っているので、初めてポータブル電源を購入される方にもおすすめです。
- AC充電ケーブル
- カーチャージャーケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証カード
- 合格証明書
BLUETTI AC180は、充電する際にケーブルを採用。
大きく、熱くなるACアダプターではないので嬉しい🎵
またBLUETTIの最大の特徴の1つでもある、拡張バッテリーを繋げることで容量を拡張させる機能がAC180にも備わっています。
例えば、販売されたばかりの防水ポータブル電源「BLUETTI AC60」は、
専用の拡張防水電源「BLUETTI B80」と、
専用の太いケーブルを用いることで、送電する時のロスを減らし、1つの大きな容量の電源として進化させることができます。
ではこの太いケーブルを用いてBLUETTI AC180と、拡張電源のB80を合体させようと思ったら、なんと差し込む場所がないではありませんか!!
実はBLUETTI AC180に、B80を拡張させる場合は、別途購入が必要な「P090DtoDC7909 変換ケーブル」が必要になってきます。
このケーブルをBLUETTI AC180のこちらのポートに差し込めば、拡張できるのですが、あまりおすすめはできないと思っています。
その理由を以下にまとめました。
- 別途購入のケーブルは「1万円」なので高額
- このケーブルでは、合体させる際に、電力のロスが生じる
BLUETTI AC180は、単体でも性能が十分なので、拡張しなくてもいいかなというのが、私の判断です。
アプリ
BLUETTI AC180は、BLUETTIの公式アプリでスマホと連携することが可能です。
アプリの中で、BLUETTI AC180の強みである「電力リフト」という機能があり、ON/OFFはアプリのみの操作になるので、後で詳しく解説していきます!
他にも「遠隔操作」「周波数の変更」「待機時間の変更」「充電速度の低速化」などの様々な機能を使うことができるので、必ず連携をオススメします!
レビューでは、アプリを実際に使用しながらお届けしていきます!
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはBLUETTI AC180に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:1800W
- 最大瞬間出力:2700W(電力リフト時)
- コンセント口数:4口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
定格出力1800Wとは「1800Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
1800Wのパワーは業界でも最高峰なので、パワーが必要な方におすすめ!
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「18W」しか消費されないので、「57時間」ほど使うことが可能。
お湯を沸かすのに「570W」必要な、アウトドアや避難所で役にたつ携帯用ケトルも、
「541W」の消費量なので、問題なく使用可能です。
ではパワーが1200W必要なケトルはどうでしょうか?
1800Wまで使用可能なので、まったく問題なしですね!!
ちなみに、このケトルで600mlのお湯を沸かしたら、「5%」ほど電力を消費したので、フル充電で「20回」使用できることになります!
もちろんドライヤーも、ケトルと同じぐらいの電力で動くので余裕だったのですが、
ドライヤーとケトルを同時に使用した場合はどうでしょうか?
数値を足してみると「1194 + 1157 = 2351W」なので、1800Wを超えて使用はできませんでした。
ディスプレイに赤色で、「OVERLORD」と表示され、動作が停止しました。
そこでBLUETTI AC180の真骨頂「電力リフト機能」を使用していきます!
アプリでONにすれば、ディスプレイに「筋肉マーク」みたいな表示が現れれば準備OK。
先ほどと同様に、ケトルとドライヤーを同時に使用すると、なんと「両方とも使用できていて」「1588W」の消費量になっているじゃありませんか!!
一体どういうこと?となると思いますので、ちょっと難しいですが解説。
電力リフト機能とは、2700Wまでの電力が必要な電化製品に対して、使用する際の電圧を下げることで、BLUETTI AC180にも使用可能な1800W以下のパワーに自動で下げることで、使用できるようにする機能。
これにより、2700Wまでのパワーが必要な、電気ヤスリや電動ノコギリなどの「電気工具」の使用も可能になります!
この電力リフト機能を考慮した場合、1000Whクラスのポータブル電源で業界トップのパワーを誇ります!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
- USB-A(QC15):4口
- USB-C(PD100):1口
- ワイヤレス(15W):1口
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
BLUETTI AC180のUSB性能は、USB-Aは「4口」あるのに対してUSB-Cが「1口」のみなので、業界比較で「準最高性能」と判断しました。
正直なところ、USB-Cは「2口」あれば最高だと思っています。
ちなみに、ACアダプターを使えばもう1つUSB-Cを使用可能なのですが、AC→DCに電力を変換時に、電力のロスが発生してしまうので、あまりおすすめではありません。
ワイヤレス充電が搭載されているので、iPhoneユーザーにおすすめではあります!
DC出力
BLUETTI AC180にDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):1口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、BLUETTI AC180を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
BLUETTI AC180を家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACケーブル」を使用します。
接続は簡単で、BLUETTI AC180の側面のポートに差し込むみ、反対を家庭用コンセントへ。
充電するとなんと「約1058W」で入力されていました!
でも実はこれでも「標準モード」で、アプリにより「高速モード」に切り替えれば、なんと「約1204W」で充電されました。
実はこの速度だと、
- 80%まで「約45分」
- 100%まで「約70分」
ので充電され、
これは冗談抜きに早く、この容量帯で「業界最速」です!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」はBLUETTI AC180は実装しています。
- 対応車:12V/24V
- フル充電まで「約13時間」
接続は、付属のシガーソケットケーブルを、前面のポートに差し込み、反対を車に接続。
非走行時のハイエースで「95~100W」で充電されました!
12V車も24V車も対応しているのはありがたい!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
- 入力最大値:500W
BLUETTI AC180は、入力の最大値が500Wと割と大きい入力が可能なので、
- BLUETTI PV120 ソーラーパネル
- BLUETTI PV200 ソーラーパネル
の、コンパクトかつ発電量が大きいソーラーパネルがおすすめになります。
BLUETTIのソーラーパネルは、単結晶が美しく、発電効率が業界でトップクラスなのです。
接続するには、付属のMC4ケーブルを使用していきます。
BLUETTIのソーラーパネルの詳しい設置方法は、レビュー記事がありますので合わせてご覧ください!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
BLUETTIのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
BLUETTI AC180は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
さらにBMSでは、最高峰を誇る「UPS機能」を搭載しています。
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が10ms(ミリ秒)以内でBLUETTI AC180のバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でBLUETTI AC180の電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!
BLUETTIはこのUPSにこだわりがあり、「UPSならBLUETTI」と言えるほど多くの電源に搭載しています。
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証しました。
実験したところ、BLUETTI AC180のファンが回った場合の音の大きさは
- 最大出力時:64db前後
- AC充電時:63前後
となりました。
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
充電速度を標準モードに切り替えると、「60db」まで軽減され、
さらに「静音モード」という、ファンが静かになる機能を発揮させると、「261W」でゆっくり充電され、
ファン音は明らかに小さくなり「58.5db」まで下がりました。
災害時の避難所や、車中泊の際などに静音モードをおすすめします。
- 出力時も充電時も、パワーの割に音は小さめ
- 電化製品の使用が終わるとファンは数秒で止まる高性能
- 充電が終わるとファンは数秒で止まる高性能
保証期間
近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。
BLUETTI AC180の保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月+36ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
BLUETTIは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。
保証が「5年」になるので、圧倒的に公式HPで購入することをオススメします!
価格
BLUETTI AC180は、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
- 本体価格:税込 148,000円
- 1Whの価格:129.6円
個人的な意見ですが「コスパは最強クラス」と考えています。
その理由に、
- 業界大手BLUETTI
- 付属品が揃っている
- 長寿命電池
- 電池容量が拡張できる
- 1800Wのパワー
- 2700Wのパワーまで使用可
- 充電速度が業界トップ
- スマホアプリ対応
- UPS機能搭載
- 保証が5年
- 価格が安め
などなど、たくさんのメリットがあるからです。
なのに1Whの価格は「130円を下回り」、セール時などの場合には、かなりお買い得のポータブル電源になります。
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてBLUETTI AC180が、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド(電気の自給自足)
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- ややコンパクトで軽量、かつ大容量なのでアウトドアに最適
- 長寿命電池なので気軽に使える
- 1800Wのパワーと2700Wまで使用できるパワーは業界トップ
防災グッズや節電グッズ
- 5年保証なので防災グッズとして保管しやすい
- 持ち運べるサイズなのでもしもの時も安心
- 多くの家電を同時に稼働できる2700Wのパワー
オフグリッド(電気の自給自足)
- ソーラーパネルが500Wまでは及第点
- UPS採用は素晴らしい
- 拡張バッテリーも購入するといい感じ
YaiYuの評価
2023年にもっとも業界で飛躍したのがBLUETTIだと私は思っています。
防水ポータブル電源BLUETTI AC60をはじめ、このAC180もとても素晴らしかったです。
素晴らしい点として、「業界トップの充電速度」「1800Wのパワー」はもちろんなのですが、やはり「電力リフト機能」。
2700Wまでの電化製品を使用可能にする、1000Whクラスのポータブル電源は今までの想像をはるかに超えた性能になります!
マッドなブラックのデザインが気に入ったのなら、間違いなく買いであるポータブル電源です。
革新的な「防水ポータブル電源」のBLUETTI AC60もかなりおすすめなので記事も合わせてどうぞ!
【2023年下半期】プロが選ぶ「1000~2000Wh」の大容量おすすめポータブル電源ランキングでランクインもしています。
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