オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
今、世の中にはたくさんのポータブル電源が販売されています。
中でも業界大手ブランド「EcoFlow」の「DELTAシリーズ」は特に人気のポータブル電源。

しかし、合計で6種類も販売されているので、
- 自分にどれが合っているのか?
- 性能はどう違うのか?
が分からないという方が「口コミ」でも多くありました。
そこでEcoFlowのアンバサダーも務めた私が、6種類すべてを比較レビューし、読者の皆さにとってどれを購入すべきなのかを解説していきます。
EcoFlow DELTAシリーズとは?
ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?
EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。

スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。

読み方は「エコフロー」です!
現在は大型ポータブル電源の「DELTAシリーズ」が6製品。


小型から中型ポータブル電源の「RIVERシリーズ」が5製品。


防水性に優れた「折りたたみ式ソーラーパネル」が多数ラインナップ。


さらに2023年7月から大手ブランドしか行っていない、
- 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
- 故障・破損しているEcoFlow製品
- 中古で購入されたEcoFlow製品
を送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。


日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。
なぜEcoFlow DELTAシリーズを比較するのか?
EcoFlow DELTAシリーズは、2020年にクラウドファンディングサイトMakuakeで「3億円近く」も応援を集めた「EFDELTA」から始まり、


2022年にはEcoFlow DELTA Proが「3億7000万」を集め、シリーズほとんどが伝説級のポータブル電源。


そんなDELTAシリーズですが、
- どれを購入すればいいかわからない
- アウトドアや防災など用途に合ったものがわからない
- サイズやウエイトなど大きく重くないのかな
などなど、比較しないと初心者の方にとって、どれが自分に合っているのかまったく分からないのが現状です。



だからこそ、忖度なしで徹底比較し、読み終えた後にはどれを購入しようか決まっている!という内容でお届けしていきます!
EcoFlow DELTAシリーズのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA 2のメリット・デメリット
EcoFlow DELTA 2は、EFDELTAがリニューアルされたポータブル電源。


EcoFlow DELTA 3 & DELTA 3 Plusのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA 3 & 3 Plusは、2024年後半に販売されたDELTAシリーズ最新ポータブル電源。





DELTA 3と3 Plusは、見た目に違いがあるけど、大きな性能差はありません。(違いも解説)
EcoFlow DELTA 2 Maxのメリット・デメリット
EcoFlow DELTA Maxの後継機として、2023年に登場したのがEcoFlow DELTA 2 Max。


EcoFlow DELTA Pro(UG)のメリット・デメリット
個人的には、全ポータブル電源の中でも王者に君臨する性能を誇るのがEcoFlow DELTA Pro。


EcoFlow DELTA Pro 3のメリット・デメリット
2024年7月、これまで最強のポータブル電源であったDELTA Proを、より家庭用蓄電池へと進化させたPro 3が登場しました。(未レビューなので写真なし)





メリット・デメリットを踏まえて詳しく比較レビューしていきます!!
EcoFlow DELTAシリーズ比較レビュー
ここから比較レビューを、初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- アプリ
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
2025年の最近のEcoFlow DELTAシリーズのビジュアルは、側面は出力ポート、


反対側に、充電するための入力ポートが集結しています。


両側面は、排熱溝がしっかりとあり、2色のマッドなデザインがたまりません。




底面は凹凸部分によって本体の汚れを軽減してくれ、


持ち手は、かなり大きいのですが手に馴染む構造で持ちやすいのが特徴です。




上面は平らになっているので、


上下にEcoFlowのポータブル電源を重ねて置けるのは便利。


一方、EcoFlow DELTA Proの見た目は全然違い、側面から見ていくと大きな「排熱溝」があり内部の温度を下げてくれます。


前面は、ディスプレイや幾つかのポートが配置され、


後面にもポートがいくつかあり、中でも「大きなタイヤ」には驚きです!


DELTA 2 Maxと比べても、親子ほどの差で、主に家庭用蓄電池として用いられます。


持ち上げるのは困難な重さのポータブル電源のため、


前面には、


まるでスーツケースのように、伸縮する持ち手が現れ、「2段階」の長さに調整可能!!


これにより、舗装された道路であれば、スイスイついてくる。


しかし、砂利道は地獄で、もはや持ち上げたほうが楽なほど動きませんでした。(持ち上げるのも地獄ですが)


それぞれのサイズやウエイトをまとめましたのでご参考ください。
製品名 | 横(cm) | 縦(cm) | 高(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 40 | 21.1 | 28.1 | 12 |
EcoFlow DELTA 3 | 39.7 | 20 | 28.3 | 12.5 |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 39.7 | 20 | 28.3 | 12.5 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 49.7 | 24.2 | 30.5 | 23 |
EcoFlow DELTA Pro | 63.5 | 28.5 | 41.6 | 45 |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 69.3 | 34.1 | 41 | 51.5 |
ディスプレイはDELTA 3やDELTA Pro 3など「3シリーズ」は刷新され、とても大きく見やすくなりました。


なお、LEDライトは装備されていないので注意しましょう!!


- 見た目からDELTA 3がおすすめ
- DELTA Proの2種類は家庭用蓄電池として欲しい方のみ
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。


まずはDELTAシリーズ共通の項目はこちら。
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:0°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C(DELTA 2のみ-10°C ~ 40°C)
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!


「電池の容量はすべて異なる」ので、どれぐらい電化製品を使用できるかをまとめました。
EcoFlow DELTA 2、DELTA 3、DELTA 3 Plusの電池容量:1024Wh
EcoFlow DELTA 2 Maxの電池容量:2048Wh
EcoFlow DELTA Proの電池容量:3750Wh
EcoFlow DELTA Pro 3の電池容量:4,096Wh
ここで、EcoFlow DELTAシリーズの特徴として、専用のエクストラバッテリーで「容量を後で増やす(モジュール型)」ことができます。


EcoFlow DELTA 2、DELTA 3、DELTA 3 Plusは、「1つ」まで側面のポートに専用のケーブルを差し込み合体させます。


EcoFlow DELTA 2 Maxは「2つ」まで、


DELTA Proも「2つ」までですが、側面ではなく後面の大きなポートに、


差し込んで、2台を合体させます。(かなり太めのケーブル)


エクストラではなく、ポータブル電源を2個、同じものを買えばいいのでは?と思う方のためにワンポイント。
- エクストラバッテリーの方が価格が「数万円」安い
- 連結させることで太陽光充電などの際に電力を倍、貯めることができる



アウトドアというよりも、防災グッズや節電グッズとして使用される場合、エクストラの方が相性がいいでしょう!
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。


現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!


なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
電池性能においては、DELTAシリーズの「電池容量」「電池寿命」を分かりやすく表にまとめて終わります。
製品名 | 電池容量(Wh) | 電池寿命(サイクル) |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 1024 | 3000回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA 3 | 1024 | 4000回以上(残存70%) |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 1024 | 4000回以上(残存70%) |
EcoFlow DELTA 2 Max | 2048 | 3000回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Pro | 3750 | 3500回以上(残存80%) |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 4096 | 4000回以上(残存80%) |



電池寿命で選ぶなら「3シリーズ」が圧倒的おすすめ!
付属品
EcoFlow DELTAシリーズの付属品は、「だいたい同じ」になります。


- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル
- 説明書および保証書
別途購入なものが1点、ソーラーパネルと接続する際に必要な「XT60i変換ソーラー充電ケーブル」。


他社のソーラーパネルとも接続する際に必要になってくるので、必要な場合はEcoFlow公式HPで購入しましょう!


DELTAシリーズは付属品が統一されているので、無くした場合は他のDELTAシリーズのポータブル電源をもう1台、購入するのもありです。


出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力



DELTAシリーズを選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはポータブル電源に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。


EcoFlow DELTAシリーズ共通の項目は以下の通り。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
全製品で違いがある項目は「定格出力」「X-Boost」です。
製品名 | 定格出力 | X-Boost |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 1500 | 1900 |
EcoFlow DELTA 3 | 1500 | 2000 |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 1500 | 2000 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 2000 | 2400 |
EcoFlow DELTA Pro | 3000 | 3750 |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 3600 | 5100 |
「定格出力」とは、その数値までのパワーが必要な電化製品を使用できる値のことです。


例えば停電時に扇風機を動かす場合は、DELTA 3だと28W消費だったので「33時間」使用可能。


アウトドアや避難所でも活躍する小型ケトルは、531W消費なので余裕でお湯を作ることができます。


もちろん1200Wの高パワーケトルも、


ドライヤーも使用できるので、ご家庭のほとんどの電化製品を動かすことができます。


DELTA 2 Maxだと、ドライヤーとケトルを同時使用しても動かすことができ、


DELTA Proに関しては、電動ノコギリなどの電気工具を使用できるほどのパワーを誇ります。





用途に合わせて選ぶのがいいでしょう!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。


DELTAシリーズのUSB出力は、「3シリーズ」が性能がいい感じです。
製品名 | USB-A | USB-C |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 4口 | 2口(合計100W) |
EcoFlow DELTA 3 | 2口 | 2口(合計140W) |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 2口 | 2口(合計140W) |
EcoFlow DELTA 2 Max | 4口 | 2口(合計100W) |
EcoFlow DELTA Pro | 4口 | 2口(合計100W) |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 4口 | 2口(合計200W) |
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
理由は、主流となりつつあるUSB-Cが「140W」「200W」と性能が上がるからです。





DELTA 2シリーズは、もう勝ち目がないですね。
DC出力
EcoFlow DELTAシリーズのDC出力を比較していきましょう!


- シガーソケット(12.6V/8A):1口
- DC5521:2口
- 12.6V 30A/5A 最大378W
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。


もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、EcoFlow DELTAシリーズを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
EcoFlow DELTAシリーズを家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACケーブル」を使用します。


接続は簡単で、EcoFlow DELTA シリーズの側面のポートに差し込み、


反対を家庭用コンセントへ。


充電時間は、電池容量がそれぞれ違うため、時間も変わってくるので表にわかりやすくまとめました。
製品名 | 80%までの充電時間 | 100%までの充電時間 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 50分 | 80分 |
EcoFlow DELTA 3 | 40分 | 56分 |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 40分 | 56分 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 60分 | 100分 |
EcoFlow DELTA Pro | 120分 | 190分 |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 65分 | 100分 |
コンセント充電時間に関しては最新機種である、
- EcoFlow DELTA 3、DELTA 3 Plus
- EcoFlow DELTA Pro 3
が、業界最高クラスの充電速度になるので、充電速度を重視する方はこちらを選びましょう!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」は、すべての製品で実装しています。


- 対応車:12V/24V
実験の結果、DELTAシリーズは非走行時のハイエースで「約100W」で充電されたことがわかったので、充電時間は下記になります。


製品名 | シガーソケット充電時間(12V車) |
---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 約12時間 |
EcoFlow DELTA 3 | 約12時間 |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 約12時間 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 約21時間 |
EcoFlow DELTA Pro | 約37時間 |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 約42時間 |
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。


DELTAシリーズそれぞれ、太陽光パネルにより充電量に上限と、相性の良いEcoFlowのソーラーパネルをまとめました。
製品名 | 入力最大値(W) |
---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 500W |
EcoFlow DELTA 3 | 500W |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 1000W |
EcoFlow DELTA 2 Max | 1000W |
EcoFlow DELTA Pro | 1600W |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 2600W |



この数値以上の太陽光充電を行うと故障の原因になるのでご注意を!
EcoFlowのソーラーパネルは、発電効率が高く、防水性能が業界でもトップクラス!


接続するには上記でもお伝えした「別売り」のアンダーソンケーブルが必要なのでご注意を!


ここまで、全く同じサイズと性能だった「DELTA 3」と「DELTA 3 Plus」ですが、違いが出ました。


太陽光の最大入力値は、
- EcoFlow DELTA 3:500W
- EcoFlow DELTA 3 Plus:1000W
となります。



違いは見た目と入力値のみなので、選ぶ際のご参考に!(私ならPlusを選びます)
拡張性
アプリで操作
EcoFlow DELTAシリーズは、EcoFlow公式アプリと連携することで遠隔操作が可能に。


WifiがなくともBluetoothで接続でき、スマホで「自動電源オフ」の設定やディスプレイの明るさ調整、


充電速度の変更など、様々な機能を使うことができます。





EcoFlowのスマホでできる機能は、業界トップレベルなほど高性能でした!
スマート発電機
EcoFlow DELTAシリーズは、オプションの「スマート発電機」でガソリンで発電した電気で充電することができます。


スマート発電機はスマートというだけ賢く「DELTAシリーズの指定の%を下回ると自動でガソリン発電を開始し、また指定の%まで給電してくれるのです!
ただ、DELTAシリーズの全てにAC充電可能ですが、DELTA Proをお持ちであれば、さらにオプションの「EcoFlow DELTA Pro専用 XT150変換アダプター」があると完璧です。


接続は、エクストラバッテリーと同じポートに差し込んだら反対側は、スマート発電機の付属ケーブルを差し込むだけ。




スマート発電機は、すべてのDELTAシリーズに充電は可能です。
ただ発電した電力を充電する場合はACコンセントと同様の充電方法となり、この方法で充電した場合は、電力のロスが生じます。
ただDELTA Proのみ、ここに違いがあり、上記の「EcoFlow DELTA Pro専用 XT150変換アダプター」を用いることで、このロスを防ぐことができます。
つまりガソリンで発電した電力を最大限に充電することが可能なのです。
もしスマート発電機をご使用予定の方は、高額なので気軽には購入が難しいですが、EcoFlow DELTA Proのお買い求めをおすすめします!
キッチンカー、お祭り屋台、屋外イベントやライブを運営している人にとっては最高のオプションだと思っていて、4リットルのガソリンでなんと「5400Wh」も発電してくれます!


ダブルボルテージハブ
EcoFlow DELTA Proのみのオプションとして「ダブルボルテージハブ」により「200V」の電化製品を使用可能です。


ただし、これには条件があり、なんとEcoFlow DELTA Proが「2台必要」になってきます!





1台でも高額なのに、2台・・・・ヒィィ〜
接続は簡単で、EcoFlow DELTA Proの側面のポートに、


ダブルボルテージハブを差し込むだけ。




これで2台が連結されました。


ダブルボルテージには、200Vのコンセントの差し込み口が「2口」あるので、


200Vで代表的なものといえば家庭用エアコンですが、停電時でも普通に使うことができるので、やばいですよね・・・


なお、200Vのコンセントを使用したい場合は、「単独で200Vが使用可能なEcoFlow DELTA Pro 3」をお勧めします!





DELTA Proは2台、DELTA Pro 3なら「1台」で200Vが使用できるので驚きです!!
EVステーション充電
EcoFlow DELTA Proのみのオプションで、キャンピングカーやテスラなどのEV自動車が充電時に利用する、EVステーションで充電することが可能です。


実はこのEV充電がかなり充電速度が速く
- ACコンセント充電:3.1時間でフル充電(最大1500W)
- EVステーション充電:1.8時間でフル充電(最大3000W)
と、家庭用コンセントのおよそ「倍」の速度で充電することができちゃいます!
接続方法は簡単で、先ほどのダブルボルテージハブと同じ場所に差し込むだけでOK。





積んでおくだけで、どんなクルマもキャンピングカーのように全国どこででも充電することができます。
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


EcoFlowのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。


EcoFlowの製品は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
さらに、DELTAシリーズには、BMSで準最高峰を誇る「EPS / UPS機能」を搭載しています。


機体によってEPSかUPSか違いがあるのでまとめておきます。
製品名 | EPS or UPS |
---|---|
EcoFlow DELTA 2 | EPS |
EcoFlow DELTA 3 | UPS |
EcoFlow DELTA 3 Plus | UPS |
EcoFlow DELTA 2 Max | EPS |
EcoFlow DELTA Pro | EPS |
EcoFlow DELTA Pro 3 | UPS |
家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元がEPSは30ms、UPSは10ms以内でDELTAシリーズのバッテリーに切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。
少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でDELTAシリーズの電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!



性能が上位のUPSを選ぶことをおすすめします!
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので、すべての製品で実際に実験しまとめました。


製品名 | 最大出力時のファン音 | 最大入力時のファン音 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 62db | 65db |
EcoFlow DELTA 3 | 46db | 46db |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 46db | 46db |
EcoFlow DELTA 2 Max | 53db | 53db |
EcoFlow DELTA Pro | 64db | 63db |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 46db | 46db |
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |



ファンが静かなものが欲しい方は「3シリーズ」がおすすめです!
保証期間
近年、電池の寿命が長くなり、保証期間も長期に移行する中、EcoFlowはどうでしょうか。


EcoFlow DELTAシリーズの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:60ヶ月
- amazon:60ヶ月
- 楽天:60ヶ月
- yahooショッピング:60ヶ月
- 家電量販店:店舗次第



公式HPから購入すると5年保証になる上に、割引も効くのでおすすめです!
価格
EcoFlowのポータブル電源は、安全で高性能なのですが、やはり「価格」は大事な要素です。


DELTAシリーズの「価格」と「1Whの価格」をまとめてみました。
製品名 | 価格(税込) | 1Whの価格 |
---|---|---|
EcoFlow DELTA 2 | 143,000円 | 139円 |
EcoFlow DELTA 3 | 139,700円 | 136円 |
EcoFlow DELTA 3 Plus | 149,600円 | 146円 |
EcoFlow DELTA 2 Max | 254,100円 | 124円 |
EcoFlow DELTA Pro | 440,000円 | 122円 |
EcoFlow DELTA Pro 3 | 539,000円 | 132円 |



価格を踏まえて、どれを購入するべきか忖度なしで最後にまとめました!
比較レビューまとめ
上記の内容を踏まえ、EcoFlow DELTAシリーズが、どんな方におすすめなのか忖度なしで解説していきます。
EcoFlow DELTA 2がおすすめの方


- 現状はEcoFlow DELTA 3に勝てている要素が一つもないの



2025年の段階で、購入はおすすめできません。
EcoFlow DELTA 3がおすすめの方


- 2025年で、業界で最高峰のポータブル電源
- コンパクトで軽く、パワーのあるものが欲しい方は一択
- 長寿命電池、5年保証なので長く愛用できる
EcoFlow DELTA 3 Plusがおすすめの方


- 圧倒的なデザイン性
- DELTA 3の倍のソーラー入力
- UPSもDELTA 3より性能が上



DELTA 3かDELTA 3 Plusは、デザインとソーラー入力値で選びましょう!
EcoFlow DELTA 2 Maxがおすすめの方


- 2025年において性能面ではおすすめできない
- DELTA 3+エクストラバッテリーをおすすめします!
EcoFlow DELTA Proがおすすめの方


- キャンプでは重く移動しずらい点で使用がなかなか難しい
- 車中泊では車の中に置いておけるのであれば相性が抜群
- 防災グッズ、節電グッズと非常に相性がいい



これ1台あれば、すべてを満たす最強電源!だけど45kgの重さがあるので、その重さを扱える方のみ購入しましょう!
EcoFlow DELTA Pro 3がおすすめの方


- キャンプでは重く移動しずらい点で使用がなかなか難しい
- 車中泊では車の中に置いておけるのであれば相性が抜群
- 防災グッズ、節電グッズと非常に相性がいい
- 200Vコンセントが単独で使える



200Vのエアコンも単独で使用できるので、停電時などの防災グッズとして業界で最高性能です!
YaiYuのまとめ
非常に長い記事になり、最後までご覧いただいた方には感謝です!
EcoFlow DELTAシリーズは、正直どれを選んでも正解なほど素晴らしい中、個人的な意見を多く入れ、徹底比較レビューしてみました。
EcoFlowの元アンバサダーなのに、結構ダメなものはダメと言っており戦々恐々ですが・・・
では最後に、まだ迷ってる方にアドバイス。
- 初めてのポータブル電源で予算も少なめ→EcoFlow DELTA 3
- キャンプや車中泊に最適なものを探している→EcoFlow DELTA 3 Plus
- アウトドアだけじゃなく防災グッズやベランダ充電にも使用したい→EcoFlow DELTA 3 Plus
- 太陽光発電でオフグリッド生活を実現したい→EcoFlow DELTA Pro
- 200Vを使用したい→EcoFlow DELTA Pro 3
コメント
コメント一覧 (5件)
大変参考になりました。
カネコヒサトシ様
コメントありがとうございます。
参考になったということで大変嬉しいです!そのようなコメントのおかげで頑張れております。
また、当メディアを見ていただく機会がありましたら幸いです。
コメント失礼します。
9月15日にお彼岸で東京いきます、
名古屋はエコフロー販売しているとこみつからないので東京で探していますが厳しいです。
詳しくないのでネットは苦手なので対面か電話で説明きけたらと思っています。
メーカー05030902966?でも全然繋がりません。
安くはないので安心して購入したいのですが
番号か店舗わかれば教えてくださいm(__)m
コメントありがとうございます。
EcoFlowのポータブル電源は主に、大型の家電量販店にて販売されております。
ヨドバシやエディオンなど。
もし気になる場合は、ヨドバシやエディオンの店員さんに聞くのがいいかと思います。
ただ店員さんも専門家ではないので、的確なアドバイスは難しいと思います。
僕の方でもアドバイスできたらと思いますが、ポータブル電源を初めて購入されるのでありましたら、
EcoFlow DELTA 3 Plusが最もおすすめです。
コンパクトで軽く、高出力の家電も使えて、電気の容量も1kwhあるので安心です。
ただ予算的に難しい場合は、RIVER2、RIVER2MAX、RIVER2Proのどれか予算に合うものがおすすめです。
10万の予算があるのでありましたら、断然EcoFlow DELTA 3 Plusです!
おすすめの買い方としては、家電量販店で、実際に見て、実物の展示であれば、重さがわかるので持ってみてください。
12kgほどあるので、持てるかは大事になってきます。
実際見たら、購入はEcoFlowの公式HPで購入するのがおすすめです。保証期間が5年まで延長されるので。
ソーラーパネルに関しましては、110Wのソーラーパネルが、
EcoFlow DELTA 3 Plusを購入するのでありましたらおすすめです。
他にも何かありましたら気軽にお尋ねくださいませ。
地震ように購入したいのでソーラーも同時に検討してますが色々種類値段あるし組み合わせなども悩むため説明がきたいです。
宜しくお願い致します