オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu（@yusukeyaida）です。
今やキャンプや車中泊をする方だけでなく一家に一台欲しいのが、たくさんの荷物を一気に運ぶことができる「キャリーワゴン」。
そのキャリーワゴンが電気で自動で動くなんて信じられないかもしれないですが、電動工具・園芸工具ブランド「Litheli」が、電動キャリーワゴン「W2 Pro 」をMakuakeで販売しました。
そんなLitheli W2 Proを、オフグリッドを愛するYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすく徹底レビューしていきます。
今回、Makuakeで販売されるのは、すでに販売中の「Litheli W1 Pro」の後継機になります。
Litheli W2 Proとは？
Litheliとは？
「Litheli」とは、電動工具と園芸工具の専門企業「浙江動一新能源動力科技株式会社」が、2020年に新たに立ち上げたブランド。
ミッションは「電化製品のコードなど、電化製品のありとあらゆる無駄をなくすための、電気の発電・蓄電・交換を電化製品に取り込んでいく。」といったところ。
YaiYu読み方は「ライテリ」（ブランドに確認済み）。
浙江動一新能源動力科技株式会社がマジで凄くて、数多くの特許だけでなく、すでに世界中で3000万個もの製品の販売実績がある！
そんなすごい企業が産んだLitheliは、販売方法が日本でいうところの「マキタ」に似ており、手の中に収まる「U20バッテリー」によって、
「草刈機」や、
「ブロワー」、
さらには、「コードレス芝刈り機」など、
U20バッテリーを差し込むだけで、全部使用可能なのだ！
また、U20バッテリーで動くキャリーワゴン「Litheli W1 Pro」と、
U20バッテリーを野外で充電できるポータブル電源「Litheli Eclair 1000」など販売しており、
Litheliは日本で今後シェアを広げていくと予想していて、めちゃくちゃ注目しています！
Litheli W2 Proのメリット・デメリット
中でもこの記事で紹介するLitheli W2 Proは、大人気を誇ったLitheli W1 Proがアップグレードされた後継機。
だいぶ進化したLitheli W2 Proだったのですが、レビューする前に、メリット・デメリットを先にご紹介！
YaiYuメリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます！！
Litheli W2 Proレビュー
ここからLitheli W2 Proを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 付属品
- 電池性能
- 使用レビュー
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
折りたたみ時のLitheli W2 Proは、Litheli W1 Proよりも大幅に小さくなっています。
下記画像はLitheli W1 Proサイズなのですが、「64 × 78.5 × 32cm」と、一般的な業界のキャリーワゴンと同じぐらい。
一方、Litheli W2 Proのサイズは、「42 × 75 × 33cm」と、幅が大幅に小さいのが見て分かります。
展開すると一番に思ったのが、アースカラーの色合いがいい感じ🎵
反対側には、Litheli W1 Proにはなかったサイドポケットなどが付属。
積載部は、主張しないカラーがGood。
持ち手は、上下に可変することで、収納時は邪魔にならない。
Litheli W1 Proの展開時のサイズは「102.2 x 60 x 70.4cm」に対し、
Lithli W2 Proは、「110 x 58 x 68cm」と、やや大きくなり、収納量UPは嬉しい！
にも関わらず、重量は「約15.2kg」とLithli W1 Proと同じ重量なのは企業努力のおかげだろう。
Lithli W1 Proは、「8インチ」のタイヤだったのですが、（電動なので全く問題なかった）
より悪路でも安定性を出すため、2倍ほど分厚くなった！！
比べてみるとその差は歴然です！！
YaiYuあらゆる点で大きく進化したLithli W2 Proは、後のレビューでしっかり解説していきます。
付属品
次に、Litheli W2 Proの付属品を見ていきましょう！
- U20 IPS スーパーバッテリー 2個
- U20バッテリー充電ケーブル 2本
- 取扱説明書
U20 IPS スーパーバッテリー（以降U20）は、「2個」付属。
モバイルバッテリーにもなるU20は今回、同時に販売される「Litheli FrozenPack」にも使用可能なので、何個でも欲しいもの。
さらに同時販売のポータブル電源「Litheli Flint 288」で、2個同時に充電できるので、一緒に購入したいところ。
電池性能
ここでU20の詳細を見ていきましょう！
まずは、電池性能。
- 電気容量：74Wh/20,000Ah/20V
- 電池素材：三元系リチウムイオンバッテリー
- 充放電サイクル：800回（残存80％）
- 放電深度：10％と想定
- 保管温度範囲：-10°C ～ 45°C
- 動作温度範囲：-10°C ～ 45°C
- 充電温度範囲：0°C ～ 45°C
- 生産地：中国
パススルーとは？（クリックで開きます）
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう！
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは？（クリックで開きます）
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは？（クリックで開きます）
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました！
モバイルバッテリーとしても使用でき、Litheli W2 Proでは必須アイテムとなります。
U20のサイズは、「12.7 x 8.1 x 4cm」と、同容量のモバイルバッテリーと比較して「一回り大きく」、
重量も「約510g」と「やや重い」ので、普段使いよりは、Litheli W2 Pro専用に使用するのがいいと感じました。
YaiYuただ、U20は、機内に持ち運べる容量なので実は重宝しています。
使用レビュー
ここから実際に、Litheli W2 Proの組み立て方や使用方法などをレビューしていきます。
皆さんの手元に届いた時は折り畳められ、タイヤも外れて届くと思うので、まずは展開。
前輪のタイヤは、
突起を本体に差し込むだけでカチッとハマります。
後輪はオレンジの大きな物体がある方で、
同じように差し込んでいきます。
後輪は差し込んだら、電気を通すための配線があるので、
本体部分と回してくっつけていきます。
YaiYu画像では難しそうですが、かなり簡単で、慣れれば1分ぐらいで組みたて可能。分解も簡単です。
組み立てが完成した画像も貼っておきます。
荷物を乗せる場所には、
付属のカバーがあるので、
底に敷き詰めておけば、荷物を乗せても安定します。
Litheli W2 Proの側面には、収納カバーが設置されており、
大きな収納袋や、
なんだこの小さな収納スペースは！と思ったら、
まさかU20を入れるのでは？と試してみると、
ちょうどじゃ〜ありませんか！！
U20を設置するのは、進行方向にある大きな黒いケース。
中にはU20を差し込むスペースがあるので、差し込めば完了。
オレンジのキーを抜いておくと、U20が取り外せないようにロックがかかります。
YaiYu安全対策や、防犯用のロックです。
手持ちの部分を長く伸ばし、
指で押さえている部分を下に押すことで、タイヤのロックを外し、
速度の調整を行なっていきます。（3段階あり）
まずは、1番遅い速度に調整。
オレンジ色の部分を握ると進むのか！と思ったら進まず、
なぜだろうと思って、
進行方向に持ち手を傾けると発進！！
YaiYu安全対策が最高です！
芝生のような悪路であっても、全く問題なく進み、
速度が遅かったので最高レベルまで上げたところ、急に速度が上がるわけではなく、徐々にスピードアップしていくのが最高でした。
YaiYu安全に安全を重ねているのが、素晴らしすぎる！！
舗装された道路は、当然ながら余裕なのですが、
全く同様に、坂道であっても余裕なのが、電動キャリーワゴンの凄さです。
何の力も入れずに頂上です。
折り畳む際は、荷物を入れる部分の中心にある黒い部分を上に引っ張るだけ。
ただ、Litheli W1 Proの時は、頻繁に使用しそうなので、固定ベルトで、クルマに定位置を作ってしまった！
YaiYuLitheli W2 Proは、入れ替わりでここに設置する予定だ。
保証期間
Litheli W2 Proの保証期間は以下の通り。
- Makuake：12ヶ月
YaiYu一般的なキャリーワゴンと同様の保証期間ですが、購入者の使用によって生まれた故障は対象外ですのでご注意を。
価格
Litheli W2 Proは、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
- 本体価格：¥59,990
個人的な意見ですが「コスパは最強クラス」と考えています。
その理由に、
- 信頼できるブランド
- カラーが美しい
- デザインが素敵
- タイヤに安定感
- 操作がしやすくなった
- 安全面もしっかり配慮
- もう他のワゴンに戻れない
などなどメリットがあり、今であればMakuakeで最大40％弱の割引で購入することが可能！
YaiYuLitheli W1 Proの未完成さを改善させての販売なので、ほぼ製品として完成しているので安心してご購入ください。
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてLitheli W2 Proが、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド（電気の自給自足）
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 今までのキャリーワゴンにはもう戻れない
- デザインがアースカラー主体でおしゃれ
- タイヤも厚くなり悪路でもスムーズに
- 安全対策が完璧
防災グッズや節電グッズ
- 避難所へ避難の際の荷物運び用に
- U20はいざとなればモバイルバッテリーとして使える
オフグリッド（電気の自給自足）
- 何を運ぶにも便利すぎるので一家に一台欲しい
YaiYuの評価
前作のLitheli W1 Proも正直、忖度なしで最高のキャリーワゴンでした。
ただいくつか改善して欲しい点があり、ほぼすべて解消されたのがLitheli W2 Pro！
キャンプなどのアウトドアだけでなく、引越しとかフェス、DIYのときなど、様々な場所で使える。
女性であっても、もはやご高齢の方であっても60kgの荷物を運べる優れものとして、一家に一台のレベルで欲しいグッズであることは間違いないでしょう！！
Makuakeで同時に販売開始された「Litheli FrozenPack」と、
「Litheli Flint 288」のレビュー記事も書きましたので合わせてご覧いただくとその凄さが分かります！
コメント