Jackery SolarSaga 40W Miniレビュー!リュックに入るワーケーションに最適おすすめのソーラーパネル(キャンプ・車中泊・防災・節電・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

近年、自然災害や電力不足による停電の頻発で、「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。

そんな中、業界大手ブランド「Jackeryジャクリ」の「Solarsaga 40W ソーラーサーガ40W」ソーラーパネルが2023年9月に販売され、コンパクトながら高性能でおすすめです。


この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuヤイユウが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくJackery Solarsaga 40 ソーラーパネルを徹底レビューしていきます。

目次

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルとは?

Jackeryとは?

Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。


Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。


読み方は「ジャクリ」になります。

YaiYu

ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。


環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。


現在は、定番の「Jackeryシリーズ」が5製品。


性能が大幅に進化した「Jackery Proシリーズ」が4製品。


そして最新シリーズの容量を拡張できる「Jackery Plusシリーズ」。


ソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」が3製品。


さらに、最近はポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Solar Generatorシリーズ」に力を入れています。

Jackery Solar Generatorシリーズ

Solar Generatorシリーズは、かなりのラインナップがありますので、専用ページにてご確認ください。(リンクはこちら


業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。


またシリーズで統一された「オレンジ」と「ブラック」のデザインが、アウトドア先でも目立つので、「あっ、あの人もJackery!」と見つけると嬉しくなります。


そしてかなり素晴らしいのが、業界で初めて「使い終わったポータブル電源のリサイクルサービス」を開始。

YaiYu

Jackeryが選ばれるのは、やはり理由があるんです!

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルのメリット・デメリット

コンパクトなJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • おしゃれ
  • コンパクトで軽い
  • 美しい単結晶パネル
  • ETFE素材を採用
  • IP68
  • 23%の発電効率
  • 特になし
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルレビュー

ここからJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 付属品
  3. スペック
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルは、4つ折りの「折りたたみ式ソーラーパネル」。


折りたたみ時の裏側には、右上に何やらポートが差し込めそうなものがあります(後で解説)。


オレンジの部分は磁石になっていて、しっかりと折りたたみを固定してくれます。


サイズは「30cm × 25.2cm」、厚さ「2cm」と、めちゃくちゃコンパクト。


重量は「約1.2kg」なので、


13インチのMacbookとほぼ同じサイズとウエイト!


4つ折りなので、展開時は大きく広がりますが、


両手で持てるサイズの「97 × 30cm」と、これまたコンパクト。


厚みは「25mm」と、驚くほどの薄さを実現していて、


裏側は、汚れにくい素材でできているので安心です。


カラビナを引っ掛けることもできていい感じですね〜


ノートパソコンと同じ大きさということは、なんとリュックにしっかりと収まるではありませんか!


Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルとセットで購入をおすすめするポータブル電源「Jackery 300 Plus」も、


コンパクトなため、同じくリュックに!

YaiYu

これはもう、ソロでのキャンプ、釣り、ワーケーションに最適ですね!!

付属品

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルの付属品は揃っているので、別途購入することなく使用可能です。

付属品
  • 取扱説明書
  • 接続ケーブル+トランスジャック
YaiYu

接続ケーブルの使い方は、後で解説していきます!

スペック

実際に太陽光でJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。

スペック
  • 定格出力:40W±5%
  • 開回路電圧:24V
  • 単路電流:2.2A
  • セルタイプ:単結晶シリコン
  • 変換効率:23%
  • 防水防塵規格:IP68
  • 作動温度範囲:-20~65℃
  • 製造国:中国
単結晶・多結晶パネルについて(クリックで開きます)

シリコン系ソーラーパネルは、ケイ素が含まれたケイ石を加工、溶解して製造されます。


単結晶は、そのケイ石を加工して純度を高めたもの、一方で多結晶とは単結晶の製造過程で出来たケイ素の粒を再利用して出来たものになります。


わかりやすく説明すると

  • 単結晶:純度が高い1枚のケイ素
  • 多結晶:純度が低い粒を寄せ集めたケイ素

で製造されたものになります。

変換効率について(クリックで開きます)

太陽光発電の「変換効率」とは、「太陽光パネルが太陽光エネルギーをどれくらい電気エネルギーに変換できるか?」を示しています。


数値が高いほど太陽光をより電力に変換することが可能で、業界では

  • 単結晶パネル:変換効率「21%〜25%
  • 多結晶パネル:変換効率「15%〜18%

となり、選択するのであれば「単結晶パネル」のソーラーを選びましょう!

防水・防塵規格「IP」について(クリックで開きます)

電子機器などの防水や防塵に関する程度を示す等級文字でIP保護等級と呼ばれています。

JIS C 0920やIEC 60529が標準化の仕様で )家電品のカタログや説明書には、JIS保護等級と記載されています。

IP68とは、以下のような等級の中で最初の数字6、2番目の数字8によって、それぞれ防塵・防水の等級が決められています。



Jackeryのソーラーパネルは「単結晶シリコン」でとても美しく、変換効率が「23%」と業界最高レベル。


さらに、最新の「ETFE材料」を使用しており、

  • 非常に高い光の透過率
  • 高い耐食性
  • 高い耐熱性
  • 高い防水性

を誇り、従来のPET材料を使用した太陽光パネルと比べ、安定性が高く長期の屋外での使用にも耐えることができます。

出力性能

出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。


出力性能があれば便利なのですが、実装されていないソーラーパネルの方が多くあります。

その理由は以下の通り。

理由
  • デザイン性が悪くなる
  • USBがあると防水規格が大幅に下がる


例えば、USB出力が装備されたソーラーパネルの防塵・防水規格は「IP65」が一般的。


防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。

つまり「強い雨の日に外に放置しておくと故障の原因になる」わけです!


一方、Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルの防水規格は・・・なんと「IP68」!


これは防塵・防水ともに最高レベルで、

継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない

というソーラーパネルでは最高の防水性能になります。

YaiYu

ベランダに1年中、放置していても、まったく問題なしです!

入力性能

ここからはJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルを使って、「Jackery 300 Plus」というポータブル電源に、実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。


充電するためには、Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルに付属されている「接続ケーブル+トランスジャック」を使用します。


接続はめちゃくちゃ簡単で、Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルのポート部分にケーブルを差し込み、


ケーブルの反対側は、「USB-C」になっているので、


Jackery 300 Plusの「IN / OUT」と記載されているポートに差し込めばOK。


設置図はこんな感じです!


一緒に持ってきたサーキュレーターも設置すると、


なんと、外に自分の部屋が出来上がってしまった(感動)。


この時は、ソーラーは「約20W」で充電され、Macbookと扇風機で「約50W」消費されるという状況に。


トイレもすぐ後ろにあるので、一日中、仕事ができるじゃありませんか!!(暑いけど)

YaiYu

ソロキャン、ソロフィッシングにも最適ですね!!

安全性

ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


Jackery製品は世界各国で販売されており、それぞれの国の安全認証をクリアしているので、安心できる数少ないブランドです。

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

業界では、販売されているソーラーパネルのほとんどが「12ヶ月保証」です。


Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:24ヶ月+36ヶ月
  • amazon:24ヶ月
  • 楽天:24ヶ月
  • yahooショッピング:24ヶ月
  • 家電量販店:量販店による
ポイント

Jackeryは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。


ソーラーパネルは、初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。

どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。

価格

Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。

価格
  • 本体価格:税込 49,900円


2023年、9月の段階では、Jackery Solarsaga 40W ソーラーパネルの単品での販売はなく、Jackery 300 Plusのセットのみの販売になっています。


セットでの販売で、5万円を下回るのは、初めてポータブル電源を購入される方でも、敷居は低いんじゃないかと思っています。

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 折りたたみ式なので持ち運びに便利
  • 発電効率が23%なのはいい感じ
  • IP68のためアウトドア先で雨に負けない

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • リュックに入るので災害時のスマホ充電に最適
  • 災害時のLEDランタン用の電力として十分な発電量
  • 性能、保証期間、ブランドともに安心できる製品

オフグリッド(電気の自給自足)

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 電力の自給自足には発電量が小さすぎる

YaiYuの評価

今回のJackery Solarsaga 40W ソーラーパネルは、超おもしろいものでした。


価格も安いため、

  • 初めてソーラーパネルを購入したい方
  • 初めてポータブル電源とソーラーをセットで購入したい方

に、ピッタリだと思います。


もちろん、セットで購入する際には、Jackery 300 Plusがおすすめなので、レビュー記事を合わせてご覧ください!!

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ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

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