EcoFlow 400W ソーラーパネルレビュー!圧倒的な発電量でオフグリッド生活の始まりだ!(キャンプ・車中泊・防災・節約・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

近年、地球温暖化の影響での自然災害や地震による停電・・・

そんな中「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。

この記事では、ポータブル電源の大手ブランド「EcoFlowエコフロー」のアンバサダーも務めた私が、「EcoFlow 400W ソーラーパネル」のレビューをお届けしていきます!

目次

EcoFlow 400W ソーラーパネルとは?

ポータブル電源の最先端企業「EcoFlow」とは?

EcoFlowは、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。


スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。

YaiYu

読み方は「エコフロー」です!


現在は大型ポータブル電源の「DELTAシリーズ」が6製品。


小型から中型ポータブル電源の「RIVERシリーズ」が5製品。


防水性に優れた「折りたたみ式ソーラーパネル」が多数ラインナップ。


さらに2023年7月から大手ブランドしか行っていない、

  • 保証期間が過ぎたEcoFlow製品
  • 故障・破損しているEcoFlow製品
  • 中古で購入されたEcoFlow製品

を送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。


日本に法人を構え「サポート体制」「高品質な製品」「回収サービス」まで充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがEcoFlowになります。

EcoFlow 400W ソーラーパネルのメリット・デメリット

世界中で人気のEcoFlow 400W ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • 大手ブランドEcoFlow
  • 変換効率が業界最高峰
  • 見た目がシンプルで美しい
  • IP68の防塵・防水性能
  • 設置が一人だと大変
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

EcoFlow 400W ソーラーパネルレビュー

ここからEcoFlow 400W ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 付属品
  3. スペック
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

EcoFlow 400W ソーラーパネルは、汚れ防止用のカバーに入っています。


カバーから出すとさらにシンプル!

折り畳まれたときのサイズは「106.8cm × 62.0cm × 2.4cm」。


展開するとサイズが「106.8cm × 239.0cm × 0.6cm」となり、横幅は人よりもはるかに大きくびっくり!


重量は「16kg」あるので、持ち運ぶには大変な重さで、アウトドア用って感じはありません。


そしてEcoFlowのソーラーパネルはめっちゃシンプル。

YaiYu

このシンプルさには理由があるので、後で解説していきます!

付属品

EcoFlow 400W ソーラーパネルの付属品はすべて揃っているので別途購入の必要はありません。

付属品
  • 400W ソーラーチャージャーバッグ
  • ソーラーパネル充電ケーブル
  • スナップフック
  • ユーザーマニュアル


400W ソーラーチャージャーバッグ」とは、パネルが入っていたカバーのこと。

YaiYu

このカバーも設置時に必要になってきます!

スペック

実際に太陽光でEcoFlow 400W ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。

スペック
  • 定格出力:400W
  • 開回路電圧:48V
  • 単路電流:11A
  • 変換効率:22.6%
  • セルタイプ:単結晶シリコン
  • 防水防塵規格:IP68
  • 作動温度範囲:-10~65℃
  • 製造国:中国


数値に関して、実際にレビューを通して解説していきます。

出力性能

出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。


出力性能があれば、便利なのですが、あえてEcoFlow 400W ソーラーパネルは実装していません。

その理由は以下になります。

理由
  • デザイン性が悪くなる
  • USBがあると防水規格が大幅に下がる


例えば、USB出力が装備されたソーラーパネルの防塵・防水規格は「IP65」が一般的。


防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。

つまり「雨の日に外に放置しておくと故障の原因になる」わけです!


一方、EcoFlow 400W ソーラーパネルの防水規格は「IP68」。


これは防塵・防水ともに最高レベルで「継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」というソーラーパネルでは最高の防水性能になります。


365日、外に放置しても問題ないので、我が家はベランダでオフグリッド生活の実践をしています!

YaiYu

防水性能で選ぶならEcoFlowと言えるほど、こだわっています!

入力性能

ここからはEcoFlow 400W ソーラーパネルを使って、「EcoFlow DELTA Pro」というポータブル電源に、実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。


充電するためには、EcoFlow DELTAに付属されている「ソーラー充電ケーブル」を使用します。


EcoFlow 400W ソーラーパネルにも同じケーブルが内蔵されているので、


「カチ」っというまで2つを合体させれば、設置完了!


次にカバーの赤丸で囲んだところに「フック」が2つあるので、


EcoFlow 400W ソーラーパネルの穴にフックをかけて合体。


カバーの柔らかい部分が地面と接する部分になり、


しかしながらここからが大変で、一人だと立たせるだけでも困難。


なんとか頑張れましたが、設置が大変というのは仕方ないとは言えデメリット。


EcoFlow DELTA Proと接続するのは、ポートが並ぶ中の一番「左」のところに差し込むだけ。


この日は条件が良かったのか、「346W」という驚くほどの発電量を叩き出しちゃいました!!


太陽光充電は「季節」「気温」「時間帯」など様々な要因によって結果が大きく変わるので参考程度に結果をまとめました!

発電実験結果
  • 雨の日:発電量「0W」
  • 曇りの日:発電量「30W~50W」
  • 晴れの日:発電量「150W~250W」
  • 晴れの日で条件がさらに整った日:「250W~350W」
YaiYu

1番びっくりしたのが、かなり曇っているのに50W発電してた時!

ソーラートラッカー

EcoFlow 400W ソーラーパネルには、専用オプション「ソーラートラッカー」が存在します。


初めはバラバラの状態で届くソーラートラッカー。


でっかいプラモデル作っている感じで、楽しく組み立てていきます。


ただ、本体部分になるパーツが割と大きく四苦八苦。


なんとか形になるまで、1時間以上を要しました。


そしてここから最大の難関でした。


1人でEcoFlow 400W ソーラーパネルをソーラートラッカーに設置するのが大変。

YaiYu

16kgの巨大な野郎を絶妙な場所に乗っける・・・地獄でした。


なんとか乗りました。


そして、このセンサー部分が太陽光をキャッチして自動で旋回。


ブログではお伝えづらいですが、「ウィーン」と言いながらぐるぐる回って太陽光を探し停止するのが面白い!!


なお、片付けるのは簡単でした。

このぐらいまで分解するのに5分ほどなので、1度組み立てておけば、キャンプ場などへ持って行って設置するのは余裕です!


このソーラートラッカーについて、まとめておきますので購入を検討される方ご参考ください。

  • 価格は「297,000円」とかなりの高額商品
  • EcoFlowは遊び心満載でこの商品を販売しており、その遊び心に共感された方は買い
  • キャンプ場で設置するとめっちゃ目立つ
  • 購入してくれたのは、主にキャンプ場などの施設の方だったりする
  • 発電効率は30%上昇します

ソーラーパネル2枚の並列接続での検証

ここからはを2枚並列に接続する方法と、接続することによりどれだけ充電量が変わるのかをレビューしていきます。

注意

私は220W ソーラーパネルを2枚持っていないので、2枚持っている110W ソーラーパネルの内容を記載しております。

設置方法は全く同じですのでご安心ください。


2枚並列するためには、「EcoFlow ソーラーパネル用二股ケーブル」が別途購入が必要です。


EcoFlow 220W ソーラーパネルを2枚並列につなげるだけですがちょっと複雑!


部屋の中でシュミレーションが終わったので、いざ外で!


分離した状態はこちら(ご参考ください)。


あとは繋げていくだけ!

YaiYu

並列で接続することで、電源に負担をかけず「2倍」発電します!

安全性

ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


EcoFlow製品は世界各国で販売されており、それぞれの国の安全認証をクリアしているので、安心できる数少ないブランドです。

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

EcoFlow製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。


EcoFlow 400W ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:12ヶ月
  • amazon:12ヶ月
  • 楽天:12ヶ月
  • yahooショッピング:12ヶ月
  • 家電量販店:量販店による


ソーラーパネルは、初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。

どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。

ポイント

EcoFlowは、日本国内の購入の方のみ、EcoFlow公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施しています。

YaiYu

EcoFlowは特典やサポートが充実する公式HPで購入するのがおすすめ!

価格

EcoFlow 400W ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。


最近はさまざまなソーラーパネルが販売されています。

しかしながら、安いものほどOEM、つまり同じ型に当てはめた大量生産品。(同じ見た目で、違うブランドが多数販売している


ポータブル電源やソーラーパネルはアウトドアだけじゃなく防災グッズでもあります。

予期せぬ災害による停電時に故障!なんてことを避けために自社生産・自社サポートのEcoFlowブランドを選ぶように心がけましょう!


EcoFlowのソーラーパネルの価格をまとめてみたのでご参考ください!

スクロールできます
EcoFlow ソーラー価格(¥)発電量(W)価格/発電量(¥/W)主な用途
60W ソーラーパネル22,00060366アウトドア
110W ソーラーパネル33,000110300アウトドア
160W ソーラーパネル42,900160268アウトドア、防災
220W ソーラーパネル69,300220315アウトドア、防災
400W ソーラーパネル126,500400316節電、オフグリッド
YaiYu

EcoFlowのソーラーパネルは、アウトドアや防災、節電など、あなたの使用用途に応じて選びましょう!!

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてEcoFlow 400W ソーラーパネルが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 16kgあり、それを設置するだけで大変
  • 風で倒れるので地面に置くだけでもいいかも
  • 防水性能に優れているので水に浸けても問題なし

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 重いので持ち運びには少し苦労する
  • 防水性能に優れているので356日外に出しておける
  • 自宅のベランダに設置すれば防災・節電のどちらにも役にたつ

オフグリッド(電気の自給自足)

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 年中、外に置くので「IP68」の防水性能最高ランクが最高
  • 電力の自給自足をするならば、このソーラーパネルが最高でしょう!

ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

コメント

コメント一覧 (6件)

  • 教えてください。エコフロー400wソーラーパネル(柔性)の防塵、防水機能は問題ないのですが、
    MC4コントローラー部は水に浸さないで下さいとあります。屋根に常設しても大丈夫なのでしょうか?

    • 土屋様、コメントありがとうございます。
      MC4コネクタは、基本的にIP67になります。
      おっしゃる通り、MC4コネクタの部分は水に濡れても大丈夫なので雨は平気ですが、水中にずっとつけておくと壊れる原因となります。
      ですので、屋根に常設は平気ですが、水たまりになる部分にMC4コネクト部分を置かないようにだけ注意すれば問題ありません!!

  • メーカー様にも問い合わせたのですが、車の屋根に常時取り付けて使用するのはどうなのでしょうか。
    高速走行が危険だと言う意見もあります。
    どういった考えをお持ちでしょうか。

    • 黒ぶた様
      コメントありがとうございます!!
      私の考えは、簡易なDIYでの走行は外れるリスクと、ソーラーが割れるリスクがあると思っています。
      もし折り畳みソーラーを設置する場合は、ルーフキャリアと土台になるような板のようなものを間に噛ませて、ソーラーが割れないように設置します。
      直接、車の上に貼り付けるように置く場合は、風が入り込まないように周りをテープか何かでしっかりと固定させます!

      EcoFlowのソーラーであれば、EcoFlow400W据置型ソーラーパネル(剛性)と、それに合うルーフキャリアで設置したいところです。

      もしくは最近のフレキシブルソーラーが結構、凄かったので、(記事はこちらhttps://kizuqi.com/media/bougerv-yuma-200/
      年内に車のルーフに取り付けたいなと思っているのですが、シールが超強力で直接貼り付けると、多分もう取れないぐらいなので、今、どう取り付けるか思案中です。

        • 黒ぶた様
          とんでもございません。
          また何かございましたら何なりと!

          微力ながら、メディアを今後も大きくして参ります。
          また記事をお目にかかることがありましたら、叱咤激励、よろしくお願い申し上げます。

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