オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまで30種類以上のポータブル電源を使ってきましたが、持ち運びが便利で、日常でも使用する機会が多くあるのが1,000W以下の容量のポータブル電源。
そんな中、業界トップレベルの性能のポータブル電源を販売している「BLUETTI」。
この記事では、BLUETTIの小型ポータブル電源「EB3A」「EB55」「EB70S」のEBシリーズを徹底比較し、あなたにとってどれがおすすめなのか解説していきます。
BULUETTI 「EB3A」「EB55」「EB70S」とは?
BLUETTIとは?
「BLUETTI」とは2009年に中国の深圳でスタートしたポータブル電源の最先端ブランドです。
なんて読むの?
と誰もが思う中、正解は「ブルーティ」もしくは「ブルーティー」と読みます。(ブランド確認済み)
日本では神奈川県に「BLUETTI JAPAN株式会社」、東京都にも「株式会社ブルーティパワー」に法人を置き、サポート体制を充実させています。
現在は、小型〜大型のポータブル電源「EBシリーズ」が4製品。
小型から大型まで1番多くのラインナップが存在する「ACシリーズ」が11製品。
超大型の家庭用蓄電池の「EPシリーズ」が1製品。
そして、上記のポータブル電源の拡張バッテリー「Bシリーズ」。
ソーラーパネル「PVシリーズ」も4種類と、
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇ります。
さらに、不要になったポータブル電源の回収サービス「リサイクルサービス」を 2024年1月から開始されますます人気を集めています。
BLUETTI 「EB3A」「EB55」「EB70S」のメリット・デメリット
EBシリーズを比較レビューする前に、簡単な商品の説明と、それぞれの「メリット」「デメリット」について解説します。
BLUETTI EB3Aのメリット・デメリット
BLUETTI EB3Aは、2023年に販売されたばかりの、EBシリーズでもっとも小さく高性能な小型のポータブル電源。
BLUETTI EB55のメリット・デメリット
BLUETTI EB55はEBシリーズの真ん中の容量で、業界では一般的な容量サイズ。
BLUETTI EB70Sのメリット・デメリット
BLUETTI EB70Sは、EBシリーズの中で最大サイズの、業界でも珍しい容量帯のポータブル電源。
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
BLUETTI 「EB3A」「EB55」「EB70S」比較レビュー
ここからBULUETTIのEB3A、EB55、EB70Sを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で比較解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
上から順番にEB3A、EB55、EB70Sと重ねてみました。
前面に全部の操作機能が集約していて、とても使いやすいポータブル電源。
両側面は、排熱する通気口になっています。
背面は、マッドなブラックでシンプル。何やら真ん中のEB55だけ違いがあります。
底面はしっかりと凸になっており、汚れた地面に置いても本体が汚れにくいのがGood!
上面は、平らになっているので他のポータブル電源を重ねて置けて便利。
持ち手の部分は、小さいように見えてしっかり。
実際に持ってみると、それぞれの大きなの違いが分かると思います。(身長172cm)
下記写真は、刷新されたEB3Aの新ディスプレイ。
下記写真はEB55、EB70Sの旧ディスプレイ。
どのディスプレイも、「電池残量%」「入力」「出力」と、機能をしっかりと満たしているので問題なし!
LEDライトは、EB3AとEB70Sは前面に。
EB55のみ背面に大きなLEDライトがあるのが特徴的。
いずれも「弱」「強」「緊急」と3種類のライトが使用できます。
それぞれのサイズやウエイトをまとめました。
EBシリーズ | 横(cm) | 縦(cm) | 高(cm) | 重量(kg) |
---|---|---|---|---|
EB3A | 25.5 | 18 | 18.3 | 4.6 |
EB55 | 27.8 | 20 | 19.8 | 7.5 |
EB70S | 32 | 21.6 | 22 | 9.7 |
- 見た目に大きな差はなく、容量の増加と共に大きく・重くなる
- ディスプレイはEB3Aが最新版
- LEDライトはEB55が大きいのでおすすめ
ビジュアルに大きな差はなく、EB55のLEDライトのみ特徴的でした!
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
EBシリーズに使用されている電池は、すべて同じものが使用されていました。
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4)
- 充放電サイクル:2500回以上
- パススルー機能:あり
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:0°C ~ 40°C
- 動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 40°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
電池容量のみ違いがありますので、それぞれが電化製品をどれぐらい使用できるのかまとめました。
BLUETTI EB3Aの電池容量:「268.8Wh/74,666,mAh/3.6V」
BLUETTI EB55の電池容量:「537Wh/149,166mAh/3.6V」
BLUETTI EB70Sの電池容量:「716Wh/198,888mAh/3.6V」
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
EBシリーズは、すべて「長寿命電池採用」なのでおすすめです!
付属品
EBシリーズの付属品をまとめました。
EBシリーズ | ACケーブル | ACアダプター | シガーソケット | アンダーソン |
---|---|---|---|---|
EB3A | ◯ | ✖️ | ✖️ | ✖️ |
EB55 | ✖️ | ◯ | ◯ | ◯ |
EB70S | ✖️ | ◯ | ◯ | ◯ |
注意点としまして、EB3Aのみ車のシガーソケットと接続し充電するケーブルは付属しておりません。
さらに、EB3AのみBLUETTIのソーラーパネルと接続するためのアンダーソンケーブルも付属していません。
もしこの2つをご希望の方は、BLUETTIの公式HPにて付属品を購入するか、EB55やEB70Sには付属しているので、2台買うという手もあります。
EB3Aを初めてのポータブル電源として購入する際はご注意を!
そしてEB3Aのみ充電する際に必要な線が、「ケーブル」になっています。
EB55やEB70Sは「アダプター」になり、大きくて熱くなるものなので、この点はEB3Aが優っています。
オプションの「収納バッグ」は、EBシリーズすべてに対応しているので、キャンプや車中泊によく出かける方にお手頃な価格なのでおすすめ。
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはEBシリーズに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
EBシリーズ共通の項目は以下の通り。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz
- 波形:完全正弦波
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
違いがある項目は「定格出力」と「コンセント数」です。
EBシリーズ | 定格出力(W) | コンセント数(口) |
---|---|---|
EB3A | 600 | 2 |
EB55 | 700 | 4 |
EB70S | 800 | 4 |
定格出力とは、その数値までのパワーが必要な電化製品を使用できる値のことです。
驚くべきなのが、EBシリーズの定格出力が「最低でも600W」もあることです!!
従来の小型ポータブル電源は、定格出力が400Wでもすごい方でしたので、600W以上というのはマジですごいことなのです。
これにより
- ドライヤーの弱
- 電気ケトルの600Wまでのもの
が使用可能になります!!
扇風機や冷蔵庫、テレビであれば、何のその。
ただ残念ながら、我が家の電気ケトルは「1200W」の出力だったので、オーバーヒートしちゃいましたが、パワーが600W以下のものを選べば使用可能です!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
EBシリーズのUSB出力は、業界でもトップクラスの高性能です!
EBシリーズ | USB-A(口) | ワイヤレス充電(口) | USB-C(口) |
---|---|---|---|
EB3A | 2 | 1 | 1 |
EB55 | 2 | 1 | 1 |
EB70S | 2 | 1 | 2 |
USB-AはQCの急速充電、USB-CもPD100Wの超急速充電と、かなりのやばい性能です。
ノートPCはもちろん、最近のAndroidスマホは100W充電対応もあるのでかなり早く充電できちゃいますよ!!
そしてさらにワイヤレス中でもあるので、iPhone充電にも最適ですね!!
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
DC出力
BLUETTI EBシリーズにDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
DC出力はEBシリーズすべてで共通の性能でした。
- シガーソケット(12V/10A):1口
- DC5521(12V/10A):2口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、BLUETTI EBシリーズを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の3つ。
- ACコンセント
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力
ここでは、EBシリーズを家庭のコンセントに差し込んで充電する際に、どれぐらいの時間がかかるかを比較していきます。
70%までの時間とフル充電を分けてまとめました。
EBシリーズ | 入力W数(W) | 70%までの充電時間(分) | 100%までの充電時間(分) |
---|---|---|---|
EB3A | 260 | 40 | 60 |
EB55 | 76 | 300 | 360 |
EB70S | 186 | 200 | 270 |
実際に私が実験した数値なので、公式とは少し違うかもしれませんが、驚くべきはEB3Aの圧倒的な充電速度です。
充電時間は、
- 70%まで40分
- 100%まで1時間
これはポータブル電源業界の中でも、私が知る限りでは最高の充電速度です!
充電速度が速いのをお探しの方がEB3A一択です!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」は、EBシリーズすべてで実装しています。
- 対応車:12V/24V
- 充電W数:95W~100W
非走行時のハイエースで充電したところ、シリーズすべてで「96W前後」で充電されました!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
太陽光で充電する際は、EBシリーズすべてで最大W数が等しく上限があるのでご注意ください!
- 入力最大値:200W(12V-28V)
検証するためEB3Aを、同じBLUETTIのソーラーパネル「PV200」で充電してみました!
そして充電の結果ですが、なんと「149W」もの驚くべき速さで充電しました!
太陽光発電、恐るべし!!
BLUETTI PV200の性能や設置方法は別記事にてレビューしておりますので合わせてご覧ください!
アプリ
EBシリーズの中で、EB3AのみBLUETTI公式アプリとスマホ連携させることが可能です。
これにより、スマホ画面でより細かな詳細や、遠隔操作が可能になります。
- 充電速度の標準モード/高速モード/静音モードの切り替え
- AC出力「オン/オフ」、DC出力「オン/オフ」
- LEDライトの「オン/オフ」
アプリで遠隔操作したい方はEB3A一択です!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
BLUETTIのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
BLUETTIの製品は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
そして、EB3Aのみ、BMSの最高峰の機能「簡易UPS」まで内蔵されており、小型ポータブル電源での実装はほとんどないので、やはりEB3Aは化け物です。
BLUETTI製品は安全性が高いことで有名ですので、安心してお使いいただくことが可能です。
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「6ヶ月に1回の点検」「80%
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証。
3製品すべてで実験したのでまとめてみました。
EBシリーズ | 出力時の音(db) | AC充電時の音(db) |
---|---|---|
EB3A | 55~60 | 60~66 |
EB55 | ファンは回らなかった | ファンは回らなかった |
EB70S | 53.2 | 58.1 |
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
- EB3Aは高性能なだけにファンでしっかりと内部を冷やす必要あり
- EB55は私の環境下ではファンが回らなかった
- EB70Sはファンは回るが、かなり静か
車中泊などでファンの音が気になる方はEB55がおすすめ!
保証期間
BLUETTI製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
BLUETTIの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
価格
BLUETTIのポータブル電源は性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
それぞれをまとめてみました。
EBシリーズ | 価格(¥) | 価格/W(¥/W) |
---|---|---|
EB3A | 39,800 | 148 |
EB55 | 59,800 | 111 |
EB70S | 79,800 | 111 |
やはり、高性能なEB3Aだけが1Wの価格が「¥37」高くなっています。
とはいえ、「充電速度の速さ」や「アプリでの遠隔操作」「UPS機能搭載」などを加味すると、まったく高価ではないと言えます。
性能を取るか、安さを取るか、悩みますね〜
比較レビューまとめ
最後にEB3A、EB55、EB70Sの購入のポイントをまとめていきます。
BLUETTI EB3A
- 業界の小型ポータブル電源市場で、もっとも高性能
- 付属品ケーブルが別途必要なので注意
- フル充電まで1時間と業界最速
- アプリ対応
- UPS機能がついた優れもの
BLUETTI EB55
- ポータブル電源市場全体で考えて性能は普通ぐらい
- LEDライトが大きく明るい
- 充電速度は別途、アダプターを購入すれば早くなる
- ファンが回りにくいのでテント内や避難所、車内の使用におすすめ
- 価格は業界で安め
BLUETTI EB70S
- ポータブル電源市場全体で考えて性能は普通ぐらい
- 700Whのポータブル電源は業界ではかなりレアな大きさ
- 価格は業界で安め
YaiYuの評価
最後に私ならどれを購入するかをお伝えして終わります。
それは間違いなく「EB3A」!
現状、このポータブル電源を超える性能のものはほとんどなく、知り合いにも防災用のポータブル電源として、1台目におすすめしています。
2台目が必要になった際には、他のEBシリーズを購入するといいと思います。
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