オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、1,000W以上の容量のポータブル電源は、アウトドアや防災グッズとして1台必須の時代になってきました。
そんな中、業界に新たなブランド「BougeRV」が参入し、どんどん新製品を販売している。
この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすく「BougeRV Fort 1000」を徹底レビューしていきます!
BougeRV Fort 1000とは?
ポータブル電源ブランド「BougeRV」とは?
BougeRVは、アウトドア派の冒険家たちによって誕生したブランド。
日本に進出してまだまだ間もない BougeRV は、「ポータブル電源」「ソーラーパネル」、そして「車載冷蔵庫」の新製品をどんどん販売し、拡大しています。
読み方は「ボージ」です!
現在は、ポータブル電源が4種類。
「折り畳み式ソーラーパネル」が3製品。
丸めることができる「フレキシブルソーラーパネル」が4製品。
さらに、最大のラインナップを誇る「ポータブル冷蔵庫」が色違いも含め13製品。
なんと、すでに業界トップレベルのバリエーションを誇り、今後どんな展開が待っているのか非常にワクワクするブランドです。
BougeRV Fort 1000のメリット・デメリット
中でも今回、ご紹介するBougeRV Fort 1000は、BougeRVの主力ポータブル電源。
そんなBougeRV Fort 1000をレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
BougeRV Fort 1000レビュー
ここからBougeRV Fort 1000を初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 電池性能
- 付属品
- 出力性能
- 入力性能
- アプリ
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
前面は、ディスプレイや入出力の全機能が集約されているので、「とても使いやすい」ポータブル電源。
両側面は、排熱溝がしっかりとあり、持ち手の黄色が目立ちますね〜
背面は、マッドなブラックがおしゃれ。
底面は凹凸部分があり、本体の汚れを軽減してくれます。
持ち手は手に馴染む構造で、女性でも持てる大きさでした。
上面は持ち手の部分が少し凸になっているので、他のポータブル電源を上に重ねにくい構造に。
サイズは「32 x 22.9 x 28cm」と電池容量から考えると「業界標準サイズ」。
重量は「約15kg」と、こちらも容量から考慮すると「業界標準ウエイト」と言えます。
ディスプレイはシンプルながら「電池残量」「入出力W数」など、しっかり大きく表示していて分かりやすい。
黄色とブラックで統一されているのが特徴的でした。
電池性能
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」。
BougeRV Fort 1000の電池性能をまとめてみました。
- 電気容量:1120Wh/224,000mAh/5V
- 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
- 充放電サイクル:3000回以上(残存80%)
- パススルー機能:あり
- 波形:純正弦波
- 放電深度:10%と想定
- 保管温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 動作温度範囲:-10°C ~ 45°C
- 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
- 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)
電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。
とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!
しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。
放電深度とは?(クリックで開きます)
ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。
その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。
つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。
「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)
長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!
電化製品の使用時間と使用回数
予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、
- 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
- 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
- 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源
と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。
電池寿命(充放電サイクル)
ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。
現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。
- 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
- リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)
これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。
そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!
なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。
- 安全性と安定性が三元系よりも高い
- 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
BougeRV Fort 1000は、「長寿命電池」なのでおすすめです!!
付属品
BougeRV Fort 1000の付属品はすべて始めから揃っており、「別途購入することなく使用開始」できます。
- ACアダプター
- 充電シガーソケット
- ソーラーパネルケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
ただ、ここで一点、振興ブランドなだけに仕方のないところですが、ACアダプターの採用は2023年では時代遅れだと言わざるを得ない。
現在の売れ行きポータブル電源のほとんどは、大きく重いACアダプターは採用せず、ケーブル採用になっています。
出力性能
次は出力性能をレビューしていきます。
出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。
電力を出力させるための方法は以下の3つ。
- ACコンセント出力
- USB出力
- DC出力
ポータブル電源を選ぶ上で、もっとも大事な要素の一つになります!
ACコンセント出力
AC出力とはBougeRV Fort 1000に「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。
- 電圧:100V
- 周波数: 50/60Hz 切替可能
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:1200W
- 最大瞬間出力:2400W
- コンセント口数:3口
電圧・周波数・波形について不明点があればクリックでご確認ください!
電圧について(クリックで開きます)
日本のコンセントは電圧が100Vです。
最近ではポータブル電源の電圧が「100V」のものは多くなってきましたが、まだまだ110Vや120Vのものも存在します。
110Vのものは、電化製品を故障させることは現状少ないですが、120Vのポータブル電源はやや危険があるので避けるようにしましょう!
周波数について(クリックで開きます)
周波数とは、関東の「50Hz」と関西の「60Hz」があります。
関西で販売されている電化製品を関東で使用した場合、周波数が違うので電化製品が故障してしまう可能性があります。
ただ、現在の電化製品は性能が良く、周波数に左右されないようなっているのが現状です。
しかしながら昭和時代の電化製品などを使用する場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。
正弦波について(クリックで開きます)
ポータブル電源から出力される電気は、大きく分けて正弦波と修正弦波の2種類があります。
- 正弦波:家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと
- 修正弦波:家庭用の電気を擬似的に「マネて」つくった電気のこと
正弦波の電力でないと、動かない電化製品が多く存在しますので、ポータブル電源を選ぶ際は、必ず「正弦波」のものを選びましょう!
現状、ほとんどのポータブル電源は「正弦波」になるのでご安心ください。
定格出力1200Wとは「1200Wまでの出力の電化製品が使える」ことを表します。
例えば停電時に扇風機を動かしたい時は、我が家のであれば最大出力で動かしても「9W」しか消費されないので、「112時間」ほど使うことが可能。
お湯を沸かすのに「1200W」必要な、ケトルも
「1241W」のパワーを使って使用できています。
1200Wを少し超えるぐらいであれば、問題なく使用できていました!
USB出力
近年、ポータブル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」はポータブル電源を選ぶ上で、かなり重要になってきました。
- USB-A(5V/2.4A):2口
- USB-C(PD60):1口
QCとは(クリックで開きます)
「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。
現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。
Quick Charge 世代 | 供給電圧 | 供給電流 | 最大出力 | |
1.0 | 5V | 2A | 10W | |
2.0 | 5V / 9V / 12V /20V | 3A、2A、1.67A | 15W | |
3.0 | 3.6V~20V | 2.6A、4.6A | 18W |
PDとは(クリックで開きます)
「PD」とは「Power Delievry」の略になります。
「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。
BougeRV Fort 1000のUSB性能は、USB-Aは高速対応なしで、USB-CもPD100ではないので「業界標準以下クラス」です。
ちなみに、ACアダプターを使えばもう1つUSB-Cを使用可能なのですが、AC→DCに電力を変換時に、電力のロスが発生してしまうので、あまりおすすめではありません。
DC出力
EcoFlow DELTA 2にDCケーブルを差し込んで電化製品を使用する場合のパワーを見ていきましょう。
- シガーソケット(12V/10A):1口
- DCポート(12/10A):2口
最近ではDCケーブルを用いたカメラや電化製品はほとんどなくなりましたのでオマケ装備とお考えください。
とはいえ、シガーソケットにはまだまだ価値があります。
例えばシガーソケットで「ご飯を炊く」ことができる商品があり記事にもしておりますのでご参考ください。
もしUSB-AやUSB-Cのポート数が足りない場合もガジェットを購入することで増やすことが可能です。
「Anker 323 Car Charger」は出力があり安価なので、スマホやパソコンの高速充電におすすめ!
入力性能
次は入力性能をレビューしていきます。
入力性能とは、BougeRV Fort 1000を充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。
電力を充電するための方法は以下の4つ。
- ACコンセント&USB-C入力
- シガーソケット
- 太陽光パネル
ACコンセント入力&USB-C入力
BougeRV Fort 1000を家庭のコンセントに差し込んで充電するAC充電は、付属されている「ACアダプター」を使用します。
接続は簡単でBougeRV Fort 1000のご覧のポートに差し込むみ、反対を家庭用コンセントへ。
充電するとなんと「約190W」で入力されていました!
流石に190Wだと充電がフルになるまで「8時間」はかかる見込みなので、USB-Cで同時に充電可能が可能なので、
試したところ合計「約246W」で充電されました。
この充電量だと、
- 80%まで「4時間」
- 100%まで「6時間」
の充電速度と想定されます。
これは「業界でもかなり遅い」レベルとなりますのでご注意ください!
シガーソケット入力
車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」はBougeRV Fort 1000は実装しています。
- 対応車:12V/24V
- フル充電まで「約12時間」
接続は付属のシガーソケットケーブルを、ご覧のポートに差し込み、反対を車に接続。
非走行時のハイエースで「約100W」で充電されました!
12V車も24V車も対応しているのはありがたい!
太陽光パネル入力
ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。
- 入力最大値:200W
BougeRV Fort 1000は、入力の最大値が200Wとかなり低いので、
- EcoFlow 160W ソーラーパネル
- EcoFlow 220W ソーラーパネル
BougeRVのソーラーパネルに適しています。
BougeRVのソーラーパネルは、発電効率が高く、防水性能が業界でもトップクラス!
実際にBougeRVのフレキシブルなソーラーパネルで実験してみたのですが、あまりにも高い発電量に驚きました!
詳しい設置方法や発電量などは、レビュー記事がありますので合わせてご覧ください!
安全性
安全認証マーク
ポータブル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
BougeRV Fort 1000のポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。
十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
BMS(バッテリーマネージメントシステム)
ポータブル電源には、「バッテリー管理システム(BMS)」という安全装置が備わっています。
BougeRV Fort 1000は過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理をしっかり行なっている電源なのでご安心ください。
BMS一覧(クリックで開きます)
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
最近では、災害時のためにポータブル電源を常備しておく方が増えてきました。
長期保管する場合は、安全の観点から「3ヶ月に1回の点検」「80%程度まで充電」を推奨します。
ファンの音の大きさ
ポータブル電源を選ぶ際、使用時の「ファンの音の大きさ」はとても大事な要素なので検証。
実験したところ、BougeRV Fort 1000のファンが回った場合の音の大きさは
- 最大出力時:67db前後
- AC充電時:ファンは回らなかった
となりました。
騒音値の基準と目安表(クリックで開きます)
目安①(うるささ) | 目安②(身体/生活への影響) | 騒音値(db) | 騒音発生源と距離(大きさの目安) |
---|---|---|---|
きわめてうるさい | 聴覚機能に異常をきたす | 120db | ・ジェット(飛行機)エンジンの近く |
110db | ・自動車のクラクション(2m) | ||
100db | ・電車が通るときのガード下 ・液圧プレス(1m) | ||
うるさくて我慢できない | 90db | ・犬の鳴き声(5m) ・騒々しい工場の中 ・カラオケ(店内中央) ・ブルドーザー(5m) | |
80db | ・地下鉄の車内 ・電車の車内・ピアノ(1m) ・布団たたき(1.5m) ・麻雀牌をかき混ぜる音(1m) | ||
うるさい | かなりうるさい かなり大きな声を出さないと会話不可 | 70db | ・騒々しい事務所の中 ・騒々しい街頭・セミの鳴き声(2m) ・やかんの沸騰音(1m) |
非常に大きく聞こえうるさい 声を大きくすれば会話ができる | 60db | ・静かな乗用車 ・普通の会話 ・洗濯機(1m) ・掃除機(1m) ・テレビ(1m) ・トイレ(洗浄音) ・アイドリング(2m) | |
普通 | 大きく聞こえる 通常の会話は可能 | 50db | ・静かな事務所 ・家庭用クーラー(室外機) ・換気扇(1m) |
聞こえる会話には支障なし | 40db | ・市内の深夜 ・図書館 ・静かな住宅地の昼 | |
静か | 非常に小さく聞こえる | 30db | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
ほとんど聞こえない | 20db | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
- 出力時は、ファンは大きめ
- 電化製品の使用が終わるとファンは数秒で止まる高性能
保証期間
近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。
BougeRV Fort 1000の保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
業界では「4年」「5年」保証が当たり前となりつつあるので頑張って欲しい!
価格
BougeRV Fort 1000は性能、ブランドともにお分かりいただけたと思うが、やはり「価格」は大事な要素です。
- 本体価格:税込 135,000円
- 1Whの価格:120円
個人的な意見ですが「コスパは良くない」と考えています。
その理由に、
- USB出力性能がイマイチ
- AC充電速度が遅い
- ソーラー最大入力が200W
- アプリ対応なし
- ファン音がやや大きめ
- 保証期間が24ヶ月
などなど、たくさんのデメリットがある中で1Whが120円は割高と言えるでしょう!
レビューまとめ
最後に、上記のレビューを踏まえてBougeRV Fort 1000が、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 防災グッズや節電グッズ
- オフグリッド(電気の自給自足)
の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。
キャンプや車中泊などのアウトドア用
- 長寿命電池なので気軽に使える
- アウトドア先でもドライヤーが使えて便利
防災グッズや節電グッズ
- 保証が2年なので保管しにくい
- 持ち運べるサイズなのでもしもの時も安心
- 節電グッズとしてはもっと大きなサイズが必要
オフグリッド(電気の自給自足)
- ソーラーパネルが200Wまでなのは難しい
YaiYuの評価
ごめんなさい。
業界のほとんどのポータブル電源を見てきた私からすると、やはりBougeRV Fort 1000は、2023年の段階では購入に値するポータブル電源ではないと判断します。
しかしながら、ソーラーパネルの性能はめちゃくちゃ良くて、そちらのを購入するのが間違いなくおすすめです!
ほんとに驚くほどの発電量だったので、ぜひフレキシブルソーラーパネルのレビュー記事をご覧ください!
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