災害時に水がなくても使用できるトイレを徹底紹介(地震・台風)

バンライフを自作ハイエースで1年間、実践したYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。


この記事では車で生活しながら全国を旅していた私が、災害などで家が断水したり、停電になった場合でも、使用できるトイレを紹介しています。

目次

車中泊やバンライフ、災害時のトイレ事情

車中泊やバンライフ、災害時のトイレを考えた時に、「どこで」「どうやって」「廃棄場所は」など様々なことを考える必要があります。


私が実際の経験談を踏まえながら下記の順に解説していきます。

簡単な流れ
  1. 屋外でトイレをする場所
  2. 車内や屋外で使用できるトイレの種類
  3. 持っておくと便利なトイレグッズ
  4. 廃棄はどこでするのか?

屋外でトイレをする場所

車中泊やバンライフをする人がどこでトイレをしているのか?

一覧を挙げます。

トイレができる場所
  • 公衆トイレ
  • 公共施設(市役所・警察署・図書館)
  • 道の駅
  • 公園
  • パーキングエリア
  • サービスエリア
  • デパート
  • スーパー
  • コンビニ
  • ファーストフード店
  • 宿泊施設
  • キャンプ場/オートキャンプ場
  • RVパーク

まだまだ他にもあるかもしれませんが、これだけあるのです!

私は、バンライフで日本を回っている時、本当に日本はどこでもトイレができて幸せだなと噛み締めながら各地でトイレを利用させていただいてました。

YaiYu

つまり、全国を移動しつつもトイレに関しては大きな問題やハードルはないと言えます。

車内や屋外で使用できるトイレの種類

皆さんは渋滞にハマった時、携帯用トイレを持っておけばよかった!と思ったことはないでしょうか?

また携帯用トイレは、地震や台風などの災害時に、水が使えなくなってもトイレを使用できるため「防災グッズ」としての役割も果たします。

しかし、どんなタイプのトイレがいいのかわかりませんよね?

なので、ここでさまざまなトイレを1つずつご紹介していきます。


ご自分のスタイルや車の大きさなどに合ったトイレを1つ持っておくことをおすすめします。

様々なトイレ
  • ポータブルトイレ
  • 折りたたみ式トイレ
  • 尿ボトル

ポータブルトイレ

主にキャンピングカーに乗せて使用するタイプの「ポータブルトイレ」。

私はハイエーススーパーロングでバンライフしていましたが、そのサイズ感の車でもポータブルトイレの設置は難しく断念しました。


これよりも大型のキャンピングカーの方が対象になると思いました、圧倒的におすすめは、カーメイトの「PortaPotti QUBE」です。

特徴は以下の通り。

特徴
  • 水洗式(手動式)
  • 完全密閉無臭タイプ
  • 連続使用目安:約33回
  • 捨て時がわかる汚水タンク目盛り付き
  • 製品サイズ : 高330×幅383×奥行427mm
  • 製品重量(乾燥重量) :  3.4kg
  • キャンピングカーに設置している人が多い


もやはこれ一択なのではというぐらい、「匂いが漏れにくい」「排水しやすい」のが特徴。

安めのものを買ってしまうと、匂いが漏れたり、排水時に手が汚れたりしやすいものが多いため、この価格ぐらいのものは買った方はいいでしょう!

YaiYu

口コミでも匂いの漏れがないことで愛用されている人が多いです!

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折りたたみトイレ

一般的に、車内でも家の中でも保管できるタイプのトイレとして、「折りたたみトイレ」がおすすめ。

中でも「LAMPTOP」の簡易トイレは、高性能!!

特徴
  • 折りたたみ可能
  • 丸洗い可能
  • 耐荷重量:150kg
  • 本体重量:1.3㎏
  • 日本人サイズに設計

いろんなタイプのものが販売されていますが、大きさ、見た目、機能的にこれが1番、おすすめです。

付属されているテープ&排泄処理袋は「12回分」なので、それ以降は市販の非常用トイレで代行可能です。

下記の3種類はすべて試してみましたが、大きな差はなかったのでお好みに合わせてご購入ください。

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尿ボトル

医療や介護でよく使用される「尿ボトル」は、高速道路で渋滞中の場合のみいいかもしれません。

すぐに捨てることができない可能性が高いので、蓋付きのものをおすすめしています。

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野外でトイレをする際のおすすめグッズ

次にあると便利なトイレの周辺グッズをご紹介していきます。

もし災害などで野外でトイレをすることになったとき、あるといいなと思ったものを挙げています!

リスト
  • ポンチョ
  • ワンタッチテント
  • トイレットペーパーホルダー

ポンチョ

外で用を足す際の目隠しにあると便利なのがポンチョです。

女性で尿器を使う場合などは、首から下を見れるようなすっぽりかぶれるものがいいと思います。座るトイレでも衣類の脱着があるので、使いやすい物がいいですね。

こちらは「シート」や「簡易テント」にもなる、すごいポンチョ。

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ワンタッチテント

外でする際のトイレ用テントを作るのもいいと思っています。

トイレットペーパーをかけるためのロープや携帯を入れられるメッシュポケット、簡易シャワーなど掛けられるので、一つ持っておくと重宝するかもしれません。

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トイレットペーパーホルダー

トイレを外でする際などに使えるトイレットペーパーホルダーはあると便利です。

中でもおすすめは、「シートゥーサミット」で首にかけられるので両手が使え、防水機能搭載。

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廃棄はどこでするのか?

現在、国内のキャンピングカー保有台数は10万台突破し年々増加傾向。

しかし、排水処理できる施設は少なく、道の駅などで捨てるといったマナー違反も増えているので、警告もされている状況は続いています。


では一体、キャンピングカーで長期の車中泊をされている方は、どこで水の廃棄をしているのでしょうか?

主に廃棄する水は下記の2種類です。

  • グレイウィーター:中水と呼ばれ、飲料水の上水と、汚水などの下水の間となる、台所や洗濯などの排水
  • ブラックウィーター:し尿などの下水

実際に「水道局」に電話取材をし回答をもとに結果をお伝えしていきます。

ダンプステーション

まず1つ目の廃棄場所として「ダンプステーション」が挙げられます。
ダンプステーションとは、キャンプ場や道の駅などで設置されている、排水を有料で処理してくれるサ場所のことです。

とはいえ、まだまだ設置が少なく、キャンピングカーユーザーからすると、まったく足りておらず、正直、皆さんどうやって処理しているのか不明・・・

汚水枡

次に「汚水枡」。
マンションなどの敷地内の汚水を、公共下水道本管へ流入するために設けられる桝。

許可をもらうことで、住宅敷地内にある小さなマンホールからキャンピングカーだとホースで接続して汚水を流すことができます。

YaiYu

とはいえ、こちらも現実的には難しい。

自宅のトイレ

ほとんどのキャンピングカーユーザーは、この自宅での処理が基本だと思います。

とはいえ、長期で旅をしている人にとっては、わざわざ自宅に帰ることができなかったりと、なかなか日本では汚水を捨てれる場所の普及は進んでいません。

まとめ

日本は全国的に、トイレのインフラが整っており、車中泊旅やバンライファーにとって環境の良い国です。

ポータブルトイレやトイレ周辺グッズも充実しており、キャンプや災害時の時でも、必ず役にたってくれるものばかりでした。

とはいえ、キャンピングカーで長期で全国を旅する方にとっては、日本全国で排水を処理できる場所がほとんどないのが現状です。

つまりマナーを守っていない方が多く、全国でも多くの問題が指摘されています。

キャンピングカーが売れるのは良いことですが、それに伴うインフラ整備が先なような気がしているこの頃です。

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

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