オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYu(@yusukeyaida)です。
近年、地球温暖化の影響での自然災害や地震による停電・・・
そんな中「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。
この記事では、ポータブル電源市場においてTOP5に入る「BLUETTI」の、「PV200ソーラーパネル」のレビューをお届けしていきます!
BLUETTI PV200ソーラーパネルとは?
BLUETTIとは?
「BLUETTI」とは2009年に中国の深圳でスタートしたポータブル電源の最先端ブランドです。
なんて読むの?
と誰もが思う中、正解は「ブルーティ」もしくは「ブルーティー」と読みます。(ブランド確認済み)
日本では神奈川県に「BLUETTI JAPAN株式会社」、東京都にも「株式会社ブルーティパワー」に法人を置き、サポート体制を充実させています。
現在は、小型〜大型のポータブル電源「EBシリーズ」が4製品。
小型から大型まで1番多くのラインナップが存在する「ACシリーズ」が11製品。
超大型の家庭用蓄電池の「EPシリーズ」が1製品。
そして、上記のポータブル電源の拡張バッテリー「Bシリーズ」。
ソーラーパネル「PVシリーズ」も4種類と、
業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇ります。
さらに、不要になったポータブル電源の回収サービス「リサイクルサービス」を 2024年1月から開始されますます人気を集めています。
BLUETTI PV200ソーラーパネルのメリット・デメリット
すでに世界中でファンが多い BLUETTI のポータブル電源とソーラーパネル。
そんなBLUETTI PV200ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!
メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!
BLUETTI PV200ソーラーパネルレビュー
ここからBLUETTI PV200ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。
- ビジュアル
- 付属品
- スペック
- 出力性能
- 入力性能
- 安全性
- 保証期間
- 価格
ビジュアル
BLUETTI PV200ソーラーパネルは、カバーなどの付属品はなく下記写真のようにそのままの状態から設置できます。
裏側には何やら大きな袋あり、折り畳められた状態の大きさは「横59cm × 縦63cm」と業界の標準サイズ。
実際に持ってみると、サイズ感が分かると思います。(身長172cm)
袋を開けると中からはアンダーソンケーブル(ポータブル電源と接続するケーブル)が。
ソーラーパネルを展開するにはまず、固定部分を外していきましょう!
展開すると大きさは「横226cm × 縦59cm」、重さが「7.3kg」になり、どちらも業界平均。
裏側の装備に関しては後で詳しくレビューしていきます。
付属品
BLUETTI PV200ソーラーパネルの付属品はすべて揃っているので別途購入の必要はありません。
- アンダーソンケーブル
- ユーザーガイド
- 保証カード
スペック
実際に太陽光でBLUETTI PV200ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。
- 定格出力:200W
- 開回路電圧:20.5V
- 単路電流:9.7A
- 変換効率:23.4%
- セルタイプ:単結晶シリコン
- 防水防塵規格:IP65
- 作動温度範囲:-10~65℃
- 製造国:中国
数値に関して、実際にレビューを通して解説していきます。
出力性能
出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。
出力性能があれば便利なのですが、あえてBLUETTI PV200ソーラーパネル は実装していないと想定しています。
その理由は以下になります。
- デザイン性が悪くなる
- USBがあると、防水規格が大幅に下がる
とはいえ、BLUETTI PV200ソーラーパネル の防水規格は「IP65」です。
防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。
アンダーソンケーブルがやや剥き出しなので、防水性能はあまり高くない感じです。
- USBケーブル付属のソーラーパネルをお探しなら他社へ(Jackeryなど)
- 1年中、外に放置しても問題ない防水性能をお探しなら他社へ(EcoFlowなど)
正直なところ、どっちつかずな印象・・・
入力性能
ここからは、BLUETTIの高性能ポータブル電源「EB3A」を使って実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。
まずはBLUETTIの「アンダーソンケーブル」を用意します。
上記で紹介した BLUETTI PV200ソーラーパネル側のケーブルと、用意したアンダーソンケーブルを接続していきます。
「カチ」っというまで2つを合体させれば接続完了。
あとは4箇所ある自立スタンドを組み立てていきます。
接続の全体図はこんな感じ。
最後に下記画像のプラグ部分にコードを差し込んだら、自動で充電開始されます。
BLUETTI PV200ソーラーパネルの面白い機能として、ボタン配置で自立させる角度を調整できます。
太陽光の角度に応じて変更することで、より発電量を上げれるので楽しさが広がりますね!
検証は「気温25度」「快晴」「湿度低め」「角度45°」のいい条件で検証!
な、なんと「149W」で充電されました!!
もしかすると、200Wソーラーパネルの今までの最高記録かもしれない!!
変換効率が業界最高峰なのは伊達じゃない!
安全性
ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!
BLUETTI PV200ソーラーパネルは世界各国の安全認証をクリアしているのが判明しました。
十分に安全基準を突破していると判断できますね。
各国の安全認証マーク(クリックで開きます)
ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。
- PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
- TELEC:無線設備の安全基準
保証期間
BLUETTI製品は、販売されているほとんどが「24ヶ月保証」です。
BLUETTI PV200ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。
- 公式HP:24ヶ月
- amazon:24ヶ月
- 楽天:24ヶ月
- yahooショッピング:24ヶ月
- 家電量販店:量販店による
ソーラーパネルは初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。
どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。
価格
BLUETTI PV200ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。
税込 59,980円
最近はAmazonでもさまざまなソーラーパネルが販売されています。
しかしながら、安いものほどOEM、つまり同じ型に当てはめた大量生産品。(同じ見た目で、違うブランドが多数販売しているソーラーパネル)
ポータブル電源やソーラーパネルはアウトドアだけじゃなく防災グッズでもあります。
予期せぬ災害による停電時に、購入したポータブル電源が動かない!なんてことを避けためにも安全・安心・安定の大手ブランドのポータブル電源を選ぶように心がけましょう!
その点、BLUETTIのソーラーパネルは安心して購入できます!!
レビューまとめ
最後にBLUETTI PV200ソーラーパネルが、
- キャンプや車中泊などのアウトドア用に適しているのか?
- 防災グッズや節電グッズに適しているか?
まとめて終わりにしたいと思います。
キャンプや車中泊などのアウトドア用にご購入をお考えの方へのポイント
- 持ち運び安いのでアウトドアに最適
- 変換効率が高いのでアウトドア先ですごい発電量を生み出すかも!!
- 防水性能があまり高い構造ではないため裏面は濡らさないように注意が必要
防災グッズや節電グッズに、購入をお考えの方へのポイント
- いざという時に持ち運びが便利
- 防水性能がやや低いため年中ベランダに出せないのが残念
- 天気のいい日はベランダに設置したりしてセミオフグリッド
この先、日本はどこで地震などによる停電が起こってもおかしくありません。
また高騰する燃料費や電気代・・・
安全・安心のためや、日々の節約においてソーラーパネルは持っておくべき家電だと思います。
BLUETTIのような大手ブランドで購入する理由は、性能面ももちろんそうですが、故障時のサポートと、いざというときに動かない可能性を減らせることです。
価格や口コミだけで決めるのではなく、全体的に考えた時、BLUETTIはとてもおすすめです。
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