Jackery Explorer 100 Plusレビュー!小さくて可愛すぎるモバイル電源は飛行機の中も持ち運べるのでおすすめ(キャンプ・車中泊・防災)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

これまでたくさんのポータブル電源をレビューしてきましたが、小さくて可愛いポータブル電源はかなり珍しい。

そんな中、業界大手ブランド「Jackeryジャクリ」の「100 Plus 100 プラス 」が2024年に販売され、可愛すぎてちょっとやばいぐらいおすすめ。


この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuヤイユウが、忖度なしで初心者の方にもわかりやすくJackery Explorer 100 Plusを徹底レビューしていきます。(以降Jackery 100 Plus)

Jackery(ジャクリ)
¥15,900 (2024/09/28 11:16:06時点 Amazon調べ-詳細)
目次

Jackery 100 Plusとは?

Jackeryとは?

Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。


Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。


読み方は「ジャクリ」になります。

YaiYu

ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。


環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出しているそんなJackery。


現在は、定番の「Jackeryシリーズ」が5製品。


性能が大幅に進化した「Jackery Proシリーズ」が4製品。


そして最新シリーズの容量を拡張できる「Jackery Plusシリーズ」。


ソーラーパネル「Jackery SolarSagaシリーズ」が5製品。


さらに、最近はポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Solar Generatorシリーズ」に力を入れています。

Jackery Solar Generatorシリーズ

Solar Generatorシリーズは、かなりのラインナップがありますので、専用ページにてご確認ください。(リンクはこちら


業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。


またシリーズで統一された「オレンジ」と「ブラック」のデザインが、アウトドア先でも目立つので、「あっ、あの人もJackery!」と見つけると嬉しくなります。


そしてかなり素晴らしいのが、業界で初めて「使い終わったポータブル電源のリサイクルサービス」を開始。

YaiYu

Jackeryが選ばれるのは、やはり理由があるんです!

Jackery 100 Plusのメリット・デメリット

中でも今回、ご紹介するJackery 100 Plusは、ポータブル電源ではなく、大きなモバイルバッテリー。


そんなJackery 100 Plusをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • 業界大手Jackery
  • 見た目が最高に可愛い
  • 機内に持っていける
  • 長寿命電池
  • 保証が5年
  • リサイクルしてくれる
  • 保証が2年
  • やや大きく重い
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

Jackery 100 Plusレビュー

ここからJackery 100 Plusを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 電池性能
  3. 付属品
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

Jackery 100 Plusの前面は、すべての機能が集結している使いやすいモバイル電源。


なので後面は、シンプルでスタイリッシュ。


両側面は、同じデザイン。


底面は可愛い凹凸部分があり、本体の汚れを軽減してくれ、


上面は平らになっているので、


他のポータブル電源と重ねておくことが可能です。


サイズは「約12.6 x 8.65 x 8.7cm」と、大容量モバイル電源の中では大きいサイズ。


重量も「約965g」と、こちらもモバイル電源としてはかなり重いものとなります。


ディスプレイは、モバイル電源でこれほど大きなものはないってぐらいのドデカさ!

YaiYu

写真では伝わらないかもですが、見た目はほんと可愛くて最高なんです。

電池性能

次は、ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池の性能」を見ていきます。


まずは、Jackery 100 Plusの電池性能をまとめました。

電池性能
  • 電気容量:99Wh/6.2Ah/16V
  • 電池素材:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
  • 充放電サイクル:2000回以上(残存80%)
  • パススルー機能:あり
  • 波形:純正弦波
  • 放電深度:10%と想定
  • 保管温度範囲:-10°C ~ 45°C
  • 動作温度範囲:-10°C ~ 45°C
  • 充電温度範囲:0°C ~ 45°C
  • 生産地:中国
パススルーとは?(クリックで開きます)

電力を充電しながら、その電力を消費することができる機能のこと。

とても便利な機能なので、パススルー機能があるポータブル電源を選びましょう!

しかしながら、電池に負担がかかるためできる限りパススルーを使用しないでください。

放電深度とは?(クリックで開きます)

ポータブル電源は、電池の寿命を守るために電力のすべてを使用しない設計になっています。

その電池を保護するために残されている電力は容量の「10%前後」になります。

つまり、ポータブル電源の本当の容量は、公式記載の「×0.9前後」が正しい電池容量となります。

「V」「A」「W」「Ah」「Wh」とは?(クリックで開きます)

長くなってしまいますので、別記事にて詳しく解説しました!

YaiYu

100Wh以下の電源は飛行機の中に持っていけるので、Jackery 100 Plusは機内持ち込み最大サイズのモバイル電源

電化製品の使用時間と使用回数


予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、

  • 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
  • 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
  • 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源

と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。

電池寿命(充放電サイクル)

ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。


現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。

  • 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
  • リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)


これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。


そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!


なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。

まとめ
  • 安全性と安定性が三元系よりも高い
  • 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい
YaiYu

Jackery 100 Plusは、「長寿命電池」なのでおすすめです!

付属品

Jackery 100 Plusの付属品は、揃っていないので別途購入な場合があります

付属品
  • USB-C充電ケーブル
  • DC8020からUSB-Cアダプター
  • ユーザーマニュアル


Jackery 100 Plusに充電するためのUSBケーブルは、無くした場合でも手持ちのケーブルでも代用可能です。


ただ、アダプターは無くすと再度購入の必要があるのでご注意を!

YaiYu

ソーラーパネル接続ケーブルやシガーソケットケーブルは付属していないので、レビュー時に解決策を説明します。

出力性能

次は出力性能をレビューしていきます。

出力性能とは、コンセントを差し込んだり、USBを差し込んだりして電力を使用する際に必要なパワーのことです。


電力を出力させるための方法は以下の1つ。

出力方法
  • USB出力

USB出力

近年、モバイル電源はスマホやダブレット、ノートPC、ドローンなどに充電することが重要視され、「USB出力性能」は、かなり重要になってきました。

USB出力
  • USB-A(18W):1口
  • USB-C(合計100W):2口
QCとは(クリックで開きます)

「QC」とは「Quick Charge(クイックチャージ)」の略で、米国の「QUALCOMM社」が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格です。

現在では「Quick Charge 2.0充電規格」と「Quick Charge 3.0充電規格」が主に使われています。

Quick Charge 世代供給電圧供給電流最大出力
 1.05V2A10W
2.05V / 9V / 12V /20V3A、2A、1.67A15W
3.03.6V~20V2.6A、4.6A18W
PDとは(クリックで開きます)

「PD」とは「Power Delievry」の略になります。

「QC」では最大で「18W」までの給電でしたが、PDの企画だと「45W」「60W」さらには「100W」までの受給電が可能となるので、スマホやタブレット、ノートPCのような大きな容量のものでも早く充電することができるようになりました。


Jackery 100 PlusのUSB性能は、USB-A「1口」と、USB-C「2口」と、モバイル電源の中では業界最高レベルです!!

YaiYu

PD100Wの急速充電対応なので、最近のAndroidスマホにも対応しています!!

入力性能

次は入力性能をレビューしていきます。

入力性能とは、Jackery 100 Plusを充電する際に、どれぐらいの時間で充電が完了するのかのことを言います。


入力方法は以下の3つとなりますので、詳しく解説していきます。

入力方法
  • USB-C
  • シガーソケット
  • 太陽光パネル

USB-C入力

Jackery 100 PlusはUSB-C充電に対応しています。


実際に充電してみると、「約38W」で充電されていたので、「2.5時間でフル充電」の速度。

左:Jackery 100 Plus 右:Jackery 600 Plus
YaiYu

よくみると、右のJackery 600 Plusは43Wの電気を流しているのに、38Wしか充電されていません!


実はACアダプターを介すと電気のロスが発生するので、USB-Cで充電するのが理想です(難しいですが)。


また、USB-Cを2本で充電した場合どうなるのか実験したら、逆に充電が遅くなってしまったのでご注意を!

シガーソケット入力

車中泊や災害時でも充電できる「シガーソケット」充電が、Jackery 100 Plusは可能です。

シガーソケット入力
  • 対応車:12V
  • フル充電まで「約2.5時間」


ただ、シガーソケットケーブルの付属がないので、別途購入が必要(画像は他のポータブル電源の付属品)。


今回は他ブランドのシガーソケットを使用するにあたり、付属のアダプターを使用していきます。


設置図はこんな感じになります(可愛い)。


非走行時のハイエースで「約44W」で充電されていたので、公式通り「約2.5時間」でフル充電となります。


シガーソケットケーブルを持っていない方は、別途Jackery 車載シガーソケット充電ケーブルを購入しましょう!

YaiYu

ケーブルは、他のJackeryのポータブル電源でも使いまわせるので、持っておいて損なしです!

太陽光パネル入力

ソーラー発電は、どこでも充電できることやエコの観点や、電気代も削減できるためお財布にやさしい発電方法です。

太陽光の入力性能
  • 入力最大値:100W
YaiYu

Jackery 100 Plusは入力の最大値が100Wなので、コンパクトなソーラーパネルと相性抜群。


Jackeryのソーラーパネルは、単結晶が美しく、発電効率が業界でトップクラス。


中でもJackery 100 Plusと最高に相性がいいソーラーパネルが「Jackery Solarsaga 40 mini」。


接続に必要なケーブルはJackery Solarsaga 40 miniに付属しているケーブルとトランスジャックと連結することで、USB-Cから充電することが可能です。


太陽光の発電量は24Wだったので、ちょうどiPadの消費電力と同じ・・・太陽が出てる限りは半永久的に仕事可能です。

YaiYu

ワーケーション、ソロキャン、ソロフィッシングと相性抜群!


そんなJackery Solarsaga 40 miniの詳しいレビュー記事も合わせてご覧ください!

Jackery(ジャクリ)
¥17,900 (2024/09/28 23:34:30時点 Amazon調べ-詳細)

安全性

安全認証マーク

モバイル電源を選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


Jackeryのポータブル電源は世界中の国々で販売されているので、世界各国の安全認証をクリアしております。

十分に安全基準を突破しているので安心してご購入ください!

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

近年、ポータブル電源の保証期間は、電池寿命が長くなったことから長期に及ぶ傾向にあります。


Jackery 100 Plusの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:24ヶ月
  • amazon:24ヶ月
  • 楽天:24ヶ月
  • yahooショッピング:24ヶ月
  • 家電量販店:量販店による
ポイント

Jackeryは、日本国内の購入の方のみ、公式サイトにてお買い上げの方を対象に、ご購入日より30日間の交換保証を実施。

YaiYu

Jackeryは補償の観点から、公式HPで購入することを強くおすすめします!!

価格

Jackery 100 Plusは、性能・ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。

価格
  • 本体価格:税込 15,900円
  • 1Whの価格:160円


個人的な意見ですが「コスパは準最高クラス」と考えています。

その理由に、

  • 業界大手Jackery
  • 見た目が最高に可愛い
  • 機内に持っていける
  • 長寿命電池
  • 保証が5年
  • リサイクルしてくれる
  • 保証が2年

などなどメリットがあり、おすすめではあります。


一方、モバイル電源として使う分にはやや大きく重いので、アウトドアや車中泊のポータブル電源のサブ役としての使用がおすすめなので、ちょっと用途は限定されると想定しています。

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてJackery 100 Plusが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • モバイル電源なのにシガーソケット充電可能
  • モバイル電源なのにソーラーパネル充電可能

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 防災グッズとしては容量は少ないのでアウトドアやお仕事用に
  • 防災グッズが欲しい方はポータブル電源を購入しましょう!

オフグリッド(電気の自給自足)

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 用途としては持ち歩きに適しているのでオフグリッド化には適さない

YaiYuの評価

いや〜本当に初めてJackery 100 Plusを見た時に思ったのは、可愛すぎてインテリアにしたいと本気で思いました。


実際、口コミを見てもインテリアにしている人が居るみたいで、それぐらい魅力的な見た目をしています。

もちろんモバイル電源としても業界最高クラスの性能なのは間違いないので、個人的におすすめです。


Jackery 100 Plusを単品で購入するのもいいけど、ソーラーパネルも欲しい方は、セットで購入できるJackery Solar Generator 100 Plus 40 Miniの方がお得になりますよ!

Jackery(ジャクリ)
¥15,900 (2024/09/28 11:16:06時点 Amazon調べ-詳細)
Jackery(ジャクリ)
¥17,900 (2024/09/28 23:34:30時点 Amazon調べ-詳細)

ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

コメント

コメントする

目次