ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルレビュー!美しい単結晶パネルで、すごい発電量を達成!(キャンプ・車中泊・防災・節電・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

近年、地球温暖化の影響での自然災害や地震による停電・・・

そんな中「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。

この記事では、ポータブル電源の大手ブランド「ALLPOWERSオールパワーズ」の「SP200 ソーラーパネル」のレビューをお届けしていきます!

目次

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルとは?

ポータブル電源の最先端企業「ALLPOWERS」とは?

ALLPOWERSは、2010年に立ち上げられたポータブル電源ブランドです。


全世界でクリーンなエネルギー供給に努め、深刻なエネルギー不足に対してソリューションを実現する企業として急成長しています。


主力製品の高性能な「Rシリーズ」が5製品あり、業界でも最高峰の性能を誇ります。

YaiYu

他のシリーズもあるのですが、Rシリーズ一択です!


多種多様に優れた「ソーラーパネル」は、業界トップとも言える12製品がラインナップ


さらに、2020年には日本に法人を構え、サポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド、それがALLPOWERS。

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルのメリット・デメリット

世界中で人気のALLPOWERS SP200 ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • 美しい単結晶パネル
  • ETFE素材を採用
  • 24%の発電効率
  • 汎用性が高い
  • 角度が調整しずらい
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルレビュー

ここからALLPOWERS SP200 ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 付属品
  3. スペック
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルは、4つ折りの「折りたたみ式ソーラーパネル」。


付属品などが入れておけるポケットも装備。


持ち手はしっかり丈夫で、


サイズは「52.5cm × 53.5cm」、厚みは「7cm」と、業界の標準サイズ。


重量は「約5kg」で、こちらも業界標準ウエイトになります。


4つ折りなので、展開するとかなり大きくなり、


裏側には、4つのスタンドが現れます。(後で解説)


サイズは「223 × 52.5cm」とかなり横に広がり、


一方、厚みは「1cmもない」ほど薄くなります。

付属品

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルの付属品はすべて揃っているので別途購入の必要はありません。

付属品
  • 取扱説明書
  • 様々な変換ケーブル


付属品はとても素晴らしく、様々な接続ケーブルが入っていました。


実はALLPOWERSは上記でも簡単に紹介しましたが、様々なポータブル電源を販売しています。


そのどのポータブル電源とも接続できるよう、様々なケーブルをセットで含めてくれているんです!

YaiYu

素晴らしい!!

スペック

実際に太陽光でALLPOWERS SP200 ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。

スペック
  • 定格出力:200W
  • 開回路電圧:23.5V
  • 単路電流:11.99A
  • セルタイプ:単結晶シリコン
  • 変換効率:24%
  • 防水防塵規格:IP66
  • 作動温度範囲:-10~60℃
  • 製造国:中国
単結晶・多結晶パネルについて(クリックで開きます)

シリコン系ソーラーパネルは、ケイ素が含まれたケイ石を加工、溶解して製造されます。


単結晶は、そのケイ石を加工して純度を高めたもの、一方で多結晶とは単結晶の製造過程で出来たケイ素の粒を再利用して出来たものになります。


わかりやすく説明すると

  • 単結晶:純度が高い1枚のケイ素
  • 多結晶:純度が低い粒を寄せ集めたケイ素

で製造されたものになります。

変換効率について(クリックで開きます)

太陽光発電の「変換効率」とは、「太陽光パネルが太陽光エネルギーをどれくらい電気エネルギーに変換できるか?」を示しています。


数値が高いほど太陽光をより電力に変換することが可能で、業界では

  • 単結晶パネル:変換効率「21%〜25%
  • 多結晶パネル:変換効率「15%〜18%

となり、選択するのであれば「単結晶パネル」のソーラーを選びましょう!

防水・防塵規格「IP」について(クリックで開きます)

電子機器などの防水や防塵に関する程度を示す等級文字でIP保護等級と呼ばれています。

JIS C 0920やIEC 60529が標準化の仕様で )家電品のカタログや説明書には、JIS保護等級と記載されています。

IP68とは、以下のような等級の中で最初の数字6、2番目の数字8によって、それぞれ防塵・防水の等級が決められています。



ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルは「単結晶シリコン」でとても美しく、変換効率が「24%」と業界最高レベル。


さらに、最新の「ETFE材料」を使用しており、

  • 非常に高い光の透過率
  • 高い耐食性
  • 高い耐熱性
  • 高い防水性

を誇り、従来のPET材料を使用した太陽光パネルと比べ、安定性が高く長期の屋外での使用にも耐えます。

出力性能

出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。


出力性能があれば、便利なのですが、あえてALLPOWERS SP200 ソーラーパネルは実装していません。

その理由は以下になります。

理由
  • デザイン性が悪くなる
  • USBがあると防水規格が大幅に下がる


例えば、USB出力が装備されたソーラーパネルの防塵・防水規格は「IP65」が一般的。


防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。

つまり「強い雨の日に外に放置しておくと故障の原因になる」わけです!


一方、ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルの防水規格は「IP66」。


これは「完全な防塵構造 」で「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」という、JIS規格になります。

YaiYu

雨に強い構造になっているので、アウトドアの際でも外に放置可能!ただし1年中、ベランダに放置するなどの場合は防水性能が足りない可能性あり。

入力性能

ここからはALLPOWERS SP200 ソーラーパネルを使って、「ALLPOWERS R600」というポータブル電源に、実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。


充電するためには、ALLPOWERS R600に付属されている「XT60ソーラー充電ケーブル」を使用します。


ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルのケーブルと、「カチ」っというまで2つを合体させ、


ALLPOWERS R600には、黄色のポートに差し込みましょう!


ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルの方は、裏面の4つのスタンドを設置していきます。


 マジックテープ部分を外すと、このように動き、


4つとも、設置すればこの通り自立します。

デメリット

ただこのスタンドですが、角度の調整の汎用性が低く、上記画像の角度以外の角度に対応不可でした。(後で解説)


早速、ALLPOWERS R600に充電していくのですが、


炎天下だったので、ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルの影に設置。


すると「103W」で充電されました。


ただ太陽光の位置がもっと真上だったので、ソーラーパネルの角度を11時の方向に傾けたかったのですが、スタンドの汎用性がなかったために、地面にベタ置きに。


すると「157W」まで充電量が上がり、さすがの変換効率24%の力を垣間見れました!

YaiYu

いい感じの発電量で、気持ちいい〜

安全性

ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


ALLPOWERS製品は世界各国で販売されており、それぞれの国の安全認証をクリアしているので、安心できる数少ないブランドです。

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

業界では、販売されているソーラーパネルのほとんどが「12ヶ月保証」です。


ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間
  • 公式HP:24ヶ月
  • amazon:24ヶ月
  • 楽天:量販店による
  • yahooショッピング:量販店による


ソーラーパネルは、初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。

どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。

YaiYu

2年保証は業界でも、長めの保証期間です!

価格

ALLPOWERS SP200 ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。

価格
  • 本体価格:税込 49,999円
  • 1Whの価格:249.9円


個人的な意見ですがコスパは「ややいい感じ」と考えています。

その理由に、

  • 美しい単結晶パネル
  • ETFE素材を採用
  • 24%の発電効率
  • 様々なケーブルが付属されている

などなど「メリット」があります。


一方で、スタンドの角度に汎用性がない点がもう一歩というところでした。

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてALLPOWERS SP200 ソーラーパネルが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 折りたたみ式なので持ち運びに便利
  • 発電効率が24%なのはいい感じ
  • 防水性能に優れているのでアウトドアに適している

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 発電効率が24%なのはいい感じ
  • 1年中、外に放置するには少し防水性能が足りないかも

オフグリッド(電気の自給自足)

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • IP67かIP68は欲しい

YaiYuの評価

ALLPOWERSは、業界でトップクラスのソーラーパネルのラインナップを誇ります。


その中でも、このALLPOWERS SP200はスタンダードな設計で、

  • サイズはこれよりも大きいか小さいか
  • 折りたたみ式にするかフレキシブルにするか

などなど、迷っている方の判断材料となるソーラーパネルです。

YaiYu

迷ったらコレ!というようなソーラーパネルでもありますよ!


ポータブル電源のALLPOWERS R600もかなり高性能だったので、興味がありましたらレビュー記事を合わせてご覧ください!

ALLPOWERS
¥31,800 (2024/10/22 12:26:37時点 Amazon調べ-詳細)

ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

コメント

コメントする

目次