バンライフを自作ハイエースで1年間、実践したYaiYu(@yusukeyaida)です。
「バンライフ」とは近年、若者を中心に急増している、車で移動しながら旅するように暮らすライフスタイルです。
また、「オフグリッド生活(自給自足)」に近く、移動できる観点から「災害に強い」生活としても注目されています。
その魅力を最大限に楽しむためには、快適な環境が欠かせませんが、季節や場所によっては、「蚊」が大変な悩みとなることがあります。
この記事では、バンライフを思う存分楽しみつつ、蚊から身を守るための効果的な対策をご紹介します。
蚊の生態についてとなぜ対策が必要かの考察?
実はバンライフを楽しむ上で、蚊との闘いは避けて通れません。
その戦いをいかに事前に防げるか、「生態」と「対策」について知っておきましょう!
蚊の生態について
蚊は、主に夕方から夜間に活動し、人間や動物の血を吸って栄養を得ます。
バンライフをしていて主に目にする蚊の種類は大体2種類で、
- ヒトスジシマカ(通称:ヤブ蚊)
- アカイエカ
になります。
特に、雌蚊は産卵のために血を必要とし、「水の周り」で繁殖するため、水辺や湿気の多い場所に多く生息しています。
私も水辺での車中泊は避けていました!
バンライフでなぜ対策が必要なのか?
では、なぜ蚊対策がバンライフや車中泊で重要なのでしょうか。
理由は以下の通りです。
- 快適さの確保
-
蚊に刺されることは不快ですよね。
痒みや赤みが残ることで車中泊の際の睡眠の質やリラックスできる時間が損なわれます。
- 健康リスクの低減
-
蚊に刺されることで、ウイルスや細菌による感染症を引き起こすリスクがあります。
バンライフや車中泊の旅は自分の住んでいる地域ではない可能性が高いので、これらの病気は健康被害だけでなく中断という苦渋の決断もあり得ます。
- 無駄な費用の回避
-
蚊による被害を未然に防ぐことで、医療費や対策グッズの追加購入にかかる費用を削減できます。
以上から、快適なバンライフを送るためには、蚊の生態を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
蚊の寄り付かない環境整備とその侵入経路と対策
蚊が寄り付かない環境づくり
バンライフで快適に過ごすためには、蚊が寄り付かない環境づくりが重要です。
下記に寄り付かない環境づくりを簡単にまとめたのでご参考ください!
- 水たまりを避ける
-
蚊は水たまりや湿った場所で繁殖します。バンを停める際は、水たまりや湿気の多い場所を避け、乾燥した場所を選びましょう。
- バン内の換気を心掛ける
-
蚊は高温多湿な環境を好みます。バン内の換気を良くし、湿気を抑えることで、蚊が寄り付きにくい環境を作ります。
- 窓やドアの開閉に注意
-
蚊が侵入しないよう、窓やドアを開ける際は注意が必要です。特に夕方以降は蚊が活発になるため、開閉を最小限に抑えましょう。
- 明るい場所を選ぶ
-
蚊は暗い場所を好む傾向があります。夜間は明るい場所にバンを停めることで、蚊の侵入を防ぐことができます。
- 香りで蚊を遠ざける
-
蚊は特定の香りを嫌います。例えば、シトロネラやレモングラス、ユーカリなどの香りが蚊を遠ざける効果があります。アロマオイルやアロマキャンドルを活用し、バン内にこれらの香りを漂わせましょう。
- 清潔に保つ
-
蚊は汚れやにおいに寄り付きやすいです。バン内を常に清潔に保ち、ゴミや食べ残しを放置しないことが重要です。
- 自然な蚊よけ植物を活用する
-
蚊よけ効果のある植物をバンの周囲に置くことで、蚊が寄り付きにくい環境を作ることができます。例えば、ミントやバジル、ローズマリーなどの植物が蚊を遠ざける効果があります。
蚊の侵入経路
バンライフや車中泊の際に、車に蚊が侵入する主な経路は以下の通りです。
- ドアや窓からの侵入
-
バンのドアや窓を開けた際に、蚊が侵入する可能性が高いです。特に、夕方から夜間にかけて活動が活発化するため、注意が必要です。
- 換気扇やエアコンの吹き出し口からの侵入
-
蚊は狭い隙間からも侵入できるため、換気扇やエアコンの吹き出し口も要注意です。
特にキャンピングカーには、家庭用エアコンを設置されているケースも多くあるので、対策をしていないと蚊がどんどん入ってくることに・・・ - キャンプ場や自然豊かなエリアからの侵入
-
バンライフでは、キャンプ場や自然に囲まれた場所で過ごすことが多いですが、そのような環境では蚊の生息が多いため、注意が必要です。
対策
次に、これらの侵入経路を防ぐための対策方法を紹介します。
- ドアや窓の防蚊ネットの取り付け
-
ドアや窓に防蚊ネットを取り付けることで、蚊の侵入を効果的に防ぐことができます。また、通気性も確保されるため、快適なバンライフを送ることができます。
- 換気扇やエアコンのフィルターの交換・清掃
-
換気扇やエアコンのフィルターを定期的に交換・清掃することで、蚊が侵入しにくい環境を作り出すことができます。
- 蚊よけスプレーやアロマを活用
-
蚊が苦手な成分が含まれた蚊よけスプレーやアロマを使うことで、蚊を寄せ付けない環境を作ることができます。特に、レモンユーカリやシトロネラといったエッセンシャルオイルは、自然で安全な蚊対策として人気です。
以上、バンライフ・車中泊での蚊の寄り付かない環境整備とその侵入経路と対策として解説しました。
上記を踏まえた上で、対策グッズについて詳しく見ていきましょう!!
実際に私がバンライフをしていた時のグッズも紹介させていただきます。
効果的な蚊よけグッズ
効果や用途別
バンライフで蚊対策を行う際、効果的な蚊よけアイテムの選び方が重要です。
安心の成分
蚊よけアイテムを選ぶ際は、赤ちゃんでも使用可能な「イカリジン」が入っているものを選びましょう!
下記に紹介しているものはイカリジン配合でかつ、お子様にも安心して使えるもの。
個人的には「天使のスキンベープ」を使用していました!
使用シーンに合わせて選ぶ
バンライフはある意味、外で暮らすライフスタイル。
「KINCHO プレシャワー」は服の上からスプレーしても効果があるのでおすすめバンライフに最適。
プラス成分にも考慮
「スキンベープ イカリジンスプレー」は、「サラサラ成分」と「潤い成分」を配合している商品。
バンライフって結構、ストレスや日焼けも多いので、美容の観点を考慮するならおすすめ!
持続時間をチェック
蚊よけアイテムの持続時間は、効果を維持するために重要です。
サラテクトは業界の中でも効果時速時間が1日という長い商品なので、車中泊やバンライフ、キャンプなどで外にいる時間が長い場合におすすめ。
自然素材を使ったエコ対策
自然素材を使ったエコ対策を活用することで、バンライフでの蚊対策を環境に優しく行うことができます。化学成分を使わない方法で蚊を遠ざけることは、
地球環境を守ることを考えながら快適なバンライフを楽しみましょう。
シトロネラオイル
「シトロネラオイル」は、シトロネラ草から抽出されるエッセンシャルオイルで蚊を遠ざける効果があります。
独特に匂いに好き嫌いはあるのですが、天然成分でお子様でも気兼ねなく使え、さらに効果もしっかりあるのでかなりおすすめ。
レモンユーカリオイル
「レモンユーカリオイル」も、蚊を遠ざける効果がある天然成分です。
「アンチバグ」は、レモンユーカリ配合だけじゃなくすべて天然成分なので、0歳から使える人にも環境にも優しい虫除けスプレー。
ハーブや植物を活用
蚊が嫌うハーブや植物をバンの周りに置くことで、自然な蚊対策ができます。
中でも「アルテミシア サザンウッド」は蚊が寄りつかないハーブなので、車内で育てるだけで効果抜群の上、車内もいい香りに包まれる。
本場オーストラリアのバンライファーは結構、ハーブを好んで使っていますよ!
自家製蚊取り線香
無添加の蚊取り線香も環境に優しい。
「紀陽除虫菊 夕顔」は、無添加の蚊取り線香で、線香自体の色合いもアースカラーで好きな商品。
コーヒー豆の煙を利用
これは実際に、私もそして仲間のバンライファーも実践したコーヒー豆での対策。
中古のコーヒー豆を乾燥させて、火にかけることで出る煙は、蚊を遠ざける効果があります。バンの外でコーヒー豆を焚いて、自然な蚊よけを実現しましょう。
また車内で乾燥させることができる方は「消臭効果」にもなるので、バンライフに一石二鳥なのである。
万が一の蚊刺され対処法
バンライフでの蚊対策が万全であっても、時には蚊に刺されてしまうことがあります。万が一の蚊刺され対処法について解説します。
- 患部を清潔にする
-
蚊に刺された場合、まずは患部を清潔にしましょう。水や石鹸で優しく洗い、清潔なタオルで拭きます。
- 冷やすことで痒みを和らげる
-
蚊に刺された部位が痒い場合、冷たいアイスパックや水で患部を冷やすことで痒みを和らげることができます。
ただし、アイスパックは直接肌に当てず、タオルなどでくるんで使用しましょう。
- 痒み止めクリームの使用
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蚊刺されの痒みを抑えるために、市販の痒み止めクリームやジェルを使用することが効果的です。
ただし、アレルギーや副作用が心配な場合は、事前に医師に相談してください。
- 患部を掻かない
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蚊に刺された場所が痒くても、掻いてしまうと炎症を悪化させる原因になります。
痒みを我慢できない場合は、患部を軽くたたくなどして、掻かずに痒みをやり過ごしましょう。
- 抗ヒスタミン薬の利用
-
蚊刺されによる痒みや腫れが強い場合は、抗ヒスタミン薬を使用することで症状を緩和することができます。
ただし、副作用があるため、医師の指示に従って使用してください。
- 腫れや痛みがひどい場合は医師の診察を受ける
-
蚊刺されによる腫れや痛みがひどく、自己処置で改善されない場合は、医師の診察を受けることが必要です。
アレルギー反応や感染症の可能性もありますので、早めに対処しましょう。
ペットと一緒のバンライフの蚊対策
ペットと一緒にバンライフを楽しむ際には、ペットにも安全な蚊対策が重要です。
- ペットに安全な蚊よけアイテムの選択
-
上記で紹介した自然素材の商品であればペットにも使用可能ですが、匂いなどを嫌がる場合はあるので注意が必要です。
- 蚊帳の活用
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蚊帳をバン内に設置することで、車中泊時でもドアを開けておくことが可能になります。
実際、私はこのネットを常に張っていて大変重宝しました。
- ペットの外出時の蚊対策
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散歩やアウトドア活動中にペットが蚊に刺されないよう、そしてペットが舐めても大丈夫なものを選びましょう!
「Botanical lab」はペットのために作られた天然成分のみの虫除けスプレーで、舐めても問題なしです!
Botanical lab¥1,580 (2024/11/22 04:06:18時点 Amazon調べ-詳細) - ペットの蚊刺され対処法
-
万が一、ペットが蚊に刺された場合は、速やかに対処が必要です。刺された部位を清潔な布で優しく拭き、腫れや痒みを和らげるペット用のクリームやジェルを塗布しましょう。また、ペットが舐めないように注意してください。
まとめ
最後に、上記の解説を簡単にまとめましたので、ご参考ください!!
- 蚊の活動パターンを把握する
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蚊は主に夕方から夜にかけて活動することが多いです。この時間帯には、窓やドアを開ける際には網戸を使用し、蚊の侵入を防ぎましょう。
- 余分な水分を排除する
-
蚊は水辺で繁殖するため、バン周辺や内部の水たまりや余分な水分を排除することが大切です。バン内の湿度をコントロールし、水分が溜まりやすい場所を定期的にチェックしましょう。
- 香りで蚊を寄せ付けない
-
一部の天然成分を含む香り(例: シトロネラ、ユーカリ、レモングラス)は、蚊を遠ざける効果があります。これらの香りを含むアイテムをバン内に置くことで、蚊対策に役立ちます。
- 蚊対策アイテムの適切な使い方
-
蚊よけスプレーや蚊取り線香、電子蚊取り器などの蚊対策アイテムを活用する際は、適切な使い方を心掛けましょう。効果的な範囲や使用時間を確認し、無駄なく効果を発揮させます。
- 常に対策をアップデートする
-
蚊対策は、季節や環境に応じて変化します。最新の蚊対策情報やアイテムをチェックし、効果的な対策を継続的に行いましょう。
上記で紹介しました商品もまとめておきます。
バンライフについて詳しく解説している記事もあるので併せてご覧ください!
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