Segway SP200ソーラーパネルレビュー!新しい遊び心の機能とUSBポートが付属したソーラーパネル(キャンプ・車中泊・防災・節電・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

近年、地球温暖化の影響での自然災害や地震による停電・・・

そんな中「キャンプ」や「車中泊」だけでなく「防災」「節電」の用途として注目されているのが「ソーラーパネル」。

そんな中、世界的にも有名なブランド「Segwayセグウェイ」がポータブル電源業界に参入するため、クラウドファンディングを開始し話題を集めています。

この記事では、大手ポータブル電源ブランドのアンバサダーも務めたYaiYuヤイユウが、そのSegwayのソーラーパネルを、忖度なしで初心者の方にもわかりやすく徹底レビューしていきます。

目次

Segway SP200ソーラーパネルとは?

Segwayとは?

セグウェイ(Segway)とは、アメリカの発明家ディーン・ケーメンを中心に開発された、電動立ち乗り二輪車を販売するブランド。


実はそのSegwayは、現在では、「キックスクーター」や


ゴーカート的な乗り物、


ローラースケートの未来版みたいなものまで、様々なモビリティを開発・販売しています。


今回、Makuakeでは、新たなジャンルとして、ポータブル電源「Segway Cube」と、


ソーラーパネルが販売されています。

Segway SP200ソーラーパネルのメリット・デメリット

世界中で人気のSegway SP200ソーラーパネルをレビューする前に、ポータブル電源マニアの私がメリット・デメリットをご紹介!

メリット
デメリット
  • 美しい単結晶パネル
  • USB出力搭載
  • ETFE素材を採用
  • 23%の発電効率
  • 設置角度が調整に遊び心
  • IP65
YaiYu

メリット・デメリットを踏まえて詳しくレビューしていきます!!

Segway SP200ソーラーパネルレビュー

ここからSegway SP200ソーラーパネルを初心者の方でもわかりやすく下記の順番で解説。

レビューの流れ
  1. ビジュアル
  2. 付属品
  3. スペック
  4. 出力性能
  5. 入力性能
  6. 安全性
  7. 保証期間
  8. 価格

ビジュアル

Segway SP200ソーラーパネルは、かなり丈夫なカバーが付属。


持ち手も丈夫です。


カバーを開けると、


大きな収納袋が装備した面と、


シンプルな裏面。


本体にも持ち手があるので助かります。


サイズ「65.6cm × 54cm」と、業界標準サイズ。


重量は「約8.9kg」で、こちらも業界標準ウエイトになります。


4つ折りなので、展開するとかなり大きくなり、


裏側には、3つのスタンドが現れます。(後で解説)


サイズは「240 × 54cm」とかなり横に広がりますが、


厚みは「1cmもない」ほど薄くなります。


カラビナの穴があるので、車や木などに吊るして使用できるものいい感じ。

付属品

前面のポケットを開けると、付属品のケーブルが入っているので、別途ケーブルなどの購入の必要はありません

付属品
  • 取扱説明書
  • ケーブル

スペック

実際に太陽光でSegway SP200ソーラーパネルを使って充電する前に、パネルのスペックをお伝えします。

スペック
  • 定格出力:200W
  • 開回路電圧:23.8V
  • 単路電流:10.66A
  • セルタイプ:単結晶シリコン
  • 変換効率:23%
  • 防水防塵規格:IP65
  • 作動温度範囲:-20~60℃
  • 製造国:中国
単結晶・多結晶パネルについて(クリックで開きます)

シリコン系ソーラーパネルは、ケイ素が含まれたケイ石を加工、溶解して製造されます。


単結晶は、そのケイ石を加工して純度を高めたもの、一方で多結晶とは単結晶の製造過程で出来たケイ素の粒を再利用して出来たものになります。


わかりやすく説明すると

  • 単結晶:純度が高い1枚のケイ素
  • 多結晶:純度が低い粒を寄せ集めたケイ素

で製造されたものになります。

変換効率について(クリックで開きます)

太陽光発電の「変換効率」とは、「太陽光パネルが太陽光エネルギーをどれくらい電気エネルギーに変換できるか?」を示しています。


数値が高いほど太陽光をより電力に変換することが可能で、業界では

  • 単結晶パネル:変換効率「21%〜25%
  • 多結晶パネル:変換効率「15%〜18%

となり、選択するのであれば「単結晶パネル」のソーラーを選びましょう!

防水・防塵規格「IP」について(クリックで開きます)

電子機器などの防水や防塵に関する程度を示す等級文字でIP保護等級と呼ばれています。

JIS C 0920やIEC 60529が標準化の仕様で )家電品のカタログや説明書には、JIS保護等級と記載されています。

IP68とは、以下のような等級の中で最初の数字6、2番目の数字8によって、それぞれ防塵・防水の等級が決められています。



Segwayのソーラーパネルは「単結晶シリコン」でとても美しく、変換効率が「23%」と業界最高レベル。


さらに、最新の「ETFE材料」を使用しており、

  • 非常に高い光の透過率
  • 高い耐食性
  • 高い耐熱性
  • 高い防水性

を誇り、従来のPET材料を使用した太陽光パネルと比べ、安定性が高く長期の屋外での使用にも耐えることができます。

出力性能

出力性能とは、ソーラーパネルの中には、USBポートなどが装備されており、太陽光で得た電力を直接USBから充電できるものがあります。


出力性能があれば便利なのですが、実装されていないソーラーパネルの方が多くあります。

その理由は以下の通り。

理由
  • デザイン性が悪くなる
  • USBがあると防水規格が大幅に下がる


例えば、USB出力が装備されたソーラーパネルの防塵・防水規格は「IP65」が一般的。


防塵では最高性能ですが、防水では「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という中堅ランク。

つまり「強い雨の日に外に放置しておくと故障の原因になる」わけです!


Segway SP200ソーラーパネルは、そのUSB出力が付属しているタイプ。

USB出力
  • USB-A(12W):1口
  • USB-A(QC18W):1口
  • USB-C(PD65W):1口


このUSB性能は、私が見たことがないぐらい高性能で、ソーラーパネルから直接、PCやモバイルバッテリーに充電可能です!!

YaiYu

USB付属なので、防水防塵性能はIP65となりますので、雨の際の使用にはお気をつけください!

入力性能

ここからはSegway SP200ソーラーパネルを使って、「Segway Cube」というポータブル電源に、実際に太陽光で充電するレビューをお届けしていきます。


充電するためには、Segway SP200ソーラーパネルに付属している、赤と黒のケーブルを、


Segway Cubeの後面に差し込むだけ!!


Segway SP200ソーラーパネルの方は、裏面の3つのスタンドを設置していきます。


スタンドは、ゴムになっているので、


角度が、ゴムの伸縮により自由に調整可能。


そして、私的には最高に気に入ったのが、パネルに付属しているこの機能で、「赤い丸の影」が真ん中の円に合わさることで、最大の電力発電が可能になるのでは!と、


と角度をうまく調整して、影を中心へ!(楽しい)

YaiYu

角度の微調整が、とっても設置しやすく最高!


今日の気温は28度、天気は晴れていて湿度は低めの秋の暑い気候。


結果はなんと「約140~155W」!!

YaiYu

しっかりと十分な発電をしているので、安心のソーラーパネルでした!

安全性

ソーラーパネルを選ぶ際には、安全認証マークを取得しているかチェックしてから購入しましょう!


Segway製品は世界各国で販売されており、それぞれの国の安全認証をクリアしているので、安心できる数少ないブランドです。

各国の安全認証マーク(クリックで開きます)

ポータブル電源は、世界各国にそれぞれの安全基準が設けられており条件を満たすことで取得できます。

  • PESマーク:日本の法律での安全認証。ただしACアダプターがないタイプのポータブル電源については取得する必要は必ずしもない
  • ULマーク:アメリカの基準での安全認証
  • CEマーク:EUの法律での安全認証
  • FCC:アメリカの電波通信安全基準
  • RoHS:EUの安全保証
  • TELEC:無線設備の安全基準

保証期間

業界では、販売されているソーラーパネルのほとんどが「12ヶ月保証」です。


Segway SP200ソーラーパネルの保証期間を販売されているマーケット別にご紹介しますので、ご希望の購入先の保証期間を確認をお願いいたします。

保証期間

Makuake購入者の全員「5年間」の保証


ソーラーパネルは、初期不良を除く「故障や割れ」は購入してからの破損によるものがほとんどです。

どこのブランドもそうなのですが、購入者側の破損の場合は保証期間であっても「保証対象外」ですのでお気をつけください。

価格

Segway SP200ソーラーパネルは性能、ブランドともに最高レベルなことがわかりましたが、やはり「価格」は大事な要素です。

価格
  • 本体価格:税込 79,900円
  • 1Whの価格:399円


個人的な意見ですがコスパは「普通」と考えています。


その理由に、

  • 美しい単結晶パネル
  • ETFE素材を採用
  • 23%の発電効率
  • スタンドの角度を調整できる
  • USB性能あり

などなど「メリット」があります。


とはいえ、本体価格が割と高めに設定されているので、コスパは普通と判断しました。


しかしながら、現在Makuakeで「20%OFF」の価格で購入できるので、これだとコスパは割といい感じになるので、Segwayという安心できるブランドのソーラーパネルを持っておくのはおすすめです!!

レビューまとめ


最後に、上記のレビューを踏まえてSegway SP200ソーラーパネルが、

  • キャンプや車中泊などのアウトドア用
  • 防災グッズや節電グッズ
  • オフグリッド(電気の自給自足)

の様々な用途に適しているのかを、忖度なしでまとめていきます。

キャンプや車中泊などのアウトドア用

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 折りたたみ式なので持ち運びに便利
  • 発電効率が23%なのはいい感じ
  • IP65のためアウトドア先で放置するのはリスクあり
  • USB性能ありなのでワーケーションにおすすめ

防災グッズや節電グッズ

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 保証期間が長いので防災用として保管はGood!
  • ベランダで節電用に放置するには防水性能が足りない

オフグリッド(電気の自給自足)

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 365日、外で発電するため防塵・防水性能はIP67かIP68は欲しい

YaiYuの評価

今回、超高性能なポータブル電源「Segway Cube」を同時にMakuakeで販売されているこのソーラーパネル。

現状、ソーラーパネルにおいては、業界はどれも性能が似ているだけに、このソーラーパネルだけを購入する方はなかなかいないと思います。


とはいえ、Segwayという世界的ブランドで、Segway Cubeを購入予定の方は、20%OFFである、このタイミングに購入するのは、けっこうありなんじゃないかと思っています。

ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

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この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

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