【2024年版】プロが選ぶ「1000Wh以下」の大容量おすすめポータブル電源ランキング(キャンプ・車中泊・防災・節電・オフグリッド)

オフグリッドで日常を豊かに暮らすYaiYuヤイユウ@yusukeyaida)です。

最近では1000Wh以下のポータブル電源がたくさん販売され、

  • どう違うのか?
  • どれがおすすめなのか?
  • どれが自分に合っているのか

わからない方も多いのではないでしょうか。

正直、ポータブル電源は初心者の方だと選ぶのは難しい上に、安いものを買って失敗するケースが多くあります。


私はポータブル電源の実機レビューを50台以上行い、大手ポータブル電源ブランドの元アンバサダーでもあります。

この記事では、その経験と知識をフルに活かして、2024年版の「容量1000Wh以下」のポータブル電源ランキングをお届けしていきます。

YaiYu

500Wh以下のポータブル電源をお探しの方もご覧いただけます。

目次

1000Wh以下のポータブル電源の選び方

世の中には、多種多様なポータブル電源が多く販売されています。


中でも、容量が1000Wh以下の小型ポータブル電源は、価格が安いため

  • 初めてポータブル電源を購入する方
  • アウトドア用や防災グッズとして、とりあえず持っておきたい方

にぴったりなので、業界ではかなり多くの機種が揃っています。


だからこそ、ランキングを発表する前に、上記のような方でも「失敗しない選び方」を簡単に解説していきます。

大手ブランドから選ぶ

ポータブル電源にも車だと「TOYOTA」や「HONDA」のように、大手ブランドが存在しています。


その大手ブランドが下記の3ブランド。


この3ブランドのポータブル電源を購入すれば失敗しないと断言でき、その理由もしっかりと解説していきます。

Jackery(ジャクリ)

Jackery」とは、2012年米国シリコンバレーで誕生したポータブル電源の最先端ブランドです。


Jackeryの語源は「Jacket」と「Battery」を組み合わせたもので、「まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい」という思いが由来となっています。


読み方は「ジャクリ」になります。

YaiYu

ジャックリーやジャッカリーと読んでしまいそうなのでご注意を。


環境保全を通して社会貢献を行う基本理念のもと、「冒険に、限りないパワーを」をスローガンに掲げ「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を生み出している。

業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構えサポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。

EcoFlow(エコフロー)

EcoFlow」は、2017年に設立された高性能なポータブル電源を製造、開発、販売している企業です。


スローガンが「そのパワーが、新しい世界へ」というように、これまで高性能なポータブル電源の先駆けブランドとして急成長してきました。

Jackeryと同じく、業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、日本に法人を構え、サポート体制も充実しているので、安心して購入することができるブランド。

BLUETTI(ブルーティ)

BLUETTI」は2009年に中国の深圳でスタートしたポータブル電源の最先端ブランド。


なんて読むの?

と誰もが思う中、私は初めは間違って「ブルエッティ」とか言ってたのですが、正解は「ブルーティ」もしくは「ブルーティー」と読みます。(ブランド確認済み)


日本では神奈川県に「BLUETTI JAPAN株式会社」、東京都にも「株式会社ブルーティパワー」に法人を置き、サポート体制を充実させています。


上記2ブランドと同じく、業界トップレベルのバリエーションと販売台数を誇り、2023年には防水ポータブル電源の販売など今、乗りに乗っているブランド。

なぜ大手ブランドから選ぶのか?

ポータブル電源は、大手3ブランド以外にもたくさん販売されています。


ではなぜ大手ブランドで選ぶと良いのか、3つの項目を順に解説していきます。

理由
  • ポータブル電源が主力商品
  • 安心・安全・安定
  • ラインナップが豊富

ポータブル電源が主力商品

この3つのブランドを選んだ理由の一つとして、ポータブル電源を主力商品として販売していることです。


主力商品なので、

  • 開発に力を入れている
  • 性能が素晴らしいにも関わらず他社よりも安価
  • 安心と安全と安定に力を入れている


いろいろな商品を開発すればするほど、1つ1つが中途半端な性能になります。

この3ブランドは、ポータブル電源の他に製品をほとんど販売せず力を入れているので、性能が良いだけでなく、安く購入できるのです。

大手だから安全

ポータブル電源は時には命を守る精密機械なので「安全・安心・安定なのか?」「購入後のサポートは充実しているのか?」がとても大事になってきます。


正直、amazonや楽天、yahooなどのECで販売しているポータブル電源は、日本の法人もなくサポートも充実していないところがほとんど

いざサポートして欲しいときに、もう倒産&閉業してなくなっているということが多々あります。

YaiYu

実際に私が過去に持っていたポータブル電源の企業は、もうほぼ存在しません。


この3つのブランドは、日本法人をしっかり構えた信頼できるブランドです。

電源の安全性を大事にし、日本語での電話やメール対応が可能になっているので購入後も安心できるのです。

自社開発の安心

皆さんはamazonでポータブル電源を探していると、見た目がよく似たポータブル電源を見かけることはないでしょうか?


これはOEM商品と言って、ポータブル電源を型にはめて大量に生産し、様々なブランドで横展開することで安く売っているポータブル電源になります。


OEM製品が「悪」というわけではなく、そこに「安全・安定・安心」があるかどうか、また「長期保証が本当に可能なのか」は、十分に注意する必要があります。

YaiYu

大手ブランドであればあるほど、自社で開発・製造・販売しているので、やはり安心であるのは間違い無いでしょう!

BMSによる安定

ポータブル電源の安定を支えるのは、BMS(バッテリーマネージメントシステム)と呼ばれるシステムにあります。

BMS一覧(クリックで開きます)
  • 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
  • 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
  • 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
  • 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
  • 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
  • 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
  • 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます


大手ブランドのポータブル電源には、そのBMSの中でも最上級のシステムの「EPS」と「UPS」が内蔵されています。

EPSとは?

家庭用電力のブレーカーが落ちても、電力供給元が30ms(ミリ秒)以内でポータブル電源の電力に切り替わるため、電気製品をそのまま稼働し続けることができる機能。

少しわかりにくい解説ですが、停電した時に、デスクトップのパソコンの電源がコンセントから一瞬でポータブル電源の電力に切り替わり、パソコンの電源が落ちないようできる機能!

YaiYu

UPSはEPSより上位システムで、EPSの30msから「10ms」と早く切り替わり、医療用の製品などでも使用できるほど性能が上がります。

ラインナップが豊富

大手ブランドは、ポータブル電源を主力商品として扱っているので容量別にラインナップが豊富。


例えば、3ブランドの中でも特に多くの製品を販売しているBLUETTIを例にとってみると、

小型〜大型のポータブル電源「EBシリーズ」が4製品。


小型から大型まで1番多くのラインナップが存在する「ACシリーズ」が6製品。


超大型の家庭用蓄電池の「EPシリーズ」が1製品。

EPシリーズ


そして、上記のポータブル電源の拡張バッテリー「Bシリーズ」。


ソーラーパネル「PVシリーズ」も4種類。


しかも上記のラインアップは、

  • 1,000Wh以下
  • 1000〜2000Wh
  • 2000〜3000Wh
  • 3000Wh〜

のさまざまな容量のポータブル電源をしっかりと揃えています。

キャンプや車中泊だけでなく防災、節電、オフグリッドなどあらゆる用途に応じた製品を販売しているのは流石です

ポータブル電源の回収サービス

皆さんはポータブル電源の寿命を使い切ったあと、廃棄はどうすればいいのだろう、と思いませんか?


実際、廃棄は、

  • 自治体に有料で回収してもらう
  • 有料で引き取ってくれる業者にお願いする

という選択肢が一般的でした。


しかし、時代の流れもあり2023年より大手ブランドJackeryが回収サービスを開始。


ついで2023年7月にEcoFlowも回収サービスが始まり、

  • 保証期間が過ぎた製品
  • 故障・破損している製品
  • 中古で購入された製品

であったとしても、

こちらで送料の負担が必要ではあるのですが、「無償」で引き取ってもらえます。

YaiYu

次に、BLUETTIも回収サービスを始めると想定されますので、大手ブランドで買うことの重要性が増してきました。

他のブランドはどうなのか?

2023年になり、大手3ブランドだけでなく新興ブランドもどんどん名乗りをあげ大きくなってきています。


ランキングに関しては大手3ブランドだけでなく新興ブランドを含め、総合的に考えたランキングとしています。(忖度なし)


中でも下記の3ブランドは、上記の3大ブランドに匹敵するほどの「安心・安全・安定」のポータブル電源を販売しているのでおすすめできます。

日本製ではダメなのか?

上記のブランドはほとんどが「中国が本社の企業」になります。


では日本製ではダメなのでしょうか?とよく質問されるのですが、ダメなことはまったくありません。


ただ日本製のポータブル電源と中国製のポータブル電源を比べても、

  • 日本製でも中の電池は「中国製」
  • 中国ブランドが世界トップシェア
  • 上記の大手ブランドは日本製のポータブル電源の性能を大きく上回る
  • 上記の大手ブランドは日本製のポータブル電源の価格よりかなり安い
  • 上記の大手ブランドは日本法人を構えている
  • 保証期間、リサイクル可能など大手ブランドがよりホスピタリティが高い

などなど、日本製のポータブル電源もレビューしてきましたが、勝てる要素がほぼないのが現状です。

YaiYu

大手ブランドは、日本だけでなく世界中に販売しているので、安全面において世界レベルなのも強みです。

用途と寿命から選ぶ

ポータブル電源の主な用途は以下の5つになります。

主な用途
  • キャンプ
  • 車中泊
  • 防災グッズ
  • 節電グッズ
  • オフグリッド(電力の自給自足)


1000Whのポータブル電源のメリット・デメリットを踏まえて、各用途について考察していきます。

あなたの使用目的によっては、違う容量のポータブル電源になる可能性もあるので参考ください!

キャンプや車中泊などのアウトドア

1000Wh以下のポータブル電源は、キャンプや車中泊などのアウトドアにとても適しています。


その理由に

  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 高出力の電化製品を使用するケースが少ない

ことが挙げられます。


キャンプや車中泊、クルマ旅行などにポータブル電源をお探しの方は1000Wh以下のポータブル電源が1番おすすめです!

防災グッズや節電グッズ

1000Whまでの大容量ポータブル電源は、防災グッズや節電グッズとしては用途は限られるでしょう。


その理由に

  • 停電時、冷蔵庫の電力の確保は1日で1000Whほど必要
  • 非常食のためのお湯を沸かすには相当のパワーが必要

などが挙げられます。


「電子レンジ」や「ドライヤー」を使用できない容量帯なので、「スマホ」「LEDライト」「LEDランタン」「扇風機」「電気毛布」などに用途を絞りつつ使うことが大事です。

オフグリッド(電力の自給自足)

オフグリッドとは、電源とソーラーパネルを設置し、自然エネルギーで充電することで家庭の電気代を節約、もしくは無料にすることを指します。


もしくは夜間の安い電力をポータブル電源に充電しておき、昼間の電力をポータブル電源から使用することで、電気代を抑えることも自給自足の観点でもあります。


ただ、

  • 家族が4人いる家庭の消費電力は、1日に5000Wh〜10000Wh
  • 500Wh〜1000Whほど充電したところで焼け石に水
  • ソーラーパネルで充電できるW数が小さい

などが挙げられ、1000Wh以下のポータブル電源だとオフグリッドは非常に難しいでしょう!


私は4台で合計8000Whほどのポータブル電源をオフグリッド生活の実現のため設置しています。


そしてベランダには400Wのソーラーパネルも設置しています!

YaiYu

計算で、年間1万円ほど電気代が安くなっていますよ!


予算の都合はあると思いますが、電池容量の選び方として、

  • 1人で使用する予定:1000Wh以下のポータブル電源
  • 2人で使用する予定:1000~2000Whのポータブル電源
  • 3人以上で使用する予定:2000Wh以上のポータブル電源

と、使用人数で大まかに分けることも、選ぶ方法の1つです。

電池寿命(充放電サイクル)

ポータブル電源でよくみなさん気にされるのが「電池寿命」です。


現在販売されているポータブル電源の「主な電池」は2種類あります。

  • 三元系リチウムイオンバッテリー:800回(残存80%)
  • リン酸鉄リチウムイオン電池:3,500回(残存80%)


これは、それぞれポータブル電源を充電して放電してを800回、3500回繰り返すことで、電池の容量が最大の「80%」まで減少するということです。


そして、現在において「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ぶことをおすすめしています!


なぜリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶべきなのかをまとめました。

まとめ
  • 安全性と安定性が三元系よりも高い
  • 毎日使用しても10年間使えるので防災グッズとして保管しやすい

電気容量「1000Wh以下」のポータブル電源ランキング

前置きが長くなりましたが、ここからランキングを発表していきます。


ランキングを決めるために、比較したポイントは以下の通り。

ポイント
  • デザイン
  • 電気容量
  • 電池の寿命
  • 出力(パワー)
  • 価格
  • 保証や安全性
  • アウトドアでの評価
  • 防災グッズとしての評価
  • 節電グッズとしての評価
  • オフグリッドとしての評価
  • 私の評価

No.5 EcoFlow RIVER 2 Max

No.5にランクインしたのは、3つの大手ブランドから「EcoFlowエコフロー」の「RIVER 2 Maxリバーツーマックス」。

詳細

EcoFlow RIVER 2 Max詳細
サイズ26.9 x 25.9 x 19.6cm
重量約6.1kg
容量512Wh/102,400mAh/5V
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
電池寿命3000回以上(80%)
温度範囲保管温度範囲:-10°C ~ 45°C
動作温度範囲:-10°C ~ 45°C
充電温度範囲:0°C ~ 45°C
AC出力電圧:100V
周波数: 50/60Hz 切替可能
波形:完全正弦波
定格出力:500W(X-Boost 750W)
最大瞬間出力:1000W
コンセント口数:4口
USB出力USB-A(5V/2.4A):3口
USB-C(PD100):1口
DC出力シガーソケット(12.6V/10A):1口
DCポート(12.6V/10A):2口
AC入力80%まで「約40分」
100%まで「約1時間」
DC入力対応車:12V/24V
100%まで「約6時間」
ソーラー入力入力最大値:220W
BMSEPS採用
保証期間(公式HP)5年
価格本体価格:税込 64,900円
1Whの価格:126.7円

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 業界大手EcoFlow
  • 圧倒的コンパクト
  • 圧倒的に軽量化
  • 長寿命電池
  • 充電速度が業界トップ
  • スマホアプリ対応
  • 業界初のTUV認証
  • EPS機能搭載
  • LEDライトなし
  • 付属品が揃っていない
  • ファンの音が大きい

メリット解説

EcoFlow RIVER 2 Maxの最大のメリットは「オシャレ」「軽量」「コンパクト」です。


持ち手は、今までのポータブル電源にない斬新的なデザイン。


電気容量が「512W」もあるのに、サイズが「26.9 x 25.9 x 19.6cm」と業界トップクラスのコンパクトさ。


しかも「6.1kg」という軽量さに企業努力が伺えます。


AC出力も最大で「750W」まで使用できるので、携帯用ケトルやドライヤーの「弱」も使用可能。


充電時間は、業界で最速の

  • 80%まで「約40分」
  • 100%まで「約1時間」

という、驚きの充電速度をしっかりと満たしています。


その他にもメリットはたくさん!

メリット
  • スマホアプリ対応
  • 長寿命電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)採用
  • EPS搭載
  • 5年保証
YaiYu

流石のEcoFlow、まったく隙がない素晴らしい製品です。

デメリット解説

しかしながら、軽さの追求からかLEDライトの装備がなく


充電時や使用時のファン音が「大きい」ことをデメリットとして5位という結果になりました。

キャンプや車中泊などのアウトドア用としての評価

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 圧倒的コンパクトさと軽さは最高
  • 長寿命電池なので気軽に使える
  • LEDライトがあれば評価は5だった

防災グッズや節電グッズとしての評価

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 圧倒的コンパクトさと軽さは最高
  • LEDライトがないので別で用意が必要
  • 安全面と5年保証から防災グッズとして保管がおすすめ

オフグリッドとしての評価

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • ソーラーパネルが200Wまでなので電気の自給自足は無理がある
  • EPS採用は素晴らしい

YaiYuの評価

過去にアンバサダーに就任したEcoFlow。

今回のRIVER 2 Maxは、圧倒的コンパクトで軽量、それでいておしゃれさを追求したポータブル電源。

ランキング内では、キャンプや車中泊などのアウトドアで使用するシーンでは最高峰を誇るのでデザインが気に入ったらこれで間違いなし!

No.4 EcoFlow RIVER Max

No.4にランクインしたのは、またしてもEcoFlowから「RIVER Maxリバーマックス」。

YaiYu

RIVER Maxはランキング5位のRIVER 2 Maxのリニューアル前の製品なのですが、ランキングを上にしました。なぜ上にしたのかもあわせて解説していきます!

詳細

RIVER Max詳細
サイズ28.8 x 18.5 x 25.3cm
重量約7.7kg
容量576Wh/115,200mAh/5V
電池素材三元系リチウムイオン電池
電池寿命800回以上(80%)
温度範囲保管温度範囲:-20°C ~ 45°C
動作温度範囲:-20°C ~ 45°C
充電温度範囲:0°C ~ 45°C
AC出力電圧:100V
周波数: 50/60Hz 切替可能
波形:完全正弦波
定格出力:600W
最大瞬間出力:1200W
コンセント口数:3口
USB出力USB-A(QC3.0):1口
USB-A(15W):2口
USB-C(PD100):1口
DC出力シガーソケット(12.6V/10A):1口
DCポート(12.6V/10A):2口
AC入力80%まで「約1時間」
100%充電まで「約1.6時間」
DC入力対応車:12V/24V
100%まで「約6.5時間」
ソーラー入力入力最大値:200W
BMSEPS、UPSともに採用なし
保証期間(公式HP)2年
価格本体価格:税込 63,800円
1Whの価格:110.7円

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 業界大手EcoFlow
  • 高出力家電が使用可能
  • 充電速度が速い
  • 電池容量を拡張できる
  • スマホアプリ対応
  • 上下で重ね置きできない
  • 短寿命電池

メリット解説


EcoFlow RIVER Maxの最大の特徴として、「容量を変化(モジュール型)」できること。


本来はご覧の状態なのですが、


下の部分が分離でき、小さい状態でも使用可能なのです。


分離する前と後でサイズは「2/3」ほどになり、


重量も「2.7kg」も軽くなります。


もちろん、電池の容量も半分の「288Wh/57,600mAh/5V」となるのですが、

  • 1人で釣りに行くので容量は小さくて大丈夫
  • LEDライトを使いたいので分離して軽くする

など、人数や用途に応じで変化できる汎用性の高いポータブル電源。


さらに、「X-Boost機能」により、1200Wのパワーのドライヤーを出力を下げて使用できたり、


遊び心満載の「ムードライト」が搭載されていて、


なんと、スマホから色々な色に変更できて遊べるのである。


その他にもメリットがたくさん。

メリット
  • LEDライト採用
  • 充電速度は準最速の100%充電まで「約1.6時間
  • USB性能は業界トップクラス
YaiYu

高性能と遊び心が詰まったポータブル電源!

デメリット解説

とはいえデメリットもあり、持ち手が上部にあるので「重ねて置けない」ことや、

EcoFlow RIVER シリーズ


他にも

  • 短寿命電池採用(最大のデメリット)
  • 保証期間が「2年」と短い
  • いつ廃盤になってもおかしくない(2021年のポータブル電源)

などなど、購入には少しハードルが高くなってしまう部分が存在します。

キャンプや車中泊などのアウトドア用としての評価

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • コンパクトで軽く、持ち運びやすい
  • -20℃の環境でも使用可能
  • LEDライトがあるのは結構、便利
  • ムードライトでキャンプや車中泊の夜を楽しもう!

防災グッズや節電グッズとしての評価

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • コンパクトで軽く、持ち運びやすい
  • LEDライトがあるのは結構、便利
  • ケトルやドライヤーが使用可能

オフグリッドとしての評価

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 短寿命電池なので365日使いにくい
  • ソーラーパネルが200Wまでなので電気の自給自足は無理がある

YaiYuの評価

実際のところ、性能面や電池、補償面でNo.5のEcoFlow RIVER 2 Maxに負けているでしょう!

とはいえ、私的にはこのRIVER Maxの方が、機能面や遊び心満載でかなり好きです。

いつ廃盤になってもおかしくない伝説のポータブル電源なので、物好きな方は如何でしょうか?

No.3 BLUETTI EB3A

No.3は、大手ブランド「BLUETTIブルーティ」から「EB3A」がランクイン。

詳細

RIVER 2詳細
サイズ25.5 x 18 x 18.3cm
重量約4.6kg
容量268.8Wh/53,360mAh/5V
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
電池寿命2500回以上(80%)
温度範囲保管温度範囲:0°C ~ 40°C
動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
充電温度範囲:0°C ~ 40°C
AC出力電圧:100V
周波数: 50/60Hz
波形:完全正弦波
定格出力:600W
コンセント口数:2口
USB出力USB-A(QC18W):2口
ワイヤレス充電(15W):1口
USB-C(PD100W):1口
DC出力シガーソケット(12V/10A):1口
DC5521(12V/10A):2口
AC入力80%まで「約40分」
100%まで「約1時間」
DC入力対応車:12V/24V
100%まで「約3時間」
ソーラー入力入力最大値:200W
BMSUPS採用
保証期間(公式HP)2年
価格本体価格:税込 39,800円
1Whの価格:148.8円

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 大手ブランドBLUETTI
  • コンパクトで軽量
  • LEDライト装備
  • 長寿命電池採用
  • 高出力
  • 充電速度が業界最速
  • USB性能は最高クラス
  • 専用アプリ対応
  • UPS機能内臓
  • 付属品が別売り
  • ファン音が少し大きい
  • 保証が2年

メリット解説

BLUETTI EB3Aは、500Wh以下の小型ポータブル電源で最高のパワーの「600W」。


USB出力は、


USB-A(QC)が2口、USB-C(PD100W)が1口となり、USB-Cが1口なのは、ちょっと残念か。


ワイヤレス充電はしっかりと完備!


充電速度は業界最速タイの

  • 80%まで「約40分」
  • 100%まで「1時間」

という速さで充電され、


その他にもメリットは盛りだくさん!

メリット
  • LEDライト装備
  • スマホアプリ対応
  • UPS搭載


そのUSBの差を補うのがコンパクトさと、


あり得ないほど軽量の「4.6kg」というのが、このポータブル電源の最大の魅力だ!


そしてマニアの私的には、前面に入力も出力も「すべての機能」が集中している非常に使いやすいポータブル電源の特徴を持っているところがGoodでした!

デメリット解説

ファン音は、やや大きめなのがちょっと気になります。

充電時のファン音
出力時のファン音
YaiYu

あとは保証が「2年」なので、5年になったらもっと最高だったかも!

キャンプや車中泊などのアウトドア用としての評価

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • コンパクトで軽く、持ち運びやすい
  • -20℃の環境でも使用可能
  • LEDライトがあるのは便利
  • ドライヤーやケトルも600Wまで使用可能

防災グッズや節電グッズとしての評価

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • コンパクトで軽く、持ち運びやすい
  • LEDライトがあるのは命が助かる
  • ケトルも使用可能なのは、お湯が欲しい場合、助かる

オフグリッドとしての評価

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 長寿命電池なので365日使用可能
  • ソーラーパネルが200Wまでなので電気の自給自足は無理がある
  • UPS採用は素晴らしい

YaiYuの評価

BLUETTI EB3Aは、ほんとにすごいポータブル電源で、2023年には売り切れが何度も起こったほど売れたようです!

YaiYu

2024年も、BLUETTIの中で人気のポータブル電源で、色も「グレー」と「ベージュ」から選べるよ!

No.2 ALLPOWERS R600

No.2にランクインしたのが、いま勢いがあるブランド「ALLPOWERSオールパワーズ」が誇る「R 600アール600」。

詳細

RIVER 2詳細
サイズ28.5 x 19.5 x 19cm
重量約5.8kg
容量299Wh/59,800mAh/5V
電池素材リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)
電池寿命3500回以上(80%)
温度範囲保管温度範囲:-20°C ~ 45°C
動作温度範囲:-20°C ~ 45°C
充電温度範囲:0°C ~ 45°C
AC出力電圧:100V
周波数: 50/60Hz 切替可能
波形:完全正弦波
定格出力:600W
最大瞬間出力:1200W
コンセント口数:2口
USB出力USB-A(QC18W):2口
USB-C(PD100):2口
ワイヤレス(15W):1口
DC出力シガーソケット(12V/10A):1口
DC5525ポート(12V/10A):2口
AC入力80%まで「約40分」
100%まで「約1時間」
DC入力対応車:12V/24V
フル充電まで「約3.5時間」
ソーラー入力入力最大値:300W
BMSUPS採用
保証期間(公式HP)5年
価格本体価格:税込 51,700円
1Whの価格:172円

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • LEDライト装備
  • 長寿命電池採用
  • 高出力
  • USB出力が業界最高
  • 充電時間が圧倒的に早い
  • スマホアプリ対応
  • UPS機能搭載
  • ファン音が静音に進化
  • 保証が5年
  • サイズはやや大きめ
  • 重量はやや重い
  • 付属品が揃っていない

メリット解説

ALLPOWER R600は、パワーが「600W」まで使用可能と、同じ容量帯でトップクラス


そしてUSB出力においては、ランキング内でトップ性能を誇り、


USB-Aは「高速対応」、USB-Cも「PD100W」でなんと2口ずつあるなんて正直ヤバい!


さらにワイヤレスもあるとか凄すぎる!


充電速度も業界最速タイの

  • 80%まで「約40分」
  • 100%まで「1時間」

という速さで充電され、


その他にもメリット続出!!

メリット
  • LEDライト装備
  • スマホアプリ対応
  • UPS搭載
  • 保証が5年
YaiYu

業界トップ性能のすべてを詰め込んだ正真正銘の高性能ポータブル電源と言えるでしょう!

デメリット解説

ただその分、容量からすると少し大きめのサイズ感。


少し重めの重量「約5.8kg」がデメリットですが、高性能だから仕方ないと考えています。


充電時や出力時のファンの音が大きいもパワーがあるぶん仕方ないのですが、

出力時
充電時
YaiYu

2024年の最新のR600であれば、30〜40dbまで静音になっているので、ご安心を!

キャンプや車中泊などのアウトドア用としての評価

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • LEDライト装備
  • 長寿命電池なので気軽に使える
  • 全てにおいて高性能なので1台あれば多くを満たしてくれる

防災グッズや節電グッズとしての評価

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • LEDライト装備
  • 安全な電池採用なので保管しておくのも安心
  • 5年保証なので防災グッズとして保管しやすい

オフグリッドとしての評価

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 電力の自給自足に使うには容量が小さい
  • ソーラーパネル入力が300Wと容量からすると業界トップ
  • UPS採用は素晴らしい

YaiYuの評価

ALLPOWERSさんやってくれますね!!

今回のR600は、全性能においてこの容量帯のトップクラスを全部、装備しています。


正直、隙がない。

2024年には、唯一の弱点だったファンの音が静かになったので、本当にヤバいポータブル電源になりました。


キャンプや車中泊などのアウトドアでは、男女ともに持ち運びやすく高性能なのでおすすめできるポータブル電源です。

ALLPOWERS
¥31,800 (2024/12/27 09:22:46時点 Amazon調べ-詳細)

No.1 BLUETTI AC60

No.1に輝いたのは、BLUETTIからまたもランクインの、私的には2024年最強のポータブル電源だと考えている「AC60 エーシー60」。

詳細

BLUETTI AC60詳細
サイズ29 x 23.4 x 20.5cm
重量約9.1kg
容量403Wh
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
電池寿命3000回以上(80%)
温度範囲保管温度範囲:-20°C ~ 40°C
動作温度範囲:-20°C ~ 40°C
充電温度範囲:0°C ~ 45°C
AC出力電圧:100V
周波数: 50/60Hz 切替可能
波形:完全正弦波
定格出力:600W(電力リフト時 1200W)
最大瞬間出力:1200W
コンセント口数:2口
USB出力USB-A(5V/3A):2口
ワイヤレス(15W):1口
USB-C(PD100):1口
DC出力シガーソケット(12.6V/10A):1口
AC入力80%まで「約40分」
100%まで「約1時間」
DC入力対応車:12V/24V
100%まで「約5時間」
ソーラー入力入力最大値:220W
BMSUPS採用
保証期間(公式HP)6年
価格本体価格:税込 69,800円
1Whの価格:173円

メリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 業界大手BLUETTI
  • 防水ポータブル電源
  • 電池容量を拡張できる
  • 長寿命電池
  • 付属品が揃っている
  • 600Wの高出力
  • 1200Wまで使用可能
  • ワイヤレス充電
  • 充電速度が業界トップ
  • スマホアプリ対応
  • ファンが超静か
  • UPS機能搭載
  • 保証が6年
  • やや大きい
  • やや重い

メリット解説

No.1に輝いたBLUETTI AC60の最大の特徴は、驚きの「防水ポータブル電源」。


各ポートには必ずゴム性の「蓋」があり、「IP65」という「JIS認証」を得ています。

IP65とは?

IP65とは

  • 粉塵の侵入がない「粉塵最高レベル」
  • あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない「雨には問題ない防水レベル」

を満たした「JIS認証」の規格となります。


そしてBLUETTI AC60は、同じ防水性能を持つ「BLUETTI B80」という拡張ポータブル電源と合体可能。

左:AC60 右:B80


繋げることで容量が「1209Wh」と、1000Wh以上のポータブル電源に大変身が可能。


さらにBLUETTI AC60は600Wまでパワーが出せるだけでなく、


電力リフト」という機能搭載により、


本来使用することができない「1200W必要なケトル」が電圧を下げることによって、


579W」のパワーで使用することができちゃいました!!

YaiYu

これには流石に驚いた!!


充電速度も業界最速タイの

  • 80%まで「40分」
  • 100%まで「1時間」

をしっかりと満たし、


大きなLEDランタン搭載、


ファン音は、No.2の2製品よりも遥かに静かでした。

充電時
出力時


それだけじゃなく他にもメリットが一番多い。

メリット
  • 長寿命電池
  • 付属品が揃っている
  • ワイヤレス充電
  • スマホアプリ対応
  • UPS機能搭載
  • 保証が6年
YaiYu

防水だけでもすごいのに性能もNo.1とか、ちょっとありえないんですけど〜

デメリット解説

ほぼ完璧なBLUETTI AC60もデメリットがあり、サイズが「29 x 23.4 x 20.5cm」と「やや大きい」こと。


重量も「約9.1kg」と、容量から考えると「やや重い」と判断しました。

YaiYu

価格も少し高めの設定なのですが、これ一台で全てを満たす勢いなので抜群におすすめです。

キャンプや車中泊などのアウトドア用としての評価

アウトドア
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 防水ポータブル電源はキャンプに最適
  • ファン音が静かなので車中泊でも安心
  • 長寿命電池なので気軽に使える
  • LEDライト搭載

防災グッズや節電グッズとしての評価

防災・節電
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • 防水なのでベランダに置いても安心
  • LEDライト装備
  • 安全面と6年保証からとりあえず防災グッズとして持っておくのはGood!

オフグリッドとしての評価

電気の自給自足
Better
1
2
3
4
5
Good
ポイント
  • ソーラーパネルが200Wまでなので電気の自給自足は無理がある
  • 拡張バッテリーB80とセットなら評価UP
  • UPS採用は素晴らしい

YaiYuの評価

いよいよ出てきました待望の「防水ポータブル電源」。

今までも存在はしていたのですが、高性能なものは1つもなく、BLUETTIさんほんとありがとう!

YaiYu

忖度なしで、2024年の最高のポータブル電源の1つです!

BLUETTI
¥89,800 (2024/12/26 16:44:28時点 Amazon調べ-詳細)

まとめ

今回、全ブランドのポータブル電源の徹底検証、並びにランキング内のポータブル電源はすべて実際にレビューしました。

なので2024年のポータブル電源のランキングをしっかりとお伝えできていると自信があります!

YaiYu

読者の皆様へは、お気に召したポータブル電源が見つかれば幸いです。


最後に紹介したポータブル電源の商品リンクや、個別レビュー記事を紹介して終わりたいと思います。

ALLPOWERS
¥31,800 (2024/12/27 09:22:46時点 Amazon調べ-詳細)
BLUETTI
¥89,800 (2024/12/26 16:44:28時点 Amazon調べ-詳細)

ポータブル電源大手ブランドと電池容量別の一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2019年から1年間バンライフをした実践者。
その体験をもとに車中泊のノウハウやDIY、ポータブル電源やソーラーパネルをレビューしています。
今後はセミオフグリッドな生活を実現するため現在、奮闘中。

コメント

コメントする

目次